こんにちは!おやつです!
先日、店頭で賃貸物件の初期費用を説明していたところ「家賃の引き落としに手数料がいるの?」と言われました。
電気やガスなどの「公共料金」では引き落とし手数料無料なので、家賃だと手数料が掛かることにビックリされる方も多いです。
「なんで口座引き落としで手数料取られるの?騙されてるんじゃないの!」
ヤフー知恵袋を見ているとそんな声もチラホラ見かけますが、もちろん不動産業者や大家さんが手数料を無駄にとっているわけではありません。
「じゃあ一体なんで?」と気になりますよね。
というわけで、今回は「なぜ家賃の引き落としには手数料が掛かるのか?」また「手数料の掛からないお得な家賃の支払い方はないのか?」
ここはひとつ現役の賃貸営業マンがバシッと解説したいと思います。
家賃の引き落としに手数料が掛かるのは普通なの?
まず大前提として、口座引き落としを利用すると手数料が掛かります。
公共料金の引き落としが無料なのは「電気会社やガス会社が手数料を支払っているから」です。
だったら「家賃も手数料負担してくれればいいの!」と思いますよね。
では、なぜ家賃の場合は入居者が手数料を負担するのでしょうか?
というのは、家賃は5万円と大家さんが設定すれば5万円だからです。
電気やガスは料金設定する時に手数料を含めることが出来ますが、家賃の場合は「先に決まっている」ので、それが出来ません。
管理会社は5万円を入居者から頂いて、そのまま5万円を大家さんに渡さなければいけません。
仮に手数料が500円であれば、50,000円-500円=49,500円 ではダメということです。
これは、
- 振込み
- 自動送金
でも、手数料は入居者さんの負担になります。
10万円を振り込む時に、手数料を差し引いて振り込むケースはほとんど無いですよね。
それと同様に「口座引き落としの手数料」も入居者さんが負担する形になるのです。
どうして家賃の引き落とし手数料は高いの?
通常、個人の大家さんが口座振替で引き落としする場合は「銀行の手数料のみ」ですが、保証会社を利用すると家賃の1%という場合もあります。
こうなると家賃が8万円の物件であれば、集金手数料で800円も掛かってきますから、口座引き落としの手数料としては高いという声も納得です。
ちなみに、こういうケースは大手管理会社に多いです。
この言い分としては「事務手数料」が加わって割高になってきます。
大手管理会社だと取扱いの物件数もかなり多いので言いたいことは分かりますが、それでも入居者さんの立場に立てば「少しでも毎月の支払いは抑えたい」のが本音ですよね。
なんとか家賃の引き落とし手数料を節約する方法はないの?
ただ、手数料が高いことに変わりはないので「振込みにしたい」と言われることもありますが、対応できるかどうかは「管理している会社」によります。
例えば、扱っている物件がさほど多くない管理会社や個人の大家さんであれば、銀行の入金確認もさほど手間ではありませんから相談すれば対応してくれる可能性はあります。
ただ、物件数の多い大手管理会社では、そこまで柔軟に対応はしてくれません。
ですが、かわりに「クレジットカード払い」に対応しているので、手数料が気になる方はそちらを利用するのをおすすめします!
家賃を「クレジットカード払い」にすればポイントも貯まる!
すべての物件で家賃をクレジットカードで支払えるわけではありませんが、最近結構クレジットカード払いできる物件は増えています。
クレジットカード払いの物件を調べるのには「アパマンショップ」が便利です。
アパマンショップでは、トップページから住みたい地域を選び、市町村の検索結果ページの下の「こだわりから探す」の「カードで家賃」で絞り込み検索が出来ます。
参照元:アパマンショップ
アパマンションでは、取り扱うブランドが「「VISA、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースクラブ」と普段使っているカードが利用できるのが嬉しいです。
さらに、アパマンショップでは「Pontaポイント」がたまるので、アパマンショップで賃貸契約をする場合は、Pontaカードも準備していきましょう。
ちなみに「ミニミニ」や「ピタットハウス」もクレジットカード払いに対応しています。
ただ、専用カードを作る必要があるので注意してください。
また、その他では、
- 大東建託…VISA、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースクラブ
- ダイワリビング…D-roomカード
- レオパレス…JALカード
でも家賃をクレジットカード払い出来ます。
その他の会社でもクレジットカード払いに対応している所はあるので、気に入った部屋があったら担当の営業マンに確認してみてくださいね。
銀行振り込みは「ネットバンク」で手数料無料に!
「口座振替の手数料が高いから振込にしたい」と相談してOKが出るケースも少なからずあります。
今は、条件を満たせば他行でも振込手数料が無料になるところは多いですが、
- 新生銀行
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
この3つの銀行が振込手数料を無料にする条件が簡単でおすすめです。
新生銀行
新生銀行はインターネットバンキング(新生パワーダイレクト)を開設すれば、それだけで月1回は他行への振込手数料が無料です。
また、ステップアッププログラムのステージに応じて振込手数料が最大で月に10回無料になります。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行も口座開設をすれば、月1回は他行への振込手数料が無料です。
新生銀行同様にランクに応じて振込手数料が無料になり最大15回です。
また「定額自動振り込みサービス」を利用すると、毎月決められた日に自動で振込を行ってくれるので家賃などの支払いには助かります。
楽天銀行
楽天銀行は「ハッピープログラム」(楽天会員の情報を連携させる)て、口座に10万円以上の残高があれば他行への振込手数料は1回無料です。
また給与振込を楽天口座で受け取れば3回無料。
その他にも利用によって「楽天ポイントが貯まる」のも嬉しいですね。
ちょっと余談ですが、今回の手数料のように「目立たない損得の話」でいうと、管理費や共益費があります。
契約時の話になりますが「賃貸契約の豆知識」としては面白いですよ。
おわりに
いかがでしたか?
家賃の引き落とし手数料について解説してきました。
手数料が掛かるのは仕方が無いと思いつつも、確かに毎月のことになると数百円でも「なんかイヤだな」と感じます。(賃貸営業マンの私が言うのもなんですが)
そこでお勧めしたいのは、
- 大手管理会社の物件…クレジットカード払い
- 個人の大家さん…振込手数料無料(さらに定額自動振り込みはおすすめ!)
こちらであれば手数料は無料で、さらにポイントが貯まることもあります。
毎月の事だけにお得に支払っていくのが賢い選択です。
現在、家賃が口座引き落としで手数料に納得していない方は、一度管理会社に相談してみてください。
以上「家賃の引き落とし手数料が勿体ない!お得な支払い方法を選びましょう」でした。
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