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住宅ローンは50歳でいくら借りられる?無理だと諦める前に!

投稿日:2017年6月11日 更新日:

個人にとってかなり高額な現金を借りる住宅ローン。

月々の返済にも限度があるので、どうしても返済期間が長くなってしまいます。

そのため、住宅ローンを組む方のほとんどが「35年ローン」を組みます。

しかし「気が付けば自分は50歳。今から住宅ローンを組んでも完済が80歳を超えるじゃないか…」と、住宅ローンを組めるのか心配なアラフィフも大勢いらっしゃいます。

住宅ローンに限った話ではありませんが、融資は利用条件として年齢の下限と上限が決められています。下限は20歳以下の返済能力がない未成年に貸し付けないと決めていることが多いのですが、上限は70歳~80歳と設定されていることが多いです。

例えば、フラット35では「年齢の上限が70歳」また借入期間の上限として 35年の規定と「満80歳で完済する事」という規定が存在します。

住宅ローンの完済年齢の上限としては最も高いでしょう。

 

ですから、仮に最長のフラット35でも、50歳になってからローンを組もうとすると「80歳までのローン期間となるので30年のプランしか選ぶことができない」ということになります。

もちろん、これは完済が80歳の場合ですから、年齢制限が75歳であれば25年とさらに返済期間は短くなってしまいます。

当然借りれる年数が短くなれば「借入金額」や「月々の返済金額」から家を買うこと自体が困難になってきます。

簡単に試算してみましょう。

 

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住宅ローンを50歳から借りるといくら借りられるの?

まずは、毎月10万円を住宅ローンの返済にするとして「35年」と「25年」で比較してみましょう。

楽天銀行の住宅ローンシミュレーションをお借りします。

こちらは「35年ローン」で毎月10万円を返済に充てる計算をした場合、3,490万円借りることが出来ます。

 

参照元楽天銀行 ローンシミュレーション

次に「25年ローン」の場合は、毎月10万円の返済でも2,624万円です。

つまりローンの返済期間が10年短いと、借入金額に約800万円の差が出る計算になります。

そうなってくると「家の購入資金として足りない」というケースも出てくることもあるでしょうから、やはり住宅ローンは長い期間で借りるというのは大きなポイントになってきますね。

 

50歳でも「35年ローン」を組む方法は?

50歳以上の方が単身契約で35年ローンを組む方法はありません。

しかし、特定の条件を満たした自分の息子などが、その後ご返済を続けるという条件の上で「70歳以上での借り入れ」や「完済時の本人の年齢が80歳を越える」プランを組むことができます。

これを「親子リレーローン」と呼びます。

名前から想像できると思いますが、仮に住宅ローンを35年契約した場合、父親が50歳から80歳までローンの返済を行い、残りの年数を息子が支払うというリレー方式で住宅ローンの支払いを行うことが出来るプランです。

 

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親子リレーローンのメリット

親子リレーローンの条件は商品や会社によって微妙に違うのですが、ここではフラット35を基準に解説していきましょう。

フラット35では3つの条件を満たした後継者と一緒にローンを組むことで、

  1. 70歳以上でも借り入れができる
  2. 後継者の年齢を基準にローンが組める

という2つのメリットが生まれます。

1はわかりやすいのですが、2については以下の例の通りとなっています。

例えば親が60歳、子息が30歳の場合、親子リレーローンをつかなければ20年のローンしか組めません。

親子リレーローンを使えば、息子の30歳を基準にローンを組めるので35年の上限いっぱいまで組むことができるという訳です。

 

利用する条件について

これも会社によって正確には違うのですが、フラット35では後継者の条件は以下の三つとなっています。

 

