こんにちは!
自動車整備士のまいこです!
突然ですが、今はセルフのガソリンスタンドで自分でタイヤに空気を入れる方も多いと思いますが、その時「タイヤの空気圧はどれくらい」にしていますか?
何度も空気圧をチェックするのも面倒だからと「規定値よりも高め」にする方もみえると思います。
実際、点検で来店されたお客様から「タイヤの空気圧高めにしておいてくれる?」と言われることも結構ありますからね(笑)
ちなみに、私は規定
しかし、タイヤの空気圧を高めにするのも「デメリットはある」ので、そこは理解した上で空気圧は調整したいところ。
というわけで、今回は「タイヤの空気圧を高め(低め)にするメリットやデメリット」についてお伝えしていきましょう!
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タイヤの空気圧を「高め」にするメリットやデメリット!
タイヤの空気圧を高めにすると一体どうなるのか?
まずはメリット部分から解説していきましょう。
タイヤの空気圧を高めにするメリット
はじめにメリットを箇条書きでまとめると、以下のような効果が望めます。
- 燃費が上がる
- 加速がスムーズになる
- 乗り心地が良くなる(好みによる)
これは「タイヤの空気圧を高めにする=タイヤがパンパンに膨れる」ので、地面とタイヤの接地面積が小さくなるからです。
接地面積が小さくなれば「タイヤが転がる抵抗が減る」ので、加

空気圧を高めにするデメリットもあります!
逆に空気圧を高めにするデメリットは、
- タイヤのグリップ力が低下する
- クッション性が悪くなる
- 接地面ばかり摩耗する(タイヤの中心部分)
などがあります。
地面とタイヤの接地面積を減らすことで抵抗が少なくなるというメリットはありますが、反面「タイヤのグリップ力は低下」します。(接地面が少なくなるので)
また、タイヤはクッションの役
人によっては突き上げるような感覚を感じることもあるでしょう。
そして、タイヤが接地する中心部分ばかり摩耗することもデメリットとして考えられます。

タイヤを長く使うことまで考えれば「規定値」もしくは「+5~10%」がおすすめです。
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タイヤの空気圧を「低め」にすると一体どうなる?
結論から言えば、普段走行する上でタイヤの空気圧を低めにするメリットはありません。基本的に
- バーストする可能性が高くなる
- 燃費やタイヤ性能が悪くなる
など、良い事はないでしょう。
例えば、高速道路で空気
スタンディングウェーブ現象とは「タイヤが
他にも空気圧の低い状態で走ると、縁石など
また、タイヤの接地面が広がり「燃費の悪化」や「走行性能の低下」に繋がるなどデメリットがほとんどです。
あえて空気圧を低くする場面は、新雪や泥地など
タイヤが空転する時は空気圧を下げる価値はある!?
新雪や泥地に嵌まってしまった場合、動けないからと
そこでタイヤの空転を防ぐために「早い段階で空気圧を極端に下

基本的にはタイヤの空気圧を低めにするメリットはありません。
言い換えれば、空気圧のチェックを長期間行わなければ「上記で解説したデメリット(バーストや燃費低下など)が起こる」ということです。
となると、たまにはガソリンスタンドに寄った時に空気圧の確認は行いたいですね。
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おわりに
今回は「タイヤの空気圧を高め(低め)にするメリットやデメリットについて」お伝えしてきました。
おさらいとして記事のポイントをまとめると、
- 空気圧を高めにするメリットはある(燃費向上など)
- 空気圧を高めにするとしても5~10%程度(基本的に既定値がよい)
- ただし、タイヤのクッション性の低下や摩耗の偏りといったデメリットもある(だから高くしすぎない)
- 空気圧を低めにするメリットはほとんどない
などがありました。
私もたまに会社で空気圧を調整しますが、その際は「既定値+5~10%」にしています。
仮に「既定値240kPa(キロパスカル)」と書かれていたら、高めにすると言っても250か260kPaです。
空気圧も高めにし過ぎればデメリットの方が大きくなりますから気をつけてくださいね。
以上「タイヤの空気圧を高めにするメリット!逆に低くするとどうなるの?」でした。
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