賃貸・部屋探し

賃貸トラブルの実例紹介!本当にあった実話10選!

投稿日:2016年9月4日 更新日:

他業種から賃貸の営業に転職して1か月も過ぎたころには「なんてトラブルが多い業界なんだろう」と思ったものです。

賃貸トラブルも、第3者の目線で言えば、入居者が悪い場合もあれば、不動産会社や管理会社が悪いケースも色々です。

正直、自分の会社ですら「これ大丈夫なの?」と思うこともありますが、不動産業界の体質なのでしょう。

どちらにしろ、こういったトラブルには巻き込まれない方が良いですし、どういったトラブルが賃貸は多いのか?またイレギュラーなトラブルも含めて、私が直面した賃貸トラブルの実話を厳選して10選ご紹介します。

 

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「内見を行わない」ことで起こった入居後のトラブル

部屋探しで来店されて、「時間が無いから急いで部屋を決めたい」という方も、1か月で何人かみえます。

そういう人に内見を勧めると「見ないでも大丈夫だから!」と、調子の良いことをおっしゃります。

しかし、そういう方でも、内見は入居前に必ず行ってもらわないと”トラブルの元”です。

今回は、新入社員が「内見を行わなかった」時の話です。

新入社員が担当したお客さんも、「家賃が安ければ古くてもいいから!」「部屋は見ないでも大丈夫!」と言っていました。

その物件は、結構古いので「絶対に内見してもらった方が良い」と話たのですが、お客さんは「まあいい、まあいい」の一点張りです。

結果、一度も内見をせずに鍵渡しも完了しました。

しかし、それから1か月後に、そのお客さんが怒鳴り込んできました。

「あんなボロボロの部屋に金なんか出せん!」とのことで、管理会社に部屋の修繕を依頼したそうですが、管理会社の対応が悪く、仲介をした新入社員に話をしに来ました。

結局、新入社員が管理会社との間に入り、今後の対応など打ち合わせていました。

管理会社の対応が悪いというのもありますが、これはそもそも「内見を行っていれば起こらなかったトラブル」です。

部屋を決める入居者さんも、横着をせずに必ず「契約前に」部屋を確認するようにすることをお勧めします。

契約前であれば、キャンセルも可能ですから。

 

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間取り図と実際の物件が違う!契約後の対応は?

これも新入社員が担当した案件で、ネットに掲載していた他社管理物件を見て来店されたお客さんです。

その方は、子供の学区の関係で場所は限られており、唯一希望の条件に合う物件は、退去前の物件でした。

そのため内見することも出来なかったのですが、学区で唯一の物件なので、取り急ぎ他の人にとられてしまわないうちに契約を済ませました。

その後、退去後のリフォームに入ったとのことで、お客さんを連れて、物件を見に行くと、ネットに掲載されていた間取り図と実物が違います。

壁が無いところに壁があるのです。

お客さんは壁が無いと思って、エアコンも大型のものを購入されたりしていたので、当然クレームを付けます。

この件を管理会社に伝えると、「間取り図よりも実物が優先されるのは不動産業界の常識でしょう!」と、逆に言われる始末。

一般常識で言えば、間違った間取り図を掲載していた方に落ち度があると思いますが、不動産業界では、一般常識は通じないようです。

結局、また担当した営業が間に入ったりして、管理会社が謝罪する形で落ち着きました。

部屋を借りる入居者さんにお伝えしたいのは、まずほとんどの会社で、間取り図は1部屋ずつ作成しているのではなく、使いまわしているので、角部屋と中部屋、左右対称、階数違いなど、結構間違っていることがあります。

「間取り図が間違っていることはよくある」と、不動産屋はわかっているので「現状有姿が優先」と間取り図に記載している不動産屋も多いです。

もし、実際に部屋を見れない場合、間取り図だけを信じずに、物件写真などで出来る限り間取り図と照らし合わせながら確認することをお勧めします。

グーグルで「地名+物件名」で検索すると、今までに写真が公開されていた物件だと結構ヒットしますから、一度お試し下さい!

 

申込書を彼女の名義で彼氏が記入!この申込みは有効なのか?

