賃貸・部屋探し

賃貸の敷金・礼金とは?じつはオカシイ敷金・礼金の使い道とは?

投稿日:2016年1月24日 更新日:

賃貸で部屋探しをしていると、敷金礼金ゼロという物件も増えてきました。

しかし、今でも「敷金・礼金1ヶ月」という物件もあります。

  • 敷金…退去時の補修費に充てられる預け金。
  • 礼金…大家さんのお礼。

と、されていましたが、今ではどうなのでしょうか?

賃貸営業マンだった私が、敷金礼金の使い道について、業界の裏話を話したいと思います。

 

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敷金とは何なのか?

敷金については、今も預け金として退去時の修繕費などに充てられています。

しかし、敷金というか退去時のトラブルは今も昔も変わらず起こっていまして、その原因については「変わらない業界の体質」にあると思います。

退去トラブルの多くは、「退去時にビックリするような請求をされる」ことではないでしょうか?

具体的な金額を言うと、一般的な2LDKサイズの物件の退去費用で25万円や30万円。

結論から言いますと、ガイドラインに乗っ取れば、「退去費用は、敷金1ヶ月で収まる」ことがほとんどです。

賃貸を退去する際の注意点の記事

ガイドライン自体は法律で定められたものではありませんが、退去時のトラブルが多いことから基準として定められたものです。

ようするに管理会社が「わからないからといって好き勝手に入居者に退去費用を請求してきた結果」作られた基準がガイドラインです。

そういった基準が出来たにも関わらず、「変わらない業界の体質」が、今なお残っています。

何を隠そう、私が以前勤めていた会社の管理部がまさにそうでした。

退去費用の目安は家賃の1ヶ月分と考えて、それ以上の請求があるようでしたら一度

国民生活センター などに相談してみると良いでしょう。

 

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本当は「礼金」とは何なのか?

礼金は、以前は「大家さんに対するお礼」とされてきました。

もちろん今もそういう物件は少なからずありますが、多くは大家さんに対するものでは無く「仲介業者(不動産屋)に対する礼金」に変わりつつあります。

仲介業者は、宅建業法という法律に準じて営業を行わなければいけません。

その法律の中に、賃貸では「仲介手数料は家賃1カ月分×消費税が、借主貸主からもらう手数料の上限とする」という決まりがあります。

例えば、入居者が初期費用で仲介手数料1ヶ月を支払っていた場合、仲介業者は貸主(大家さん)から手数料は貰ってはいけないのが法律で定められたルールです。

しかし、以前の不動産業界は「仲介手数料で無ければ大家さんから貰ってもいいんでしょ?じゃあ大家さんから広告費で貰おう!」とADと称して請求していました。

つまり入居者である借主からは、法律で定められたMAXの家賃1ヶ月を貰って、大家さんからは名称を変えて、さらに手数料を貰っていたわけです。

その結果、当時仲介業者最大手の「ミニミニ」が見せしめに、大家さんからも手数料を貰うなら入居者から1ヶ月貰ったらダメだと指導されて、仲介手数料50%が始めったんですね。

その結果、入居者の方にとって支払う手数料が安くなったのは喜ばしいことですが、大家さんからの手数料は、今も名を変えて慣例として残っています。

大家さんの立場で考えると、部屋を紹介してもらう度に、家賃の1ヶ月を仲介業者に支払うというのも大変ですよね。

借りてくれた入居者が長く住んでくれなければ、仲介業者に支払う手数料や退去時のリフォーム・クリーニングなど、何のために大家業を営んでいるかわかりません。

では、どうするかと大家さんが考えた結果「仲介業者に支払う手数料は礼金で入居者から貰おう」ということです。

つまり(全部の物件とは言いませんが)、今なお敷金では無く”礼金1ヶ月”を請求している物件の入居者が支払う礼金は、仲介業者に渡っているケースが多い。

ということは、「入居者が仲介手数料を1ヶ月支払い、さらに礼金で1ヶ月仲介業者に大家さんの手数料を支払っている」ということが生じているのです。

部屋を借りる入居者の立場として、これってどう思いますか?

 

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おわりに

私は個人的に「仲介業者っている?」と、思っています。

むしろ借主(入居者)から法律の限度いっぱいのお金をとって、さらに名称を変えて貸主(大家さん)からも取る。

退去の時もしかりで、内容がよくわからないからと言って入居者から一般的な相場以上の請求をして、大家さんに部屋のリフォームを勧める時も工事会社の間に入って中間マージンを獲りますからね。

土地神話のバブル期から、今度は賃貸バブルという時期があり、今に至っても、まだ当時の名残が残っているのが現実です。

不動産屋は「お金に強欲」というイメージがあるかもしれませんが、そのイメージは正しいと私は思います。

最後に、今はインターネットで色々な情報を得られる時代ですが、素人の体験談のようなメチャクチャな内容の情報が多いのも事実です。

是非、賃貸の部屋探しで困った時は、このブログの サイトマップ を参照に、正しい必要な情報を身につけて事に臨んで頂きたいと思います。

このブログがお部屋探しの役に立てば幸いです。

 

 

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