家探し・土地探し

定期借地権のメリットデメリット!家を買うなら注意すべきこと

投稿日:2016年3月12日 更新日:

普段は、ほとんど聞く事が無い「定期借地権」という言葉ですが、家を建てることを考えている方だと聞いたこともあるかもしれません。

家を建てる土地というのは、一般的なイメージとして「自分の所有・購入する」ものだと思います。

しかし、定期借地権というのは”定められた期間(一般的に50年)”土地を借りる契約の事をさします。

定期借地権は大家さんにとってはメリットが多いです。

  1. 税金が安くなる
  2. 土地の管理をしなくても済む
  3. 地代も入る

などがあります。

ですから、私たち不動産営業マンが地主さんに交渉する時は売ってもらえなくても話はしやすいです。

 

しかし、逆に借りる側に立つと(これは一人の不動産営業マンとしての意見ですが)定期借地権はデメリットが多いと思います。

メリットとしては土地を借りることで「土地購入費を家の建築費用に回して少しグレードの高い家に住める」というのがメリットでしょう。

ただ、それよりもデメリットの数は多く最大の問題なのは、定期借地権という制度が出来てからまだ50年は経っていないため、実際に50年経って土地を返している人がおらず、どういったトラブルが現実に起こるのかはまだわかりません。

しかし、すでに定期借地権で家を建てた事に後悔している声も聞きます。

もし定期借地権で家を建てようか迷っている人は、後悔しないためにも是非読み進めてください。

 

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定期借地権のデメリット・老後が心配

定期借地権は、50年後に土地を”更地にして返却する”という契約になっていることがほとんどでしょう。

そもそも定期借地権が出来る前というのは、土地を貸して、借り主が家を建てた場合は、貸主(地主)が買い取らないといけないとか、変な法律だったんですね。

それだったら地主さんも土地を貸したくないとなるので、貸し渋りをなくすために出来たのが定期借地権です。

ですから、50年後に土地を更地にして返却するように保証金などを契約の時点で地主さんに渡していると思います。

そのため、定期借地権で家を建てている方の不安で、最も多いのは「老後に家が無くなってどうすればいいのか?」というものです。

 

これは本当によく聞きますし、きっと定期借地権でトラブルになると思います。

仮に賃貸を借りて住めば良いと思うかもしれませんが、賃貸も高齢者になれば部屋を貸してくれる所を見つけるだけでも一苦労です。

いくら定期借地権で少しグレードの高い家に住んでいたとしても、老後は築30年以上のボロボロの賃貸しか貸してもらえないという状況が考えられます。

定期借地権で家を建てている方は、最低でも中古マンションが現金で買えるくらいのお金を貯めるようにしましょう。

 

定期借地権のデメリット・家が売れない

家を建てても会社の転勤などで売却しないといけないという方もいらっしゃいます。

しかし定期借地権の家は、正直なかなか売れません。

すぐ売れた人は、相当運が良いですね。

定期借地権の家で15年が経過していたら、次に購入する方は残り35年しか住む事が出来ません。

35年後に家が無くなる中古物件を、わざわざ選んで買う人は相当少ないです。

コレは現在すでに出ている定期借地権のデメリットと言えるでしょう。

 

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定期借地権を勧める不動産屋は要注意です!

定期借地権を積極的に勧める不動産屋(建築屋)は、個人的に要注意だと思います。

もちろん、あなたが定期借地権のデメリットを理解した上で、納得の上で購入するのであれば構いません。

しかし、定期借地権を勧める不動産屋の営業マンは

  • 土地を買わないから月々の住宅ローンが安くなる
  • 50年経っても地主さんと相談すれば住み続けられる

など、かなり際どいトークをする所が多いです。

 

月々の支払いは安くならない

定期借地権は、確かに住宅ローンは安くなりますが別途で地代を払う必要があります。

結局、土地を買って住宅ローンを組む支払いと変わらなくなります。

だったら土地を買った方が良いという方もいると思うので、地代が掛かることは考えてください。

地主さんと交渉して借地権の延長が出来るわけではない

また、怖いのは50年後に地主さんと相談すれば住み続けられるというようなトークです。

契約上は、借りている土地は更地で返すことになっています。

地主さんの中には、「50年後に孫に家を建ててあげる」と計画しているような方もみえます。

ですから、延長を当てにしていたら大変なことになります。

それに、契約終了時の家の解体費用に充てられる保証金も先払いになっている契約も多いです。

これも定期借地権でなければ支払う必要のない費用と考えられます。

そう考えるとトータルの支払いでも定期借地権付き住宅というのは微妙なんです。

 

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おわりに

いかがでしたか?

定期借地権は地主さんにとってはメリットが大きい反面、買主さんにはデメリットの方が多いです。

私も建設メインの会社で営業を行いましたが、そこが定期借地権を売りにしている会社で1か月で辞めました。

営業方法が「都合が悪いことは言わない」というような会社なので、私みたいな人間には向きませんでした(笑)

モデルルームのような家を見せられたら夢も広がりますが、今一度営業マンの話を鵜呑みせずに、自分で勉強してから家を建てる事を決めても遅くはありません。

人生の一大イベントですから、焦らずにゆっくりと決めて下さいね。

以上「定期借地権のメリットデメリット!家を買うなら注意すべきこと」でした。

 

 

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