海で飛んでいる「鳥」といえば、「カモメ」を思い出します。
しかし、それは本当に「カモメ」なのでしょうか?
海には、「カモメ」にそっくりな鳥で「ウミネコ」もいます。
しかし、今すぐ海に行き、飛んでいる鳥を見つけても、今飛んでいるあの鳥は「カモメ」なのか「ウミネコ」か、はたして区別が付けられるでしょうか?
というわけで、今回は「カモメ」と「ウミネコ」の違いと、本当にウミネコは「猫のように鳴くのか?」について解説していきたいと思います。
カモメとは?
カモメというと爽やかな夏の海をイメージしますが、じつはカモメは冬に日本にやってくる渡り鳥です。
しかし、「カモメ」と単純に読んでいますが、カモメは種類が多く、大きさも全長25cm~75cmくらいまで幅があります。
日本に来るカモメは「カモメ」「オオセグロカモメ」「セグロカモメ」「ミツユビカモメ」「ウミネコ」「ユリカモメ」などがやって来ます。
また先ほど、「カモメは冬の渡り鳥」と書きましたが、北海道では「オオセグロカモメ」「ミツユビカモメ」が夏でも見られます。
またカモメは見かけによらず、「海の掃除屋さん」と呼ばれるくらい、なんでも食べます。
ウミネコとは?
ウミネコも「カモメ科」です。
つまりカモメの仲間なので、見た目に違いが分かりにくいのも納得です。
ウミネコは「猫のように鳴くのか?」
気になるウミネコの鳴き声ですが、ズバリ猫のように鳴きます。
そのため名前も「海猫(ウミネコ)」となりました。
「ニャーニャー」と確かに聞こえます…よね?
カモメとウミネコの違いとは?
「カモメ」と「ウミネコ」はパッと見た感じでは違いが分かりにくいですが、カモメの種類によっては足がピンク(ユリカモメ)だったりするので、その場合は足が黄色がウミネコとわかりやすいです。
その他は、先の写真を見比べて頂くと分かりますが、くちばしの長さはウミネコの方が長く、目つきもウミネコは鋭いです。
それでもわかりにくい場合は、東北よりも南では夏にカモメはいませんから、夏にカモメを見たという場合は、ほとんどウミネコと思っていいでしょう。
あとは、もちろん鳴き声も違います(笑)
- カモメ…冬の渡り鳥、目がかわいい、くちばし短い
- ウミネコ…年中日本のどこかにいる、目が鋭い、くちばし長い
最後に
「カモメ」と「ウミネコ」の違いですが、個人的には「目が全然違う」と感じています。
カモメは黒目が多いのですが、ウミネコは猛禽類のような鋭い目をしているので、すぐわかりそうです。
最近は、あまり冬の海に出かけることも少なくなりましたが、せっかくなので今年の冬はカモメを見に行こうかと思います。
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