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床暖房のデメリットは?ガスや電気など種類でも比較検討してみたよ

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こんにちは!おやつです!

突然ですが、あなたがこれからお家を建てるとしたら床暖房はあった方が良いと思いますか?

床暖房は私のような冷え症の人には本当にありがたいくらい足の裏が温まりますし、また「エアコンのように空気が乾燥することもない」のも大きなメリットの1つです。

「これから家を建てるぞ!」というお客様にとって憧れの設備と言える床暖房。

しかし、実際に床暖房を付けているお客様の中には「もう使ってないよ。付けなくても良かったかな…」という方も正直みえます。

床暖房は導入費が高いだけに後で後悔すると「床暖房のお金を別に使えばよかった」とガッカリの度合いも激しいです。

そこで今回は床暖房の特性を知り、デメリットについてもしっかりと考えて「床暖房導入の参考になるように」解説していきたいと思います!

 

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床暖房のデメリットについて

まず床暖房にも以下の種類があります。

  • 電気ヒーター式
  • 電気温水式
  • ガス温水式
  • ハイブリッド(温水)
  • 灯油(温水)

暖める燃料について使い勝手や光熱費などのデメリットは変わってきますが、それは記事の後半で解説します。

まずは「床暖房のデメリット」についてみていきましょう!

 

1.温まるのに時間が掛かる!

床暖房は床に接してこそ温かみを感じますが、温まるのに少し時間が掛かります。

さらに部屋全体が温まるまでとなると、やはりエアコンやガスファンヒーターに比べれば時間が掛かります

「出勤前の朝なんかだと温まる頃には仕事に行かなければ…」ということになるかもしれません。

ですが、床暖房も多くの機種でタイマーが付いているので朝起きる1時間くらい前にセットしておけば「朝起きた瞬間から暖かい」状態にすることは出来るでしょう。

ただ、そうなってくると気になるのが次のデメリットではあるんですけどね(苦笑)

 

2.光熱費が高い!

床暖房はとても快適ですが、必要な部分だけを温めることはできません。

燃料は電気やガスなど種類はありますが、エアコンなどの他の暖房設備と比べれば、どうしても光熱費はかかります。

しかも、床暖房と言えば「消し忘れ」が定番中の定番!

うっかり点けっぱなしで旅行にでも行ってしまったら光熱費は「おったまげー」になります。

そのため床暖房を導入する場合は「必ずオフタイマー機能のある」仕様にするようにしましょう。

 

3.低温やけどが心配!

床暖房は「赤ちゃんが寝ている時なんかの低温やけどが心配」という声もよく聞きます。

低温やけどは「44度で6時間以上」接触しているとなると言われており、温水式床暖房では42度以上は温度が上がらないようになっているのもあるので一概に「床暖房=低温やけど」ということはありません。

とはいえ「赤ちゃんの柔肌だったらどうなの?」と言われると私も心配なので、そういう場合はラグなどを敷くようにしましょう。

そうすることで接触する熱源から距離も取れますし、インテリアにも寄与出来ます。

 

4.床の仕上げに制約あり!

床暖房は床から熱を発生させるので、室内空間の床材に制約があります。

フローリングや石など天然素材ならほとんど問題ありませんが、クッションフロアやビニル床タイルの中には床暖房には使えないものもあります。

熱によって床材と床面との接着部分が浮き上がってしまうなどの影響があるからです。

とは言っても「床材のカタログには床暖房に使えるか否かはきちんと明記されています」ので事前に確認可能ですし、よほどデザインにこだわりがなければ床暖房に対応する床材を選定すれば問題ありません。

 

5.導入コストが高い!

床暖房と聞けば「ぽかぽか」の印象ですが、同時に導入時に「お金がかかる」印象もあることでしょう。

これはまさにその通りでして、初期投資も通常の床の上にさらにもう1つ床を設け、その間に床暖房システムを入れるわけですから、床材が二重に必要になるのでコストがかかります。

また床暖房はメンテナンスも必要で、とくに「温水式」は故障の際は大変です。

電気ヒーター式なら故障部分の交換で済みますが、温水式はかなり広範囲の修理が必要になってしまう場合もあります。

 

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床暖房(ガスや電気など)の種類別で比較検討してみよう!

