こんにちは!おやつです!
私の会社は賃貸物件の紹介(仲介)だけではなく、管理も行っています。
管理は物件のオーナーさんに代わって建物の管理だけではなく家賃集金なども行うのですが、毎月入居者さんの誰かは家賃の支払いが遅れます。
家賃の支払いをわざと遅らせる方はいないと思いますので、何かしらの事情でどうしても家賃が遅れることもあるでしょう。
家賃が遅れるとなると「なんとか上手い言い訳を考えなくては…」と悩んでいる人もみえますが、じつは言い訳を考えても意味はありません。
だって「結婚式が重なったの?それは仕方がないねぇ」なんて言う管理会社や大家さんはいませんから。
しかし、そうはいっても家賃の支払いが遅れる時は遅れてしまう。
「家賃の支払いが遅れる場合はどうすればいいの?」
というわけで「今月家賃が遅れる!どうやって言い訳しよう…」と悩んでいる方のために、管理会社や大家さんへの上手い相談の仕方をお伝えしましょう。
「家賃が1か月遅れる」ことを管理会社はどう考えるのか?
入居者さんの中には「家賃が1か月遅れるくらい」と軽く考えている方も少なくありません。
しかし、家賃が1か月遅れることで大家さんも迷惑なのは間違いありませんが、入居者さんにとっても簡単に考えるべきことではありません。
管理会社は、家賃が1か月遅れることを結構重く考えているのです。
「家賃は生活費の2~3割を占める」のが一般的
グレードの高い物件を借りていればもっと家賃の占める割合が多いという方もみえるでしょうが、一般的には家賃は給料の2~3割くらいが理想と言われています。
なにはともあれ「生活費の大部分を占める」のは間違いありません。
家賃が給料割合の3割だと多い?もっと適切な計算方法があるんです!
そんな家賃が1か月遅れれば、翌月2か月分の家賃を支払わなければいけません。
ボーナス月で「いつもより余分に」お金が入る予定があればよいですが、通常月であれば家賃を2か月分払うのはかなり生活が苦しくなります。
ですから、ウチの管理課は「家賃は遅れても1か月を超えさせない」ように心がけています。
管理会社は家賃が遅れると「そこから長期滞納に繋がらないか?」ということが心配なんですよね。
長期滞納の誰もが初めは1か月の滞納から始まるのですから。
さて、管理会社の不安点を踏まえたところで「家賃を待ってもらうためのポイント」について話をしていきましょう。
ある意味「不動産屋の本音」ですから、どこよりもリアルな意見ですよ(笑)
余計な言い訳は時間の無駄!ポイントは「いつ払えるか」
まず冒頭でもお伝えしたとおり、物件の管理をいくつも行っている会社だと家賃が遅れる人は毎月います。
その都度、
- 体調が悪くて振込みに行けませんでした
- 忙しくて口座に入金するのを忘れてました
- どうしても急な入用があって…
など、家賃が遅れた言い訳を山のように聞いています。
そのため管理課の人にとって、言い訳は「耳がタコ」ですし正直どうでもいいのです。
知りたいのは、
「いつ支払えるか?」
ただ、ただ、その1点。
なぜなら管理会社は「大家さんから家賃集金も頼まれている(依頼内容によりますが)」ので、期日にきちんと家賃を回収して大家さんに送らなければいけません。
そこで入居者さんが家賃の支払いが遅れるのなら「いつまでに支払ってくれます」と伝えなければ、大家さんから「頼りにならない会社」と思われます。
ですから、伝えるのは「なぜ遅れるのか?」という言い訳ではなく「きちんとした支払い計画」なのです。
下手な言い訳よりも「無理のない計画」が大事
遅れた家賃は1日でも早く支払わなければと思うかもしれませんが、それよりも大事なことは「確実に払える」ということです。
1か月家賃の支払いが遅れてしまえば、翌月は2か月分の家賃を支払うことになります。
普通に考えてこれはキツイ。
「●日が給料日なので、その日の家賃を支払います」と言っても、「じゃあ、今月分の家賃はどうなの?」と言われます。
ですから「△月がボーナス月なので」というような、今月分も含めて家賃の支払いがしっかりと払えるというアピールをされた方が管理会社も大家さんも安心です。
管理会社や大家さんによっては「分割払いも相談に乗ってくれる」ところもあると思います。
無理な言い訳を考えるよりも、無理のない支払い計画を伝える。
こちらの方がお互いのためになります。
ただ「賃貸保証会社」は、こんなに甘くないかも?
ここまでは「一般の管理会社が家賃を集金する」ということで話をしてきましたが、最近は部屋を借りる際に「賃貸保証会社」と契約していることも多いです。
その場合は、管理会社のように甘くはないかもしれません。
賃貸保証会社とは、入居者さんが家賃を滞納した場合に「家賃を立て替えてくれる会社」です。
もちろん「そんな便利な会社があるなら多少遅れても安心だ」というわけではなく、代位弁済された家賃はきっちりと取立されますし、保証事務手数料など損害金も請求されます。
保証会社の中では取立もなかなか厳しい会社もあるそうですし、家賃の滞納が3か月も経てば裁判の準備を始めるところも少なくありません。
また保証会社が請求を行うということは「信用情報に家賃の滞納という記録が残る」可能性も出てきます。
もし保証会社と契約していて家賃が遅れることが分かっているのなら「家賃が遅れる前に」管理会社や大家さんに連絡を行い、保証会社への連絡を待ってもらうようにお願いしておきましょう。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「家賃が遅れると管理会社はどう考えるのか?」という視点で記事を書きました。
ポイントとしては、以下の3つです。
- 言い訳は「逃げの姿勢」だから何を言ってもダメ
- 知りたいのは「いつ支払えるか?」の計画
- 賃貸保証会社と契約している場合は「家賃が遅れる前」に連絡を!
家賃が遅れる入居者さんにとっても「管理会社の考え」は大事なことで、一生懸命に言い訳ばかり考えている方は「支払いの計画がない」ので、よく管理課の人間が怒って電話しています。
ですが、仮にボーナス月まで待つにしても分割払いにしても「きちんと支払う計画の話」の場合は、穏やかに電話しています。
お金のことでお互いが感情的に話をしているのは楽しいものではありません。
であれば、しっかりと支払える計画を伝えた方がお互いにとってメリットがあるというものです。
家賃が遅れるなら言い訳をせずに、いつ支払えるかを伝えるようにしましょうね。
以上「家賃の支払いが遅れる!その時に大家さんに伝えることはたった1つ」でした。
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