未年(ひつじどし)は十二支のお話では八番目にゴールした動物です。
陽のエネルギーの象徴になる午年に対して、未年は陰のエネルギーの象徴になる干支です。
また、女性の象徴でもあり「母性や結婚などの性質」を支配しています。
そんな未年ですが、じつは「未年は金遣いが荒い」と言われることがあります。
しかし、その理由について知っている人は意外と少なかったりします。
というわけで、今回はそんな未年について詳しく解説していきましょう。
なぜ未年(ひつじどし)は金遣いが荒いと言われるのか?
午年生まれの人は、性格的に
- 普段はのんびりしている
- 他人を信頼しすぎる
- 不当に扱われると豹変したように怒る
という特徴があります。
ちなみに冒頭の「未年は金遣いが荒い」については、羊は紙を食べるということから来ています。
つまり「未年は紙幣を食べる」ということで、実際に未年がお金の使い方が荒いかどうかは定かではありません。
未年生まれの人の性格は自信に溢れて過ぎている?
未年の人は「自分が良いと思うものは、皆も良いと思う」と考える傾向があります。
その確固たる自信から、未年の方は自らの個性を活かす仕事が向いています。
ですが、自分の考えに自信があるからこそ、自分が良いと思ってしたことが相手に喜ばれないとショックを受けます。
また、パートナーや親友から関係を解消された時の落ち込みも激しいので、出来れば若いうちに経験しておくと良いでしょう。
未年(ひつじどし)と相性の良い十二支は?
午年と相性の良い十二支は「卯年(うさぎどし)」と「亥年(いのししどし)」になります。
他の十二支との相性もお伝えしていきますが、とくに相性の良い卯年と亥年から相性を見て行きましょう。
未年と卯年(うさぎどし)の相性について
卯年は未年生まれの人が体験したことのない未知の世界に誘う相手です。
楽しさや興奮だけでなく、愛情溢れる幸せな環境を築いてくれるでしょう。
そのため卯年と未年のペアの絆は固く結ばれています。
ビジネスにおいても良好で、資産を徐々に築き上げていくことができるでしょう。
未年と亥年(いのししどし)の相性について
もし未年生まれの人が家庭的な幸せを求めるなら、亥年は最高のパートナーになります。
十二支の中でも未年と亥年のペアは、家庭面での安らぎを実現する上で理想的な組み合わせとなります。
それに比べると仕事面での相性はやや落ちますが、家庭生活における面での大きな満足度が上回ります。
未年と子年(ねずみどし)との相性
未年と子年は出会ったときから疑念を抱いてしまう関係性で、あまり相性が良いとは言えないでしょう。
未年は子年の魅力に惹かれるのですが、どうしても子年生まれの人を理解することが出来ません。
このペアの悩みは「お互いに上手くコミュニケーションが取れない」ということになります。
未年と丑年(うしどし)との相性
未年は丑年の人のことを「決断力があり頼りになる人」という印象を持ち、また丑年も未年の人ことを「私の気持ちを理解してくれる人」と考えます。
そのため良い意味で相互依存ができ、安定した関係性を築くことが出来ます。
これはビジネスにおいてもいえます。
未年と寅年(とらどし)との相性
未年と寅年の組み合わせは、あまり未年にとって好ましいものではありません。
というのも、未年は寅年に一方的に支配されてしまうからです。
その支配が苦にならないのであれば良いのですが、恋愛でもビジネスでもなかなか難しいかもしれません。
また、未年の親は寅年の子供を「手に負えない」と感じることがありますが、寅年の子供が大人になると親を支えてくれる存在になります。
未年と辰年(たつどし)との相性
午年は辰年の組み合わせは、周りからすると絶対に合わないと見えます。
実際にどうなのかというと、やはり相性は微妙です。
ですが、当人達は相性が微妙なことを、すぐに気が付かず付き合っているので周囲は不思議に思うのです。
未年生まれの人が仕事で困った時に解決してくれるのが辰年になります。
未年と巳年(へびどし)との相性
巳年は未年生まれの人に物や精神的な豊かさを与えてくれる存在です。
未年は自ら何かをやり遂げたいという野心を持ちますが、巳年の慎重かつ穏やかな説得で、さらに野心に火をつけます。
そして、それは良い方向に進むため、ビジネスにおいて未年と巳年の組み合わせは成功するでしょう。
また、未年の親から生まれた巳年の子供は、思慮深く頭の良い子に育ちます。
未年と午年(うまどし)との相性
午年と未年は性差の宮に属することから、お互いに強く惹かれ合う存在になります。
未年から見た午年は、自分とは異なる感性の持ち主になりますが「それが大きな魅力」だと感じるのです。
未年と午年は感性が合わないにも関わらず、絆は深い組み合わせになります。
未年と未年(ひつじどし)との相性
未年同士の組み合わせは、まわりの人達に支えられながら着実に愛情を育むことになります。
未年は人付き合いを大切にするため、あまり二人きりということはありませんが、だからこそ周りからの支えを得ることが出来ます。
また同じ干支で相手の考えや感性が分かることから、不満をぶつけ合うようなことにもなりません。
未年の親の未年の子供は芸術面で才能を伸ばします。
未年と申年(さるどし)との相性
申年と未年の組み合わせは相性がよくありません。
何をするか予想の出来ない申年は、未年からすると十二支中でもっとも相性の悪い相手となります。
それでも未年と申年がペアになるのは、申年の強烈な魅力に他なりません。
未年と酉年(とりどし)との相性
未年と酉年はお互いの目標を高め合える関係です。
お互いに優先したいことが別なので、衝突しないのが上手くいく理由でしょう。
まれに喧嘩することはありますが、酉年は未年の足りない要素を埋めてくれる存在で、最終的に充実した形に落ち着きます。
午年の親から生まれた酉年の子供は、大きなことを成し遂げるでしょう。
未年と戌年(いぬどし)との相性
未年は戌年に対して、直感的に不安を感じます。
ですが、時間が経過するにつれて不安は払拭され、友情を育める相手となります。
ただし、これがビジネスとなる問題が起こります。
おわりに
今回は未年(ひつじどし)の性格や他の十二支との相性についてお伝えして来ました。
「未年は金遣いが荒い」と言われますが、これは「羊が紙を食べる」ということから来てます。
干支の性格的に未年がお金を特別使うということはありませんので、未年生まれの人は気にしなくて大丈夫です。
そんな未年と相性が良いと言われる十二支は、
- 卯年(うさぎどし)
- 亥年(いのししどし)
です。
相性の良い十二支生まれの人との出会いを大切にして、人生をより良いものにしていきましょう。
また未年の次の申年については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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以上「未年は金遣いが荒い?性格や他の干支との相性について詳しく解説!」でした。
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