申年(さるどし)は十二支のお話では九番目にゴールした動物です。
そもそも干支とは、古代中国で年・日・時・方位を表すものとして考案されました。
当時は猿ではなく「仕事の終わった労働者」を表していたのですが、庶民に干支を浸透させるために猿にしたと言われています。
私は猿と言えば「騒がしくてイタズラが好き」というイメージがあります。
干支でわざわざ猿を用いたのは、申年の性格にそういう一面があったからかもしれません。
というわけで、今回はそんな申年の性格と他の干支との相性について詳しく解説していきます。
申年(さるどし)の性格は悪いというのは本当なのか?
申年生まれの人は、性格的に
- 器用
- 口が上手い
- 自分から困難を招く
という特徴があります。
また、申年は次から次に新しいことを始めたがる傾向があります。
これも仕事では吉と出ることもありますが、人間関係になれば反感を買ってしまうことも出て来ます。
申年生まれはトラブルメーカー!?
猿は手先が器用というイメージがありますが、申年生まれの人は口も上手いです。
口は災いの元と言うように「口が原因でトラブルを引き起こす」ことも申年の特徴になります。
しかし、それも口が解決してしまうのが申年です。
また器用な申年は技能を有する仕事が得意です。
ですが、結果は気分に大きく左右されるところも猿のイメージ通りかも知れません。
申年(さるどし)と相性の良い十二支は?
申年と相性の良い十二支は「子年(ねずみどし)」と「辰年(たつどし)」になります。
他の十二支との相性もお伝えしていきますが、とくに相性の良い子年と辰年から相性を見て行きましょう。
申年と子年(ねずみどし)の相性について
申年は子年の斬新なアイデアに大きな刺激を受け、子年の導きにより、申年は自身のエネルギーをより創造的な方向に使うことが出来るようになります。
誤解の受けやすい申年も、より多くの人に恵まれるようになるため、申年の人にとって子年とのペアは最高の組み合わせと言えます。
これは恋愛・友情・仕事のどれにでも当てはまります。
申年と辰年(たつどし)の相性について
申年と辰年は、どちらも個性的な性格をしています。
そのため相性が合わないと思われがちですが、実際は深い愛情に結ばれます。
風変わりな申年と、同じように一風変わった辰年は、変わり者同士で意気投合するのです。
恋人同士では、端から見ていても幸せそうなことが見て取れます。
申年と丑年(うしどし)との相性
申年と丑年はスムーズにいかない組み合わせです。
信頼関係が育たないわけではありませんが、両者の間に目に見えない障害が存在するからです。
それは昔のわだかまりのようなもので、無理に解決しようとするよりも、何もなかったように接するのが吉です。
申年と丑年は、恋愛と仕事だと仕事の方が上手くいきます。
申年と寅年(とらどし)との相性
申年と寅年は、感情的な組み合わせなので非常に危なっかしい関係になります。
恋愛面でも急速に燃え上がるものの、その熱を維持できなかったり、喧嘩になった場合も冷静な話し合いが出来ない傾向があります。
それは仕事面でも同様で、あまり上手く行くペアではないでしょう。
申年と卯年(うさぎどし)との相性
申年と卯年は、付き合っていく上で不安定なペアになります。
申年は卯年に惹かれるのですが、卯年の持つ魅力や知性を過小評価してしまうからです。
卯年は申年に対して主張をあまりしないですが、二人が離れた場合に恩恵を受けるのは卯年の方になります。
申年と巳年(へびどし)との相性
申年と巳年が関係性を深めるには、何度も偶然の出会いを重ねる必要があります。
そのため非常に不思議な組み合わせといえるでしょう。
恋愛と仕事では、仕事の方が申年と巳年のペアは向いています。
申年と午年(うまどし)との相性
申年にとって午年生まれの人と一緒にいると幸せな気分になれます。
午年はおしゃべりな申年の話を辛抱強く聞き、申年が抱える問題を理解してくれます。
そのため午年が話を聞けば聞くほど関係性は深まって行きます。
このペアは恋愛でも仕事でも上手く行く組み合わせです。
午年の親にとって申年の子供は頼れる存在となります。
申年と未年(ひつじどし)との相性
未年生まれの人は優しい性格ですが、申年にとっては微妙にズレが出ます。
そのズレは時間が経過するほど大きくなっていくものの、実際に衝突することはありません。
ただ、未年が思い描く安定した生活は、申年と一緒にいても叶えられないでしょう。
申年と申年(さるどし)との相性
申年同士は自分たちが最強のペアだと考えますが、心の中では自信を持てません。
普段は人の話を聞かない申年ですが、この関係性だけは人に指摘して貰いたいと考えます。
とはいえ、自信は持てなくても仕事はきっちりと結果を出すペアなのは間違いありません。
申年の子供は、申年の親のことを猿まねします。
申年と酉年(とりどし)との相性
申年と酉年の相性は良く、どちらかというと恋愛面よりも仕事の方が相性の良さが現れます。
ただ、常に一緒にいると息が詰まる関係性で、一人の時間をお互いに持つのが上手くいくコツです。
酉年の子供は申年の親から早く独り立ちするでしょう。
申年と戌年(いぬどし)との相性
申年と戌年は共通点はありませんが、戌年の素直さに申年は魅力を感じます。
しかし、犬猿の仲と言いますが、申年と戌年が良い関係を続けるためには、様々な障害を乗り越えることになるでしょう。
このペアが上手くいくコツは、お互いに自分の好きなことをすることです。
申年と亥年(いのししどし)との相性
亥年は家庭的な生活を送りたいので、騒々しい申年とは相性が良いとは言えません。
具体的には、家の中でゆっくり過ごしたい亥年に対して、外で遊び回りたい申年というような関係性になります。
ただ、亥年の子供は申年の親に対して冷たいように見えるのですが、実際は疎遠になるようなことはありません。
おわりに
今回は申年(さるどし)の性格や他の十二支との相性についてお伝えして来ました。
「申年は性格が悪い」と言われますが、これは次から次に行動してしまう「せっかちな性格」にありそうです。
猿と言えばイタズラ好きなイメージがありますが、申年がそうという訳ではないので安心して下さい。
そんな午年と相性が良いと言われる十二支は、
- 子年(ねずみどし)
- 辰年(たつどし)
です。
相性の良い十二支生まれの人との出会いを大切にして、人生をより良いものにしていきましょう。
また申年の次の酉年については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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以上「申年は性格悪い?他の干支との相性についても詳しく解説するよ!」でした。
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