設計・リフォーム

2階にお風呂も悪くない!でも後悔しないために知っておきたいこと

投稿日:2017年10月15日 更新日:

あなたは「お風呂は1階じゃないと設置できない」と思ってはいませんか?

普段は私は賃貸営業をしているのですが、先日下調べをしていたらメゾネットタイプで「2階にお風呂」の物件があったんです。

注文住宅なんかだと2階にお風呂を設置される方もチラホラみえますが、賃貸物件で見たのは私は初めてでした(住んでいる所が田舎だからかもしれませんが)

2階にお風呂があるメリットは、

  • 1階のスペース(リビングなど)を広く出来る
  • 窓を開けてお風呂に入っても覗かれる心配がない
  • 洗濯物が楽(洗って干すまで2階で全て完結する)

などが考えられます。

それに窓を開けながら湯船にゆっくり浸かっていると、ちょっと贅沢な気分になりそうですよね。

しかし、逆に2階にお風呂があったら「水漏れなどのトラブルはどうなるんだろう?」と不安がよぎる一面もあります。

 

2階にお風呂があるのは大きなメリットですが、不安な部分が残ってはお客様に安心してご紹介できません。

勉強家?の私はウチの会社で一緒に働いている一級建築士にいろいろ聞いてみました。

これから2階にお風呂を設置したいと考えている方は必見ですよ!

 

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2階のお風呂で失敗しないために注意すべきこと!

2階にお風呂を設置するのに私は「水漏れが心配」というのが一番はじめに思いつきました。

でも、じつは最近のお風呂はユニット化されており、防水については1階でも2階でも変わらないそうなんです。

というのも、ユニットバスでの水漏れはほとんど配管からなので、タイル張りなどの在来工法のお風呂でない限り浴室からの水漏れは心配しなくて良いとのこと。

しかし、別の注意点がいくつかあるので一緒にみていきましょう!

 

2階のお風呂は「耐震性」に注意!

2階にお風呂を設置できるのに、今でもお風呂は1階に設置されている家の方が件数で言えば圧倒的に多いです。

では「なぜ1階に多いのか?」というと、一級建築士さん曰く「耐震性」を考えてとのこと。

お風呂の湯船に入ったお湯が重しになるので、昔の木造注文住宅だとかなり影響があったそうです。

 

少し話が変わりますが、昔は屋根の上でお湯を沸かせる「太陽光温水器」というのが流行った時期がありました。

太陽光温水器は太陽の熱でお湯を沸かすのですが、重さが沸かす水も含めて300kgくらい(それこそ湯船のお湯を張ったくらいの重さ)あり、「家によっては押入れが開かなくなった」などのトラブルもよく聞きました。

そう考えると2階にお風呂が少ないのも納得です。

 

とはいえ、最近の住宅は法律の変更に伴い耐震性が優れてきており、2階にお風呂があってもほとんど問題が無いレベルと言われています。

ですが、2階にお風呂の設置を検討するなら「耐震性は確認したいポイント」というのは変わりはないようです。

 

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1階に手洗い場を作ることを忘れずに!

通常、お風呂と一緒に作るのが「洗面台」や「洗濯機置場」も含めた「脱衣所」です。

それを一緒に2階に設置するなら帰ってからの手洗いなど、わざわざ2階に行かないと出来ないことになります。

そのため「2階とは別に1階に手洗い場などを作る」ことを忘れないようにしましょう。

 

また、子供が部活などで泥だらけに帰ってきてお風呂場に直行というような時のためにも「出来れば外の洗い場も欲しい」ところです。

2階のお風呂関係なく、そういった外に洗い場があるとアウトドア用品などの片づけなども簡単で個人的には普通に欲しいですけどね。

 

パイプスペースを作る必要がある

2階にお風呂を作る場合は「配管を通すためのパイプスペース」を作る必要があります。

賃貸マンションでは「PS」という表記で外か部屋のどこかに配管を通すスペースが確保されていますが、まさにそれのことです。

パイプスペースは家の中に作ることもできますし、外に作ることもできます。

家の中のスペースが勿体ないと思う方は外に、外観が気になるという方は家の中に作ります。

 

水圧が弱くなるんじゃないか?

ネットの意見を見ていると「2階風呂は水圧が弱くなる」という意見もみかけます。

そういった内容を見ると「どうもエコキュートが多い」ようです。

ですが、現在は高圧式(170kPa)からパワフル高圧(300kPa)が主流に切り替わってきていますし、対応方法も色々あります。

(画像をクリックするとアマゾンに移動します)

 

とはいえ、配管の距離など設置条件で適当に言えない部分もあるので、こちらも業者さんに確認したいポイントです。

最終的に、賃貸マンションなど給湯器にガスを利用している場合に水圧が弱いという問題は生じませんから(設置位置もなんとでもなる)解決できないことはありません。

 


 

あと2階にお風呂を設置するのに言われがちなのは「老後や怪我をした時が心配」ということ。

確かに足腰が弱くなったり怪我をした時は1階にお風呂があった方が利便性は良いでしょう。

しかし、そういった心配ばかり考えていては思い切った間取りは出来ないのも事実です。

 

先述したように、2階にお風呂を設置すれば

  • 1階のスペース(リビングなど)を広く出来る
  • 窓を開けてお風呂に入っても覗かれる心配がない
  • 洗濯物が楽(洗って干すまで2階で全て完結する)

などのメリットもあるので、そういった前向きな考えも大切です。

 

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おわりに

いかがでしたか?

2階にお風呂を設置する上で、注意したいポイントを解説してきました。

私の個人的な感想として「とくに注意したいのは防水よりも耐震性」というのは意外でした。

でも、昔おじいちゃんに「本棚や金庫とか重いものは2階に置いちゃいかん!」と言われたことがあるのですが、それって耐震性を考えてのことだったんだと改めて思い出しました。

ウチのじーちゃん物知りだったんですね。

 

また、2階のお風呂に限ったことではありませんが注文住宅などでも、あとで後悔しやすいのは「使い勝手」の部分です。

手洗い場が2階まで上がるのも面倒ですし、1階のキッチンで手洗いうがいを行うのも違う気がしますので是非欲しいところ。

しかし、こういったデメリットはあるものの「2階で窓を開けながら開放的な雰囲気でお風呂に入れる」のは気分が良いでしょうね。

こういったことは思い切りこそ大切だと思います。

以上「2階にお風呂は悪くない!でも後悔しないために知っておきたいこと」でした。

 

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