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カビはアルコールで殺菌できる!他にも効果的な方法を紹介するよ

こんにちは!おやつです!

いきなり過激な発言ですが「カビって死ねばいいのに!」って思いませんか?

お風呂やトイレに洗面所などの水回りは毎度カビが生えてきて掃除が本当に面倒くさいです。

なんだったら窓にもカビって生えてきますが「どうにかならないのかな?」と本気で思います。

また賃貸物件の場合は、日当たりや通気性によって一戸建てよりもカビが生えやすく頭を悩ませている方も少なくありません。

「カビがすごくて子供の健康が心配だから引っ越す」という方もみえますからね。

そこで、今回はいつも退去物件のクリーニングをお願いしている業者さんに「カビを殺菌する方法」について聞いてきました。

業者さんなので専用の道具なんかも持っていますが、一般家庭でも出来るカビを殺菌する方法ということで聞いてきましたので、同じようにカビで悩んでいる方は必見ですよ!

 

 

カビを殺菌するにはアルコールが有効!

カビを殺菌するには「アルコール」が有効とのこと。

アルコールには、カビの細胞膜やタンパク構造を破壊する効果があるそうなんです。

ただアルコールと言っても種類があるので、まずは効果のあるものからご紹介しましょう。

 

消毒用アルコール(濃度80%前後)

結論から言えば、カビの殺菌にもっとも効果的なのは「消毒用エタノール」です。

濃度の高い「無水エタノール」が効果的と言う意見もありますが、無水エタノールをそのまま使用してもカビの殺菌は出来ません。

なぜなら揮発性が高すぎてカビが死滅する前に乾いてしまうからです。

そのため無水エタノール(濃度99%)は水を加えて濃度を80%前後にしなければいけませんが、だったら初めから濃度80%前後の「消毒用エタノール」を購入した方が早いです。

 

アルコールでもカビを殺菌出来ないものは?

ここで注意したいのは「アルコールだったら全てカビを殺菌できるわけではない」ということです。

先ほどの無水エタノールをそのまま使用しても実質カビを死滅させることは出来ませんし、

  • お酒としてのアルコール
  • 除菌用のアルコール

など濃度が低い場合もカビを死滅させるには時間が掛かり、実質死滅させるには至りません。

 

参考までに如何エタノール濃度とカビを死滅させるまでにかかる所要時間です。

エタノール濃度 死滅までの時間
1~8% 静菌作用
8~20% 30分~48時間
20~40% 10分~30分
40~80% 5分以内
80~99% 10分~30分

参考元花王株式会社(サイエンスプラザ)

こちらを見るとやはり最も効果的なエタノール濃度は70~80%となっていますので、いわゆる「消毒用エタノール」や「高濃度エタノール」がカビの殺菌には効果があるのがわかります。

 

 

カビは熱湯でも死滅する!殺菌可能な温度は?

カビはアルコールでも死滅するのですが、賃貸の退去物件をクリーニングしている業者さんは「温度」から攻めます。

あとで使用している道具もご紹介しますが、まずはどれくらいの温度でカビを殺菌できるのかみていきましょう。

 

カビが死滅する温度について

カビにも種類がありますが、お風呂など掃除の時に困らせるカビは、

カビが快適な温度 25~28度
カビが生育可能な温度 0~40度

と言われています。

0度(凍結)でもカビは死滅しませんが、活動に必要な水分がなくなるので増殖は停止します。

つまり、お風呂場なんかはカビにとって最適な環境ということがわかりますが、逆に40度以上では生育が不可能なのですね。

 

カビを死滅させる便利アイテム!

先のクリーニング業者さんも利用するカビ掃除のアイテムは「高温度スチームクリーナー」です。

カビの生育温度を考えると、100度以上の蒸気を出す高音スチームクリーナーは「カビに有効」です。

こういった高温スチームクリーナーは、いろいろな場所で使用できるので家庭に一台あると便利ですね。

ただ、ある意味で最もカビの掃除が面倒な「お風呂」では、高温スチームクリーナーが無くても「シャワーで代用」も可能です。

 

50℃以上の熱湯を90秒浴びせるとカビは死滅する!?

これはNHKの「ためしてガッテン」で放送されていましたが、お風呂のシャワーを50℃に設定して90秒以上カビにかけると死滅するそうです。

また、カビの予防ということであれば「週1回50℃のお湯を5秒間かける」ことでカビの予防になるとのこと。

50℃となると結構熱いので注意しながら行わないといけませんが試してみるのもアリですね。

ただ天井などは出来ないので、そういった箇所は「消毒用アルコール」を利用すると良いかもしれません。

 

 

防カビ効果はアルコールにあるのか?

カビに関しては掃除するよりも発生しないのがベストですが、カビを殺菌できるアルコールには「防カビ効果」もあるのでしょうか?

答えは「NO」です。

よくエタノールを加水して「手作り防カビスプレー」として使用されている方もみえますが、結局アルコールのみでは「揮発する」からので防カビとしての効果は期待できません。

逆に、市販されている防カビスプレーで成分にアルコールが含まれているものもありますが、防カビ効果は「他の成分」にあるのです。

ですから、防カビを期待するのであればそこは「手作りエタノールスプレー」ではなく、専用の防カビスプレーがオススメです。

 

お風呂の防カビにオススメなのは!?

ちなみに、お風呂に関して言えばウチはルック おふろの防カビくん煙剤」を愛用しています。

防カビスプレーも色々試したのですが、個人的な感想だと「ルック おふろの防カビくん煙剤」の方が効果的です。

 

トイレの防カビにオススメなのは!?

私の住んでいる所のホームセンターに「カーマ」というお店があります。

そこは「DCMブランド」というオリジナル商品を展開しているのですが、そこの「トイレの泡クリーナー」が超オススメです!

これをやる前は1週間もすればピンクヌメリが出てきていましたが、一度これをやって数時間放置しておくと2週間は汚れが付きません。

いろいろトイレの商品も試してきましたが、かなり気に入っているアイテムです。

 

 

おわりに

いかがでしたか?

カビが発生してからの掃除って結構大変ですけど、

  • 消毒用エタノール(濃度70~80%)
  • 熱湯(50度以上)

この2つはプロも認める有効な方法です。

市販されている商品には「全然効かないじゃん!」というのもあるので、まずは上記2つから試してみてはどうでしょうか?

 

また防カビについては「アルコールは揮発するので効果が無い」というのもポイントです。

結構「アルコールで防カビスプレーが作れる」という情報が多いですが、理屈で考えると効果が無いのも納得ですよね。

防カビについては専用の商品を利用するのが良さそうです。

個人的にはお風呂とトイレは紹介した商品が今のイチオシです。

気になる方は、ぜひ試してみてくださいね。

以上「カビはアルコールで殺菌できる!他にも効果的な方法を紹介するよ」でした!

 


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