丑年(うしどし)は十二支のお話では二番目にゴールした動物です。
そんなに走りそうにない牛ですが「自分はそんなに早く走れないから前日から出発しよう」という真面目な性格。
じつは丑年生まれの人も、忠実で真面目な性格と言われています。
中国占星術では、誕生日よりも誕生年が性格に大きく影響すると考えられています。
そんな中国占星術の視点から丑年の性格、また他の十二支との相性についてお伝えしていきましょう。
丑年(うしどし)の性格!キーワードは安定性!?
丑年生まれの人は、性格的に
- 堅実で信頼できる
- 忍耐力がある
- 頑固な一面がある
という特徴があります。
仕事面では新しいアイデアを聞いても浮かれて飛びつくことがありませんが、周りの人にとってはそれが歯がゆく感じることもあるでしょう。
しかし、その判断が後々正しかったと気付くのです。
丑年生まれの人は自分を表に出さない!?
丑年生まれの人は、あまり自分の内面をオープンにしようとしません。
そのため親しい間柄になったとしても、丑年生まれの人の全てを理解したように思わない方が良いでしょう。
表向きは無骨に感じても、じつは内面は繊細な芸術家肌だったりします。
それは裏表があるというわけではなく、丑年生まれの人の個性です。
社会的には何でも上手くこなしていくので、仕事のパートナーとしては信頼性が高いです。
丑年(うしどし))と相性の良い十二支は?
もっとも丑年と相性の良い十二支は「巳年(へびどし)」と「酉年(とりどし)」になります。
まずは相性の良い辰年と申年から相性を見て行きましょう。
丑年と巳年(へびどし)の相性について
周囲からすると不思議にみえるかも知れません。
しかし、丑年生まれの人にとって巳年は魅力的な相手で、恋愛でも仕事でも心が通じ合う関係になります。
また、丑年から生まれた子供が巳年の場合、子供は賢く育ちます。
丑年と酉年(とりどし)の相性について
酉年は明るく元気いっぱいで、落ち着いている丑年にとっては理想的な相手です。
盛り上げ下手な丑年に対して、明るい酉年が盛り上げてくれる。
お互いを上手く補っているのが丑年と酉年の関係です。
この組み合わせはビジネスでもお互いの才能を引き出し合い、大きな成功を収めることでしょう。
丑年と子年(ねずみどし)との相性
丑年と子年の性格は正反対といっても良いです。
そのため、矢継ぎ早な子年に対して、少しゆっくりした丑年は不安を感じるかもしれません。
しかし、そのお互いの性格が上手く融合したときは大きな結果を残すこともあります。
丑年と丑年(うしどし)との相性
丑年同士は堅実で居心地の良い関係性を築きます。
恋愛でも仕事でもお互いが好きなことや嫌いなことが分かっているからです。
ただし、お互いが少しのんびりしている所があるので、刺激的な生活を送ることはなさそうです。
丑年と寅年(とらどし)との相性
丑年は寅年の相手の信用を得ようと懸命に努力します。
そのため寅年からすると丑年は可愛い存在です。
中国には「一頭の牛は二頭の虎と戦える」ということわざがありますが、丑年と寅年の相性は悪くはありません。
丑年と卯年(うさぎどし)との相性
丑年と卯年は安定した関係を築けます。
家庭面では卯年がリードして、仕事面では丑年がリードする。
お互いの得意なことは率先して、上手く目標を達成していくでしょう。
丑年と辰年(たつどし)との相性
丑年は辰年の独特な個性に魅力を感じます。
ですが、自由奔放で予測不能な辰年に振り回されてしまっていると感じても、丑年は黙って従ってしまいます。
言葉にはしないですが、心の中では次第に失望してしまうのです。
それに辰年が気がつけるかどうかが、丑年と辰年が上手くいくかどうかのポイントになるでしょう。
丑年と午年(うまどし)との相性
丑年と午年の相性は、あまり良くありません。
中国のことわざに「牛と馬は同じ小屋にいることが出来ない」というものがありますが、これは丑年も午年も我が道を行くタイプだからです。
同じ興味を持っている時は良いのですが、興味が異なると激しくぶつかり合うこともあります。
丑年と午年が付き合うコツは、共通の敵をつくることです。
丑年と未年(ひつじどし)との相性
丑年にとって敵と言っても過言ではないのが未年です。
未年は控えめで大人しく見えるのですが、丑年生まれは本質を見抜く目を持っています。
未年は控えめに見えるのは我慢しているからで、その我慢が急に爆発することを丑年は知っています。
丑年と申年(さるどし)との相性
申年はとても活発で、大人しい丑年とも接点を持とうとします。
お互いに自立した関係性であれば幸せな時間を共有できます。
ただし、それぞれが協力する関係ではなく、それぞれの責任範囲が異なっている必要があります。
丑年と戌年(いぬどし)との相性
イソップ童話では、牛を困らせる犬の話がありますが、こと十二支の相性で言えば、戌年を困らせるのは丑年です。
戌年生まれの人が意見しても、丑年の人は頑なに拒否することでしょう。
丑年と亥年(いのししどし)との相性
亥年生まれは家庭的な傾向が強いです。
そのため、仕事も真面目にこなしてくれる丑年に対してサポートしてくれる存在です。
乱合い面においても、二人でコツコツ愛を育み、お互いの信頼を築きます。
亥年の子供は、丑年の親に喜びを与える存在です。
おわりに
今回は丑年(うしどし)の性格や他の十二支との相性についてお伝えして来ました。
牛といえば「大地を耕す」イメージがあると思いますが、じつは丑年生まれの人も土地や建物に関わる仕事が向いています。
また、安定性を好み、ときに頑固な丑年生まれと相性が良いのが
- 巳年(へびどし)
- 酉年(とりどし)
です。
こういった相性の良い人と付き合って、人生をより良いものにしていきましょう。
また、続く十二支の寅年がどんな年になるのか? こちらの記事で詳しく解説しています。
-
寅年(とらどし)の性格はきつい?そんな寅と相性の良い十二支とは?
寅年(とらどし)は十二支のお話では三番目にゴールした動物です。 十二支で一番にゴールしたのはネズミですが、中国の旧暦で初めの月となる2月を司るのはトラです。 そのため春の最初を司るトラは「大地の活発な ...
続きを見る
以上「丑年(うしどし)との相性!良いも悪いも全てお伝えします!」でした。
おすすめの記事 と スポンサーリンク