こんにちは、おやつです!
突然ですが、みなさんはどれくらいの頻度で布団を干していますか?
私は休みの日には布団を干すようにしていて、大体1週間に一度くらいは布団を干します。
天日干ししたフカフカの布団って気持ちいいですし、睡眠も心地よくしっかり眠れるように感じます。
それに「人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかく」と言われていますから、そのままにしておくと不衛生なだけでなくダニやカビの温床となるんじゃないかと心配ですよね。
ですが、布団もたくさん干せば良いというわけではなく
「布団の素材によって干す頻度が変わる」
ってご存知でしたか?
長く日光に当てていた方が良いと思いきや、逆に布団を痛めてしまう原因になるのです。
布団も高級なものはかなりお値段が張りますから、高級な布団で寝ている方ほど知りたい豆知識ではないでしょうか?
というわけで、今回は「素材別で布団を干す頻度」について解説していきましょう。
皆さんどれくらいの頻度で布団を干しているの?
布団を干すのは「天気の良い日」や「時間がある時に」行っているように思えますが、一般的にみなさんどれくらいの頻度で布団を干しているのでしょうか?
布団を干す頻度の解説の前に気になったので調べてみたら、大手寝具メーカー「東京西川」さんが調べたデータがありました。
- 1週間に1回程度…22.2%
- 2~3週間に1回程度…17.8%
- 1か月に1回程度…15.5%
- 週に2~3回程度…13.3%
- 干さない…11.4%
- ほぼ毎日…2.7%
- それ以外の頻度…17.1%
上記を見ると私と同じように1週間に一回程度という方が多いですが、意外と数日おきに干す人から万年床の人まで平均的に分かれています。
なかには「毎日干す」という方も2.7%みえます。
しかし、冒頭でお伝えしたように布団もたくさん干せば良いというわけではないのです。
布団を干す頻度は素材によって大きく変わる!?
では「布団を干す頻度はどれくらいが良いのか?」というと、これはみなさんがお使いの布団の素材により変わってきます。
布団を干す頻度は「繊維の吸湿性」に大きく関係しており、わかりやすいように素材別で干す頻度を分けてみました。
- 綿 …週2回程度 3~4時間/日 ※陰干し
- 化繊…週1回程度 2~3時間/日
- 羊毛…月2回程度 2時間/日 ※陰干し
- 羽毛…月1回程度 0.5~1時間/日 ※陰干し
ウチは1週間に1回程度干しているので「化学繊維(化繊)の布団」とバレてしまいましたが(笑)上記を見ると「綿 → 化繊 → 羊毛 → 羽毛」の順に湿気を吸いにくく、同時に繊細な素材であるとも言えます。
とくにお値段の高い羊毛や羽毛布団をお使いの方は「強い太陽光に長時間干すと素材の傷みが早まります」ので、布団を干す際には気をつけてくださいね。
布団を干すのに適した時間帯は?
布団を干す頻度と合わせて気になるのは「時間帯」です。
もちろん天気がいい日というのは大前提ですが、基本的には「10時~15時頃」が適しています。
いくら天気が良い10時~15時でも、雨上がり直後や前日まで雨が続いた日だとまだまだ空気中には湿気が多いので、吸湿性の高い布団干しには適していませんので注意してくださいね。
逆に布団を干すのに向いていない時間帯は「早朝や夕方」です。
せっかく乾かした布団を夕方まで干しっぱなしにしていると、また湿気を吸ってしまいます。
夕方までには取り込むように気を付けましょう。
上手な布団の干し方!ポイントを解説します
布団を干す頻度や時間帯が分かったところで、次は布団の干し方についてみていきましょう。
ここでも意外と「え?そうなの!」ということがあるかもしれませんので要チェックですよ。
途中で裏返して両面を乾燥させる
「布団を干したら取り込むまでそのまま」という方は多いのではないでしょうか。
しかし、これでは日光や風が直接当たる表面には効果がありますが影となっている裏面にはなかなか行き届きません。
ですから、1日の干し時間の半分を目途に裏返して「表裏とも均等に干す」ことがポイントです。
とくに敷布団の場合は体の接する表面を重視しがちですが「湿気は裏面(床面)にこもりやすい」ので両面まんべんなく行いましょう。
布団は叩かない!?
布団を干すときには「布団たたきでパンパンする光景」はよく見がちです。
しかし、これもよくありません。
布団を強くたたくと中の繊維がつぶれ弾力がなくなり、布団本来のフカフカ感を損なうことになってしまいます。
またホコリを叩きだしているようにも見えますが、じつは布団内に潜むダニの死骸や糞を空気中にまき散らしてしまい、それを吸い込むとアレルギーの原因にもなりかねません。
布団は叩かずに「取り込む直前に表面を優しく払う」程度で十分なんです。
でも、それだとホコリが気になる方という方は「掃除機で吸い取る」ことをオススメします。
カバーは外さない
繊細な素材である羽毛などは「紫外線による劣化」も考えられます。
ですから、布団カバーはそのままにして干すのがオススメです。
花粉などの吸着が気になる方は市販の布団干し袋を利用するのもいいかもしれません。
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私が子供の頃は母親の手伝いで布団を干していましたが、振り返れば素材も頻度も気にしたことはありませんでした。
また布団も気が狂ったように「バンバンに叩いて」いました(笑)
布団を干す知識って結構間違ったことが浸透している気がするので正しく覚えておきたいですね。
そもそも布団はなぜ干すの?
記事も終わりに近づいて今さらですが、布団を干す目的として「ダニなどの駆除」を考えている方も多いと思います。
でも、じつは布団を干しても太陽光による殺菌作用やダニの完全駆除は、ほとんど効果は期待できません。
布団を干すことの目的は「睡眠中に吸収した汗や熱などを解放する」こと。
布団を乾燥させることで湿気を取り除き、カビやダニの繁殖を抑える環境づくりです。
もし布団にダニなどがいる場合は、べつで駆除しないとダメなんですね。
ダニが気になる方は、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「布団を干す頻度」について解説してきました。
布団を干すのも天気が良ければ多い方が良いというわけではなく「素材に合わせた干す頻度がある」のは、じつは私も比較的最近になって知りました。
たまたま布団を買いに行った時に店員さんが説明してくれたので分かったことで、なにせ私たち世代だと「布団を干せばバンバン叩くのが当たり前」で、またそれが正しいと思っていました。
もう、お母さんも「お布団叩いといてー!」って言ってましたからね(笑)
そんなことで、こういった学ぶ機会は大切にして賢く生活できるように成長したいと思った今日この頃です。
以上「布団を干す頻度は素材で変わる!ベストな期間や回数はどれくらい?」でした。
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