突然ですが、最近ウチの旦那が「健康に気を使って自転車通勤する!」と言い出しました。
マンションが立ち並ぶような市街地だと「車で移動するよりも自転車の方が早いし便利」ということもあって自転車通勤をしている方も多く見かけますし、休日は颯爽とロードバイクを走らせている方もみえますよね。
しかし、マンション住まいの我が家では「自転車」は少し考えるところなんです。
というのも、マンションの自転車置き場の利用についても「1部屋に1台」と台数制限があったり、なかには「自転車用の駐輪場がない」というマンションも意外と多く、管理が行き届いていないマンションだとエントランス近くに無造作に自転車が停められていることもよく目にします。
その場合は「部屋で自転車を保管する」という方もみえますが、マンションのエレベーターを利用する際にトラブルに発展するということも耳にします。
マンションで住民同士のトラブルになると今後の住みやすさにも影響してきますので、出来れば余計なトラブルは避けたい所です。
というわけで、今回は「マンションで自転車を保管する場合に気を付けたいポイント」をみていきましょう。
マンションの自転車トラブルをランキング形式で!
冒頭で少し触れましたがマンションでは自転車の保管場所は「1部屋に1台もしくは2台」など台数制限があるところがほとんどです。
そのため子供が大きくなると自転車置き場の数が足りないことが多く、最近はマンションの中に運び入れる方が多くなりました。
まずは室内保管に関するトラブルについてみていきましょう。
1位:自転車をエレベーターに入れることに反対!
これは「分譲マンション」に多いトラブルですが、マンションで自転車を室内保管すること自体は置き場さえクリアできれば簡単です。
でも問題は「住戸まで自転車をどう移動するか」です。
1階ならさほど問題がありませんが、2階以上の住戸だと「エレベーター」を利用する方も多いでしょう。
しかし、マンションによっては「エレベーターに自転車の乗り入れ禁止」という規約を作っているところもあり、住人の方にはエレベーターに自転車を乗り入れることに反対している方も少なくありません。
反対される理由については、
- 自転車を乗せられるとエレベーター内が狭くなる!待っていたのに乗れない事も
- エレベーターに傷が付く!修繕費が発生するから迷惑
というような意見が多いです。
マンションの管理規約に「エレベーターに自転車の乗り入れ禁止」と記載がなくても、先にエレベーターに住人が乗っているなら「やり過ごして次のエレベーターまで待つ」などの配慮が必要かもしれませんね。
2位:マンションの共用部分に自転車を置くのはNG!
マンションに駐輪場が整備されていれば、自転車置き場は必然的に駐輪場になります。
私が住んでいた賃貸マンションでは「1部屋に1台車輪止めのある自転車置き場」があったのですが、それ以外はフリースペースの自転車置き場に置くというルールでした。
しかし、その自転車置き場は「奥行きがあった」ので勝手に止めていた自転車の位置を奥にされたり、朝の出社前に何台か自転車をどける作業があって結構問題になっていました。
そのため、住人の中には空きスペースを見つけては自転車を勝手に置く方もいましたが、これは絶対にやめておきましょう!
非常に多いマンションでの自転車トラブルの1つで、共用スペースは「住人みんなのスペース」ですし、また場所によっては「災害時の避難や消防活動に使う」ために、あえて空けているスペースかもしれません。
そういったスペースに自転車を置くと「万が一」のことがあった場合に大変迷惑になりますから、自分だけの都合で判断するのはやめましょう。
3位:マンションの放置自転車!勝手に撤去していいの?
ちなみに、先ほどの私が住んでいた賃貸マンションのケースでは「放置自転車」も結構な台数が自転車置き場に残されていました。
こういった放置自転車や「共用部分に勝手に自転車を停めてしまう」と、最悪の場合「撤去」そして「処分」されてしまいます。
管理規約上、駐輪場ないし自転車置き場としていない場所に停めてしまうのですから、管理規約違反になります。
これはウチの会社の管理物件でも「自転車が邪魔だと入居者からクレームが入る」のですが、その場合の対応は以下のようになります。
- 自転車の所有者がわかるのであれば直接連絡!
- 持ち主不明の場合は、自転車に「張り紙」をする(期日内に移動しなければ撤去する内容で)
- 期日内に移動しない場合は、即撤去&処分!
撤去した自転車を一時保管するようなことは…、致しません。
あとで「勝手に捨てやがって!」というクレームがあっても一切受け付けないので、自転車が大切だったら問題にならないように自転車は保管しましょう。
ただ、自転車の所有者がわかっていて連絡すると「え?無料で処分してくれるの!」と喜ばれることも結構あるんですけどね(苦笑)
マンションで自転車の「室内保管」はどうなの?