1.お申込みご本人の子・孫等(お申込みご本人の直系卑属)またはその配偶者で定期的収入のある事

続柄として息子や孫など直径、なおかつ卑属(自分より後の世代)とその家族であることが第一の条件です。

ですから「自分が死んだ後は妻が返済する」と言ったプランは組み立てることができません。

ただし配偶者の家族であれば対象となれるので「娘婿が後継者となる」という事は血のつながりはありませんが可能となります。

 

2.お申込時の年齢が満70歳未満の方

後継者の年齢が70歳以下であることが条件です。

当然ながら70歳以上ではリレーローンでの延長が受けられないので行えません。

 

3.連帯債務者になる方(1名のみとなります。)

聞きなれない言葉で「連帯保証人」とよく勘違いする人が多いのですが、「債務者(メインの申込人)と一緒の権利と責任を負う」人間の事です。

借りた額が二倍になるという訳ではありませんので、「二人の名義でお金を借りる事」位の理解でいいでしょう。

因みに連帯保証人は「債務者の保証人となる」という意味で、債務者が滞納や破産した場合代わりに支払うことになります。

債務者が返済できるのであれば特に問題はありません。

勿論ですが、その他に申し込みを行う当人がフラット35の諸々の規定をクリアし審査に受かることも条件として付属します。

 

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親子リレーローンのデメリット

親子リレーローンにもデメリットはあります。

とく親御さんは気が引けるかもしれませんが、負担はお子さんに掛かります。

 

新しい住宅ローンは組めない

親子リレーローンの場合、息子が家を出て新しく新築を建てようと思っても「親子リレーローンが残っている間」は新しい住宅ローンは組めません。

そのため2世帯住宅などで親とこれから先も同居するのが決まっているのであれば問題ありませんが、そうでなければ息子家族は賃貸暮らしになるということもあるので、きちんと考える必要があります。

 

団体信用生命保険の加入は1人

団体信用生命保険の加入は基本1人となります。

また基本的に「子供が加入」する契約の場合が多いです。

親が単身で住宅ローンを組んでおり団体信用生命保険に加入していれば、親が亡くなった際や高度障害になってしまった場合に住宅ローンの支払いも無くなりますが、親子リレーローンで「団体信用生命保険は子供が加入」という条件の場合は、親が亡くなっても住宅ローンの支払いは残ります。

 


 

また、その他に土地家屋の相続で子供兄弟で揉めるという意見もありますが、住宅ローンを払っている当事者が土地家屋を引き継ぐのは当然だと思うので、これは親子リレーローンのデメリットとしては考えないようにします。

 

子供に負担を背負わせたくないなら

親子リレーローンなら住宅ローンを長期で借りることも出来るけど「子供に負担を掛けたくないな」と思う親御さんも多いでしょう。

しかし、単身で50歳から住宅ローンを申し込むのも難しい。

だったら「繰り上げ返済」でお子さんの負担を軽くすればいいのです。

 

年齢も50歳になってくるとお子さんも社会に出る年齢になっているご家庭も多いと思います。

であれば、これから自分で使えるお金もこれからが増える時期ですし、また退職金を住宅ローンの返済に充てればお子さんの返済金額(もしくは期間)をグッと減らすことが可能です。

つまり、子供に負担を掛けたくないからと「諦める」のではく、負担を掛けさせないために「頑張る」という選択があってもいいと思いませんか?

 

おわりに

いかがでしたか?

住宅ローンの審査については、正直言えば「完済時の年齢」というのは銀行サイドもかなり気にするポイントです。

ですから、遅くても75歳までに完済できる年齢の30歳台がベストなのかもしれません。

しかし、過ぎてしまったものは仕方がありませんよね。

前向きに50歳から住宅ローンを借りるプランを検討して、出来るのであれば思い切って借りる。

そして、あとは頑張って返済しましょう。

まだまだ50歳は働き盛りですものね!

最後に、住宅ローンを契約したら「住宅ローン控除」は忘れずに行ってください!

少しお金が戻ってきますよ!

住宅ローン控除とは?わかりやすく全体像が把握できます!

 

 

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