彼氏と彼女の2人で同棲を考えて部屋を探しに来店したお客さんの話です。

当初、名義は彼氏で部屋を借りるという話でしたが、彼氏が審査に落ちてしまいました。

その後、彼氏だけで来店されて、彼女だったら申込み審査も問題無いと営業マンに勧められて、彼女の名前を彼氏が記入して申込みをかけました。

営業マンは彼氏が彼女に許可を取ったものだと思い込んでいたようですが、彼女は自分の名前で申込みされたことを知らずに、確認の電話などが入り、彼女はビックリしてトラブルに発展!

当然、本人の許可もなく申し込まれた契約は無効です。

「とりあえず申込みを上げろ!」という不動産会社が多いので、営業マンも焦ったのでしょう。

彼氏が勝手に書いたとはいえ、申し込みを受け付けた営業マンも迂闊でした。

 

入居一か月で隣人トラブル!警察が介入するまでに発展!

賃貸物件のトラブルで隣人との問題は、結構多いです。

入居前に隣人がどういった人が住んでいるかは、仲介してくれる営業マンに聞いてもわからないので、なかなか避けにくいトラブルだと言えます。

特に問題になるのは「音」です。

「新しく入居した人がうるさい!」というクレームから始まり、入居した方は「静かに生活している」と言い、まず第3者の管理会社が立ち会いになります。

ひどい場合は、入居者同士でケンカになり、警察が介入するという話も珍しくありません。

入居前に確認は難しいですが、仲介会社の営業マンに管理会社に「今まで入居者トラブルなど頻繁に起こっていないか?」など、問い合わせてもらうと良いかもしれませんね。

 

エアコンの室外機を許可なく共用部分に設置!入居者と大家が大ケンカ!

大東建託やダイワリビングなどの賃貸アパート建築している大手会社の物件の場合は心配ありませんが、個人オーナーの場合、室外機の設置位置など考えられていない物件もよくあります。

室外機を設置するスペースが無いからといって、共用部分にあたる廊下などに、大家の許可なく設置する入居者もいますが、これはトラブルの原因です。

共用部分は、入居者全員が利用する部分であって、部屋の前だからと言って、自由に使ってよいスペースではありません。

この場合は、室外機を置くスペースが無くても、悪いのは入居者となります。

共用部分にタイヤなど置いているケースもありますが、同様に共用部分に置いてある物を撤去するように言われたら、速やかに従わないと強制退去にも繋がるので気を付けましょう!

 

入居者と連絡が取れない!家族から部屋を開けてと依頼されても…。

これは私が管理課にいた時の話ですが、入居者の家族という方から「入居者と連絡が取れないから部屋を開けて欲しい!」と会社に電話がありました。

いくら電話で「私は家族だ!」と言われても、勝手に部屋を開ける権利は私たちにありません。

また、本当に家族かもわかりませんし、変な業者だったり違う人だったら大変です。

そのため「警察の依頼でもない限り勝手に部屋は開けられない」ことを伝えました。

そしたら折り返し警察から「部屋を開けて中を確認したい」と連絡がありました。

これは、もう完全にヤバいです。

仮に自殺であれば事故物件です。大島てるに掲載されます。

※大島てる…事故物件の情報を掲載しているサイト

警察と家族の方が立ち会いのもとで、部屋の鍵を開けると中で入居者の方が倒れていました。

最悪の事態を想定しましたが、命に別状はありませんでした。

 

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賃貸物件がゴミ屋敷に!損害請求など大変なやりとりに!

たまにゴミ屋敷になっている家をテレビで見ますが、賃貸でもゴミ屋敷にする人はいます。

足の踏み場もないくらいゴミが部屋を埋め尽くして、寝る場所もありません。

入居者はどこで寝ていたかというと、車で寝ていました。

家賃を払って部屋を借りて、車で寝るなんておかしい話ですが実話です。

結局、大家さんも交えて、ゴミの処分費や部屋のリフォーム代などを、入居者から請求することになりましたが、とても費用を支払えるような状態ではありませんでした。

では、どこに請求するかというと「連帯保証人」です。

部屋を借りる際の連帯保証人は、入居者が家賃を滞納した場合だけではなく、このような損害賠償を請求することもあります。

賃貸の連帯保証人だと気軽に考えていたら、まさかの損害賠償請求で、この時は100万円を超える費用が請求されました。

入居者の方も、連帯保証人になってもらった人に迷惑をかけないように生活しないといけませんよね。

 

申込金を支払ったが契約をキャンセルしたい!申込金は戻ってくる?

