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オートロックの合鍵作製は注意して!勝手に行うと大問題になることも

突然ですが、あなたはオートロックの付いているマンションに住んだ経験はありますか?

オートロック付きであれば、部屋の中からエントランスに誰が来たのかモニターを見てわかるので、とくに女性には嬉しいシステムですよね。

とはいえ、そんなオートロックにも色々な種類があり、よく問題になるのが「鍵」で解錠するタイプ。

マンション入居時に貸与される鍵が1個だけだったり、鍵を紛失してしまったりして「合鍵を作りたい」という場合にトラブルが起こりやすいんです。

 

ネットの情報を見ると「自分で作っても大丈夫でした」というような意見もみかけますが、物件によって規約は違います!

もし合鍵作成不可の契約なのに勝手に合鍵を作ったことが管理会社やオーナーに判明したら、最悪の場合は契約を解除されることだってあるんです。

ここでは、そんな合鍵作製でトラブルを起こさないように注意点について詳しく解説していきましょう!

 

 

オートロックの合鍵作製は「管理会社」に連絡すること!

まずマンションなどの賃貸借契約によっては「合鍵作製は不可」というケースもあります。

逆に言うと「別に作ってもらっても構いませんよ」という物件もありますが、どちらにしても言えるのは「必ず管理会社に連絡をする」ということ。

とにかく入居している物件で困ったら管理会社に連絡をしておけば間違いありません。

 

また「子供にも鍵を持たせたいから複数本欲しい」と事前に必要になることがわかっているなら、契約前に合鍵作製の可否を確認しておくと良いです。

契約してから「オートロックの鍵を子供に持たせられないじゃないか!」だと困りますし、これ実際にウチの会社でありましたから(苦笑)

ちなみに、入居時に鍵を複数渡すところは「合鍵作製不可」のところが多く、1本のみのところは「合鍵作製可」のところが多いです。

 

オートロックの鍵を紛失した時の対応方法について

オートロックが鍵タイプの場合、懸念されるのが紛失時。

住戸扉の鍵が開かないだけなら扉の鍵を交換すればいいだけですが、オートロックも兼ねた鍵だと場合によってはオートロックの鍵も交換する必要な場合もあり得ます。

 

ただ、多くは交換までの必要は無くオートロックの調整をすれば済むだけになると思います。

住戸扉の鍵の交換だけで済むのか、オートロックの認証をどうするのかもその時聞くことができます。

 

とにかく、やってはいけないのが管理会社やオーナーへの連絡無しで「鍵業者に連絡して自分だけで解決しよう」とすること。

オートロックの鍵は基本的に「メーカーで作製してもらう」ので、鍵屋さんに頼んだら安く作れるというわけでもありません。

何も良いことはありませんからオートロックの認証を兼ねた鍵を無くしたら、まずは管理会社やオーナーへ連絡しましょう!

 

オートロックが合鍵だと開かない?

オートロックの合鍵作製を管理会社に確認して「作ってもらって構いませんよ」ということであれば作製OK!

但し、ここでも注意点があります。

合鍵を作製できる場合は、必ずその元の鍵が「オリジナル」なのか確認しましょう。

合鍵を作製するためのベースになる鍵がコピーされた合鍵の場合「オートロックが解錠しない」ケースがあります。

合鍵はオリジナルから1回目のコピーこと「子供」なら、住戸扉の解錠もオートロックを開けることも問題ありません。

しかし、さらにその「子供」をコピーした「孫」だと住戸扉は解錠できてもオートロックは開かないこともあります。

ですから、合鍵を作る場合は「オリジナル」から「子供」を作りましょう。

 


 

オートロックの合鍵作製を町の鍵屋さんでお願いしても「管理会社の許可がないと作れません」と断わられることも少なくありません。

鍵屋さんに話を聞くと「合鍵を作製した物件に泥棒などが入ると疑われる」と言っていました。

これは「管理会社の許可なく勝手に合鍵を作った入居者さんも同様」となる可能性もあるでしょう。

余計なトラブルに巻き込まれないためにもオートロックの合鍵作成は慎重にしてくださいね。

 

 

オートロックの鍵も色々ある!タイプ別に解説します

オートロックには、住戸扉の鍵を共用入口にある鍵穴に差し込んで開けるタイプの他に、共用部分に設置された操作盤に暗証番号を入力して開けるものが一般的です。

ですが、最近では「指紋認証タイプ」や手のひらを載せる「静脈認証タイプ」さらに非接触の眼球「虹彩認証タイプ」のものも出てきました。

それぞれご紹介しましょう。

 

鍵タイプ

住戸扉の鍵を持っていればオートロックも開けられるタイプで、最も広く用いられています。

ただし、住戸扉の鍵を紛失するとオートロックの鍵も調整が必要になる場合もあるので、鍵紛失時に問題が多く生じるタイプです。

また合鍵を作った場合、鍵のコピー回数によってはオートロック部分の認証が解除できない場合もあり、その点も注意が必要です。

 

暗証番号タイプ

鍵タイプと並んで多く導入されているオートロックの認証方式が暗証番号タイプです。

入居時に伝えられた認証番号を入力してオートロックを開けるタイプで、鍵がなくてもオートロックを開けられるので便利です。

反面、その入力光景をのぞき見されると、あっという間にオートロックのセキュリティが破られてしまいます。

空き巣の多くはこの入力する光景を見て、建物に侵入しますので入力の際は注意しましょう。

指紋認証タイプ

人の指紋はその人特有の模様になっており、その指紋を使った認証もマンションのオートロックで使われるようになってきました。

認証機器の価格も手ごろになってきており、以前より安価で導入できるようになりました。

ただし、この認証方式は事前に指紋を登録する必要があり手間がかかるばかりか、指紋認証自体も認証失敗することがありますので、現時点では先の2つに比べるとトラブルがまだ多めの印象です。

 

静脈認証タイプ

手のひらを載せて、手のひらを流れる血管で認証するタイプで、指紋よりも確実な認証が行えトラブルも少ないシステムです。

ただし認証機器が非常に高価で、マンションのオートロックにはまだあまり導入されていません。

 

虹彩認証タイプ

オートロックの鍵を解錠するシステムで、ついに何かに触れることなく解錠できる「非接触方式」も登場しました。

人の瞳の虹彩を認証するシステムで、指定の場所を見るだけで認証、解錠される方式です。

しかし、ようやく実用化されたばかりのシステムで認証機器は非常に高価です。

将来的には最も期待されるオートロックの鍵システムであることは間違いありません。

 

 

おわりに

いかがでしたか?

オートロックの合鍵については「作る前に管理会社に連絡」が鉄則!

また出来ることなら「物件の契約を行う前」に合鍵について、

  • 紛失したらどうなるのか?
  • 合鍵の追加は可能なのか?

この2点はしっかりと確認しておくことをお勧めします。

 

またオートロック部分の鍵ではなく、玄関扉の合鍵を作る場合も同じく「管理会社への連絡」は行っておきましょう。

セキュリティーが心配でシリンダーを交換したい場合でも管理会社がOKであれば問題ありません。

賃貸で合鍵を勝手に作るのはダメ?セキュリティー面も考えよう!

気になる方は、ぜひ合わせて読んでくださいね。

以上「オートロックの合鍵作製は注意して!勝手に行うと大問題になることも」でした!

 



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