最近は自転車のブームもあって「何十万円もする自転車」に乗っている方も多くみかけます。
そういった自転車を「マンションの駐輪場に置いておく」のは防犯面でも不安ですから、室内保管する方も多いです。
しかし、マンションでの自転車保管のトラブルで「エレベーターへの乗り入れ」は問題になっているのも事実です。
では、一体マンションでの「室内保管」では何を気を付けるべきなのでしょうか?
賃貸の場合は室内保管もトラブルになることも!
自分で購入している分譲マンションの場合は「室内への運び入れ」は問題になりませんが、賃貸物件の場合はトラブルになることもあるので注意してください。
あくまで賃貸物件は「大家さんから部屋を借りている」ので、部屋が汚れるような使い方は大家さんとしてもやめて欲しい所です。
例えば、自転車をフローリングに置いておくと「タイヤの跡」が残ることがあります。
参照元:おしえてgoo
また室内に傷がついたり、雨に濡れた自転車を部屋に乗り入れれば床や壁が濡れる恐れがあります。
「じゃあ、室内を痛めないようにベランダに置くわ」というと、これも消防法で避難経路を塞ぐものを置いてはいけませんという決まりがあるのでよくありません。
現在の賃貸物件の契約書に「室内に自転車を乗り入れるのは禁止」という特約が書かれていることはない(私が知る限り見たことが無い)ですが、仮に上記のようなフローリングにタイヤの跡などあれば補修費用などは退去時に請求されることにはなると思います。
共用部分(エレベーターなど)の移動は細心の注意を!
また「自転車の室内保管」で最も気を付けないといけないのは、先にトラブルランキングで1位の「エレベーターなどの共用部分での移動」です。
これは「管理規約に記載が無いんだから問題ないだろ!」ではなく、モラルやマナーの問題です。
自転車を室内に入れない入居者の気持ちを考えることが大切です。
- 雨に濡れた自転車は「拭いてから」乗り入れる
- 廊下やエレベーターでは「場所を譲る」気持ちをもつ
など、気遣いがあれば入居者同士のトラブル回避につながると思います。
実際、子供用の小さな自転車に関してクレームを入れる方はみえないですし(いるかもしれませんが)やはり大人の自転車だと場所を取るので「他の利用者に迷惑を掛けている」ということを前提に考えましょう。
「管理規約に記載がなければ何でもしていいのか?」という話ではありませんからね。
マンションの自転車置き場にバイクって置いていいの?
これは少し余談ですが、同じ「マンションの自転車問題」に関係することなのでお伝えしますが、この「自転車置き場にバイク」も問題になりがちです。
まず大前提として、基本的にマンションやアパートなどの自転車置き場(駐輪場)にバイクを置くのは禁止です。
なかには規約で「原付バイクならセーフ」などある物件もありますが、一般的には
- バイクが倒れて子供が怪我をするなどの事故
- 燃料があるので火災が発生するなどの事故
という観点から自転車置き場にバイクは置けないことが多いのです。
実際、賃貸物件ではバイク駐車可の物件というのは件数がかなり限られており、店頭に見えたお客様に「バイクの駐車できますか?」と聞かれても、「聞かなかったことにします=(そのアパートは入居者の方が”勝手に”バイクを止めているので、あくまで自己責任で停めてください)」という、暗黙の了解で契約を勧める営業マンも大勢います。
バイクを乗っている方がマンションなどの物件を探すときは、バイクの駐車スペースがあるのかの確認をして、もし無いのであれば近くに「レンタルコンテナスペース」などがあるか事前に調べておくとよいですね。
おわりに
いかがでしたか?
マンションでの自転車トラブルは思っているよりも多く、また直面している方も少なくありません。
駅までの通勤など近くに行くのに利用するだけなら「簡単に担げる折りたたみ自転車がおすすめ」ですが、やはり現在の自転車ブームの関係でロードバイクなど大人の自転車が問題の渦中となっております。
とはいえ、自転車自体はとても良いもの!
海外では自転車の利用が推奨されており、道路も自転車専用道路を設けたり、オランダでは自転車通勤を始める為の補助金まで出るそうです。
排気ガスなども出ませんし「最強にエコな乗り物」ですから、この自転車ブームに乗って日本でも「自転車が利用しやすい環境」になれば良いなと思います。
以上「マンションの自転車トラブル!これから購入する人は気を付けましょう」でした!
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