賃貸トラブルで最も多いのは「契約時」のトラブルです。

知恵袋を見ていると、「お金を支払っているけど、契約をキャンセルしたい」という内容も多いです。

支払ったお金の内容にもよりますが、ポイントは「重要事項説明を受けているのか?」という点です。

重要事項説明とは、「対象物件」と「取引条件」に関する事項説明です。

「こういう物件で、こういう契約ですが、問題ありませんね?」という説明を受けて、確認のサインを行ってしまうと、支払ったお金(申込金)は返金されません。

詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

賃貸契約をキャンセルしたい!申込金は全額戻ってくるの?

不動産会社の中には、キャンセル防止のために、部屋を内見した直後に重要事項説明を行い家賃の1か月分を預かる会社もあります。

本当に気に入った部屋であれば良いのですが、少し悩むような場合は、慌てて書類にサインをしないようにしましょう。

 

残置物のエアコンが故障!撤去費用は入居者負担?

物件を貸してくれる管理会社には信じられない所もあります。

最近の賃貸物件は、エアコンが設置されている部屋が多いです。

私が紹介した物件もエアコンが設置されており、入居者もエアコン付が条件でしたので、部屋も気に入って頂き、契約を頂きました。

ただ、その部屋のエアコンは、前の入居者が置いていったもの(残置物)でしたので、「故障しても大家さんが修理負担はしませんよ」という特約が付いていました。

その後、鍵渡しが完了して、ひと段落と思っていたら、入居者さんから怒りの電話が入りました!

なんのことかと思ったら、設置しているエアコンが「すでに壊れている」とのことで、それを管理会社に連絡したら「壊れていた場合の修理費、撤去費用は入居者負担という特約が付いている」と言われたとのことです。

何か月か使用して壊れたのなら話は分かりますが、さすがに「初めから壊れているエアコン」で修理費負担はひどい話です。

結局、先方の管理会社の偉い方にも話をして、大家さんの負担で新しいエアコンを設置するということで話は収まりました。

エアコンに限らず洗濯機などの「残置物」は、動かそうと思ったら動かなかったというケース多いです。

前の入居者も調子が悪いので置いて行ってしまった可能性もありますし、また作動確認しようと思っても、電気が通っていなかったりして、動かせない(確認できない)ので、次の入居者さんが使おうと思って初めて現状がわかるのだと思います。

残置物に関しては、問題なく動くのかとか、初めから故障していた場合はどうなるのかなどは契約前に確認しておいた方が良いですね。

 

退去請求が30万円超え!直談判に入居者が怒りの来店!

私が以前勤めていた不動産会社の管理課も、なかなか退去費用をぼったくる会社でした。

入居年数が10数年というクロスの張替えに数万円という経年劣化を無視した請求を行います。

退去費用が、総額30万円を超えることなんて当たり前です。

ガイドラインなど知らない入居者さんは「10何年も住んでいるから仕方がない」と意気消沈して帰るのですが、ひどい話です。

※ガイドラインって何のこと?という方は、以下の記事を読んでください!

賃貸を退去する時の注意点!敷金トラブルを防ぐ4つのポイント!

とはいえ、なかには退去費用が高いことを知人に教えて貰ったり、ネットで調べたりして、怒って来店する方も見えます。

そうなると管理課も無駄な抵抗はせず、退去費用の修正に応じます。

全ての不動産屋が悪い会社ばかりではありませんが、悪いところが多いのも事実です。

退去時の敷金計算は、契約時のトラブルと合わせると、賃貸トラブルの過半数を占めます。

 

310-21jyuutaku

引用東京都都市整備局

賃貸の退去時は、契約時と合わせて、出来るだけ勉強しておきたいですね。

 

最後に

如何でしたでしょうか?

賃貸のトラブルも大小様々ですが、いろいろなケースがあります。

ただ賃貸の営業を行っていると、面白いのは色々な人を垣間見ることです。

離婚して明日にでも家を出ないといけない人、会社の重役だけど賃貸のこと全然知らない人、うつ病でリストカットの痕がある人、外国籍の人、若いカップル、などなど色々です。

また部屋を借りたい理由も、それぞれ違うので、興味を持って接客すると本当に面白いと思います。

但し、トラブルもすごく多いですけどね(笑)

というわけで、今回は賃貸トラブルとして実話10選をお届けしました!

 

 

 

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