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新築のお祓いはいつやるの?建売で何もやっていない時はどうする

先日、新築の建売を購入した友人から「入居前にお祓いって何かした方が良いかな?」という相談を受けました。

すでに家が建っているので地鎮祭なども出来ないし、何もお祓いしないのが少し心配とのこと。

確かに家のお祓いと言えば、建築に関わる「地鎮祭」「上棟祭」などが有名ですが、まさに友人がやっておきたいお祓いが他にあるのです。

 

はい!それは「竣工祭(しゅんこうさい)」です。

最近はあまりやることが少なくなったと言われていますが、私は個人的にはお勧めしたい「住まいに関するお祭り」の1つです。

というわけで、まずは新築に入居する前に行いたいお祓い「竣工祭」についてお伝えしますね。

 

 

新築入居前のお祓い「竣工祭」とは?

そもそも「竣工祭ってどんなお祓いなの?」という話ですが、こちらは

  • 工事が無事完了したことへの感謝し
  • 完成した建物を祓い清め、末永く丈夫に住めるように
  • 住人となる方たちの繁栄を祈願する

というお祭り(お祓い)です。

私の友人のように地鎮祭も上棟祭もやっていないから心配という方は是非やっておきましょう。

 

竣工祭はどこでお願いするの?

竣工祭をお願いするのは地元の神社です。

費用や準備するものは微妙に変わってくるので詳しくは神社で聞いて頂きたいと思いますが、参考までに記載しておきます。

 

  • 初穂料…3~4万円
  • 神饌(しんせん)…お米・酒・海の物・野菜・果物・塩・水(神社で準備してくれるか要相談)

「神饌」というお供え物については神社で準備して頂けると思います。

ですが、自分で準備する場合と初穂料の値段は変わるかもしれません。(当たり前かもしれませんが)

どちらにしても詳しくはご依頼する神社にお尋ねくださいね。

 

入居後でも竣工祭って出来るの?

若い方で建売を購入して入居したものの、あとから親に「お祓いしたの?」なんて言われることが多々あります。

そこで「入居してからお祓いって出来るかな?」と相談されるのですが、出来る出来ないで言えば「出来る」と思います。

ただ、その場合は竣工祭となるのか?

または別のお祓いとなるのかは「入居された期間」なども関係があると思うので、こちらに関しては地元の神社でご相談ください。

また「もう入居しちゃったし竣工祭やらないといけないかな?」という意見も耳にするのですが…。

 

竣工祭ってやった方が良いの?

竣工祭をやった方が良いかどうかで言えば、節目のお祭りなので私はやっておくことをお勧めします。

ですが「七五三やる?」と言われたら皆さんやると思うのですが、やるやらないの基準は正直「他の人がやっているかどうか?」だと思います。

その点で言うと「地鎮祭をやっておけば良し」という世の中の流れというか傾向があるので、竣工祭をやっている人は全体数で考えるとかなり少ないのが実情です。

でも、よく考えてみて下さい。

地鎮祭や上棟祭は「無事に家が建てられることを祈願する」むしろ建築会社的にやっておいて欲しいお祓いと言えませんか?

それに対して竣工祭は、これから新築に住む住人の繁栄を祈願するお祭りですから「やっておきたい家のお祭りナンバーワン!」だと思いませんか?

まあ、私がそう思っているだけなんですけどね。

 

 

新築完成前に行うお祓いについて

新築入居前のお祓いということで「竣工祭」にスポットを当ててきました。

ですが、すでにチラホラ出てきている単語の「地鎮祭」や「上棟祭」も新築のお祓いです。

竣工祭よりも有名なのでご存知の方もみえるかもしれませんが、ご存知ない方のために解説させて下さい。

 

初めに行うお祓い「地鎮祭」とは?

地鎮祭は「着工前」に行うお祓いです。

工事を始める前に土地の神様をまつり、工事の無事を祈ります。

一戸建てだけではなく、マンションなどでも地鎮祭は行われることが多く地鎮祭をやっているところを見かけたことがある方は多いのではないでしょうか。

次にお伝えする「上棟祭」と先の「竣工祭」と合わせて、最もメジャーな住まいの祭りと言えるのが「地鎮祭」です。

 

建設途中に行うお祓い「上棟祭」とは?

上棟祭は、柱や梁を組立て「棟木(むなぎ)」を上げるにあたり、ここまでの工事の安全と建物が丈夫に無事建てることを祈念する祭事です。

タイミングとしては「着工中」ですね。

 

また、上棟祭は他にも「建て前」とも呼ばれます。

大工さんなどは「建て前」という方が多い印象があるので、もしかしたら上棟祭は聞いたことが無くても建て前は聞き覚えがあるかもしれません。

地鎮祭が着工前に行う祭事に対して、上棟祭は建設中に「ここまでに無事と完成まで安全を祈願する」祭事となります。

 


 

新築が完成するまでに行われるお祓いの流れとしては、

  • 着工前…地鎮祭
  • 着工中…上棟祭
  • 完成 …竣工祭

となります。

また、信心深い方は「神棚」を設置することもあると思いますが、その際は上棟祭が終わる前までに設置場所を神社で伺っておく方が良いでしょう。

 

 

自分で出来る新築のお祓いって無いの?

「なかなか神社でお祓いを依頼するのもハードルが高い」という方もみえるかもしれません。

でも何もしないと不安というなら「盛り塩」はどうでしょうか?

盛り塩も賛否両論あるので最終判断はお任せしますが、古来よりお祓いやお浄めで使用されてきた塩には浄化の力があると言われています。

ポイントとしては、

  • 天然の粗塩を使う
  • 自然素材で作られた小皿や半紙などに盛る
  • 部屋の中心から四隅に置く

と言われていますが、これも私はきちんと神社で相談される方が良いと思います。

というのも神社では「清め塩」や「御神塩」を置いているところもあるので、そちらを購入した時に質問すれば色々と教えて頂けますよ。

 

おわりに

いかがでしたか?

今回は「新築のお祓いについて」でした。

最近は建設前に地鎮祭だけを行うことが多くなりましたが、他にも上棟祭や竣工祭という住まいのお祓いがあります。

そして新築の建売物件などを購入して「地鎮祭」や「上棟祭」を行っていないから心配という方は、入居前に「竣工祭」は行っておくと気持ちも晴れやかではないでしょうか。

また「入居後のお祓い」に関しては、地元の神社でご相談して頂ければ良い方法を教えて頂けると思いますよ。

ちなみに、解体の時にも家のお祓いがあるので、気になる方は合わせてどうぞ!

家の解体にお祓いは必要?やっておくべき3つの理由とは!

以上「新築のお祓いはいつやるの?建売で何もやっていない時はどうする」でした。

 


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