では、ここからが「床暖房の種類別」で比較検討していきましょう。

まずは各種類の特徴を解説します。

 

電気ヒーター式

電気ヒーター式も「熱線式」「カーボン式」「PTC式」などありますが、基本的には熱線に電気を通して発熱するタイプです。

特徴としては、給湯器などの設置が必要ないので床暖房単体で考えた場合の導入費用は安く済みます。

ただ光熱費は割高なので、リビングなどの広い範囲の使用よりもキッチン部分だけとか1部屋で利用するのが一般的です。

 

電気温水式

電気温水器で沸かしたお湯で床を温めるタイプです。

電気温水器と言えば「エコキュート」で夜間電力で電気代が割安な時にお湯を沸かしておくわけですが、お湯の量も制限があるので使用面積などに制限が出てきます。

 

ガス温水式

ガス給湯器でお湯を沸かして床を温めます。

給湯器1台で家のお湯を賄えるタイプもありますが、床暖房専用の給湯器を設置することも出来ます。

また「エコウィル(ガス発電)」を利用した床暖房もあり、こちらは発電した電気を売電することも出来ます。

 

ハイブリッド式

  • 大気の熱をくみ上げて利用する「ヒートポンプ」
  • 排熱を効率よく利用する「エコジョーズ」

を組み合わせたハイブリッド式の床暖房もあります。

他にも「太陽熱」+「エコジョーズ」というタイプも光熱費を節約するハイブリッドで人気です。

 

灯油式

床暖房専用の灯油ボイラーを設置するタイプ。

タンクに給油をしなければいけないのが手間(ガソリンスタンドで配達してくれる店もある)ですが、灯油はランニングコストが安く大規模な面積にも対応できるというメリットがあります。

各床暖房のコストを比較!

では、上記の床暖房を「導入費用」「光熱費(ランニング)」の面で比較していきましょう。

導入費用(高い順) 光熱費(高い順)
ハイブリッド式 電気ヒーター式
電気温水式 ガス温水式
電気ヒーター式 灯油式
灯油式 電気温水式
ガス温水式 ハイブリッド式

具体的な金額は設置する面積などで変わりますが、一般的には導入費用では「ハイブリッド式」が一番高くなります。

その次が「電気温水式」ですが、これは給湯設備が他のガス給湯器などに比べて高いのが原因です。

ただ、その分光熱費が安いのも特徴ですね。

 

また「ガス温水式」は、導入費用の安さが良いです。

導入費用の高いハイブリッド式と比べると6割くらいの費用で設置できるのではないでしょうか?

その差額を光熱費で賄えるかどうかは床暖房を使用する頻度や面積などを考えて計算したいところです。

 

床暖房のメンテナンスは必要なの?

そして床暖房で気になるのはメンテナンスについて。

床暖房の寿命は約30年と言われてますが、温水式の場合は内部の不凍液を10年で交換することを推奨されており、不凍液の交換は5万円から業者によっては10万円超えもありますから結構お値段はします。

そんな不凍液の交換について少し話を。

 

床暖房の不凍液の交換って必要だろうか?

まず大前提としてメーカーが推奨しているので不凍液の交換は行った方がよいとは思うので、ここからは自己判断でお願いしたいのですが…、正直私は「不凍液の交換って無しでもいいんじゃない?」と思っています。

まず不凍液の交換が必要な理由は「給湯器内部を錆びさせない」ということです。

床の内部については樹脂素材なので錆びることはありません。(一応お使いのメーカーに確認してください)

つまり、不凍液の交換は給湯器の寿命を延ばすためと考えられるわけですが、そもそも「不凍液の劣化でそんなに給湯器の内部が錆びるのか?」という疑問があります。

 

最近は見かけないですけど、同じ不凍液を利用していた給湯器で太陽熱温水器というのがあったのですが、正直「不凍液の影響で内部が錆びて壊れた」という故障のケースはほとんど聞いたことが無いんですよね。

少なくても10年毎で交換しなくても「一度不凍液の劣化を調べる(PHで判断)」してからでも遅くないと思います。

 

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おわりに

いかがでしたか?

床暖房のデメリットについて考えてきましたが、結局は「お金が高い」ことに尽きる気がします。

足元からポカポカ温めるのは最高なんですけど、導入費と光熱費が他の暖房器具と比較してしまうと明らかに差が出てしまいます。

「暖房器具としては最高! でも何かとお金で悩む…」

それが床暖房。

そんな床暖房がある家だと「うわ~床暖房ある!」と羨ましがられることもメリットかもしれませんね(笑)

以上「床暖房のデメリットは?ガスや電気など種類でも比較検討してみたよ」でした。

 

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