分譲マンションの広告を見ると「綺麗なエントランス!素敵な夜景!」と少し憧れるマンション住まい。
しかし、1つの建物に色々な人が住んでいるため住民同士のトラブルが本当に多いんです!
国土交通省の「マンション総合調査・H25」では、何かしらのトラブルを抱えているというマンションは全体の65.6%を占めているというデータがあります。
マンション10棟のうち6棟は「何かトラブっているんだな」と思うと、マンショントラブルって多く感じませんか?
ちなみに、マンションのトラブルで「多い」ものは、すでに国土交通省のデータで発表されてまして、
- 迷惑駐車…40.1%
- 生活音…34.3%
- ペットの飼育マナー…22.7%
となっています。
なるほどと思う反面「トラブルって大変なものほど嫌」ですよね。
解決するまで心身ともに疲弊するようなトラブルこそ出来れば避けたい!
というわけで、今回私がお伝えするマンショントラブルのランキングは「解決までの大変さ」も加味して独断と偏見でお届けしたいと思います!
解決までに精神が病む!マンショントラブル・ランキング
私が選ぶストレスがMAXになるトラブルを上位7位でご紹介します。
マンショントラブルの「神7」いってみましょう!
第1位「騒音・振動」
マンションのトラブルでややこしくなるのは「騒音と振動」が原因のトラブルです。
壁や床、天井1つ先に他の住戸があるマンションならではのトラブルと言えるかもしれません。
とくに音や振動を出す側は「こんな小さい音で文句言うの?」と思いがちですが、出されている側にとっては「小さな騒音や振動でも気になる」もの。
しかも、それが毎日積み重なると大きなトラブルに発展することもあり、場合によっては「裁判」にまで至るものもあります。
どうしても相手が改善しない場合は「リフォーム」という手もありますが、それはそれでお金は掛かるし、工事で別のトラブルになることもあって大変です。
また、もし騒音や振動でトラブルになった場合も「直接苦情を言いに行く」のは止めましょう。
さらなるトラブルの原因になりますから、まずは管理会社へ相談。
騒音や振動は管理規約に抵触する行為でもありますので、管理会社に相談すればトラブル回避にもなります。
第2位「駐車マナー」
「駐車に関するマナー違反」は国土交通省のデータにもありますが多いです。
具体的には、
- 駐車する枠をはみ出して停めている
- 駐車禁止スペースに停めている
- 来客者専用スペースに長時間停めている
などがあります。
入居者さんも「少しの間」であれば暗黙の了解で苦情に発展することはありませんが、頻繁に同じようなマナー違反があれば苦情に発展します。
そして、注意してすぐに止めればいいのですが「何が悪いの?」と言わんばかりに止めない。
スーパーで障がい者専用の駐車場に堂々と駐車するような「空いてるんだからいいでしょ!」という感覚なんですね。
こういう人だと凄く面倒くさいです。
第3位「ゴミ出しマナー」
マンションは共同生活の場でもあり、ゴミ出しにもルールがあります。
ゴミを出す場所だけではなく、曜日や時間にも決まりがあるばかりか自治体によってはゴミの分別にもルールがあります。
これらを守れないマナー違反の住民はまさにマンショントラブルの元凶と言えます。
マナー違反したゴミを発見したら、その犯人を特定するよりも、まずは管理人や管理会社に連絡しましょう。
そうすれば共用部分にゴミ出しのルール徹底を促す告知をしてもらえ、抑制効果になってトラブルを回避できることでしょう。
第4位「廊下など共用部分の専有化」
第3位は「マンションの共用部分」について。
廊下やエレベーターはもちろんのこと、バルコニーも実際は共用部分です。
とはいえ、バルコニーは住民しか利用できないのでトラブルになることはありませんが、問題は誰でも利用ができる「廊下やエレベーターなど」の共用部分。
そこに私物を置いたりすると確実にトラブルになります。
共有部分は入居者皆さんのものですから、これでは苦情が出るのも当たり前。
管理人や管理会社に連絡して、まずはその住人に告知してもらいましょう。
荷物であれば管理会社が撤去することになりますので、廊下などで私物を見かけても触らず管理会社に一報入れるようにしましょう。
第5位「ペットの飼育マナー」
分譲マンションでは「ペット可」ということが多いですが、だからと言って何でもアリではありません。
ペットを飼う上で規則やマナーが存在します。
例えば、ペット可のマンションでも「廊下やエレベーターでは抱っこすることが決まり」になっているのに放し飼いにしたり、ひどい場合はエレベーターやエントランスでオシッコさせるような人もいます。
ペット可のマンションでも入居者の方すべてがペット好きとは限りません。
ペットが苦手な人もいることを考える思いやりが必要ですが「ペット可のマンションなのに何が悪いの!」と、これも簡単に解決しにくいトラブルの1つです。
第6位「喫煙」
住戸内での喫煙は問題ありませんが、バルコニーや廊下で喫煙する人がマンションでのトラブルになっています。
「部屋で吸うとタバコ臭くなる」とベランダで吸うのだと思いますが、ベランダを含む共用部分での喫煙は周辺住戸に煙が行き渡ります。
私もマンションに住んでいた時に、隣の人がタバコをベランダで吸うと煙が流れてくるので、窓を開けておくのを躊躇った記憶があります。
しかし、この建物での喫煙は管理会社へ連絡してもなかなか対応できません。
というのは、証拠が残りにくいので「とぼける人が多い」のです。
もちろん苦情は直接伝えるよりも管理会社を介した方が良いのですが、隣戸や上下階での喫煙によるトラブルは「自己防衛」の必要があります。
喫煙も一時的なものなので「窓を閉める」とか「空気清浄機を使う」などで煙から身を守りましょう。
第7位「ヤミ民泊・無許可民泊」
ここ近年で一気に広まった「民泊」ですが、これもトラブルになると面倒です。
民泊の利用者は当然マンションのルールやマナーを知っているわけもないので悪気がなくてもトラブルに繋がります。
また、民泊させている人も管理規約で明確に「民泊禁止」とされているにも関わらず、「友人を泊めている」などと言い逃れできてしまいます。
もし上記のようなケースで困っている場合は、まずはネットでその部屋で宿泊募集しているか否か調べましょう。
そこで発覚すれば「確実に民泊している」ので、発見したらすぐに管理会社へ連絡しましょう!
マンションでのトラブルは”すべて”管理会社に連絡!
マンションで起こりうる様々なトラブルに遭遇した場合、とにもかくにも自分だけで解決しないことです。
自らトラブルを解決しようとすると「入居者トラブル」になります。
苦情を言われた方が、今度は粗探しをして苦情を言い返すなどトラブルが発展してしまうこともあります。
マンションでトラブルに遭ったら、大小に関わらず全て管理会社へ相談しましょう。
それでもトラブルが解決しない場合は、弁護士に相談しましょう。
余計な恨みを買う元になるので、とにもかくにもマンションでのトラブルは「自分で解決しない」ようにしてくださいね。
おわりに
いかがでしたか?
マンションは集合住宅ですから「自分だけが住んでいるわけではない」ということを認識して、同じマンションに住んでいる人に関心を払うことが大切です。
マンション内で何か集まりがあれば顔を出したり、住民同士のコミュニケーションを図れば大きなトラブルに発展することは防げることもあります。
またマンショントラブルで注意したいのは、絶対に苦情を「住民同士」で言い合わないこと。
お互いが感情的になり、解決に一向に進まないケースは本当に精神的に参ってきます。
とにかくトラブルがあったら管理会社に連絡するようにしましょう!
以上「マンションのトラブルが凄い!大変な順にランキングにまとめました」でした。
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