賃貸物件に引っ越しした時に気になるのが駐車場です。
一般の戸建てでも、新車を購入して増車すると近隣で駐車場を探す必要があったります。
しかし、この駐車場探し。
住み慣れた町ならともかく、馴染みの無い土地の場合は特に苦労します。
一時的なコインパークならともかく、大切な愛車を長期間置いておくわけですから物件探しも慎重にならざるを得ません。
今回はそんな月極駐車場の探し方について調べました。
まずは条件を決めましょう!
近くて安い所がいいのは当然ですが、実際に探す前にある程度は条件を決めておかないと選択肢が増えて大変です。
最低限決めておきたいポイントはこんなところでしょうか?
車種に見合った駐車スペース
小型車であれば問題はないのですが、大型車となると余裕を持って出し入れできるスペースが必要です。
せっかく見つけた物件でも実際に使うとドアを十分に開けられないなんてことになると面倒ですし、万が一接触などのトラブルにならないよう自分の車のサイズ感はしっかり押さえておきましょう。
舗装や屋根など駐車環境
駐車場によっては屋根の無い露天で更地のままというところもあります。
愛車に対してどこまで求めるかにもよりますが、露天ですと塗装の劣化が早いですし舗装されていない場合は泥跳ねや砂利によるキズ・砂埃などで車が傷みます。
設備が行き届くほど料金は上がりますが「屋根は無くてもいいけど、地面の舗装は必要」など希望はまとめておきましょう。
防犯対策
場所によっては夜になると明かりが無かったり人通りが少なくなることもあります。
車上狙いなど盗難被害も多いですし、被害そのものよりも修理代に大きな出費が発生します。
治安や周辺の環境、夜間照明や防犯カメラの有無など防犯面も大切な条件となりますので、しっかり押さえておきましょう。
月極駐車場を探す方法
ある程度希望の条件が定まったら、さて実際に駐車場を探すわけですが色々な方法があります。
ネットで検索
最近では何でもネットで探せてしまいます。
月極駐車場でも全国ネットで展開しているサイトがたくさんあります。
不動産情報サイト アットホーム
http://www.athome.co.jp/rent/02/
日本駐車場検索
タイムズの月極駐車場検索
駐マップ
HOME'S/ホームズ
http://www.homes.co.jp/chintai/parking/
どれも全国展開しているだけあって都心部では扱い物件も多いのですが、郊外など地域によっては極端に少ないもしくは見当たらないなんてこともあります。
サイトによって扱い物件も異なり、郊外で個人で管理されている場合はこれらのサイトに登録しないケースがありますので、これらで見つけられなくてもご安心を。
地元の不動産屋さんに聞く
地元のことは地元の不動産屋さんが一番!ということで、不動産屋を覗くのも一つの方法です。
ただ、駐車場の場合は部屋のように情報が共有されるわけではありません。
各不動産会社でそれぞれ扱っているという形です。
住居物件と一緒に店頭に張紙広告を出していたり、近隣の情報力では大手サイトよりも何かと相談しやすいのが魅力です。
お住まいがマンションやアパートの場合はその不動産屋さんに相談するのも早いでしょう。
自分の足で探す
近所を散策して自分で探すという方法です。
ちょっとした空地が駐車場になっている場合がよくあります。
駐車場には看板が立っていて問い合わせ先などが表記されていますので直接聞いてみましょう。
このような物件は使っていない土地の有効活用で個人で運営されていることが多く、ネットにはあまりあがりませんし、不動産屋にも回らないことがあります。
意外と理想的な掘り出し物件に巡り合えるかもしれません。
それぞれのメリットとデメリット
大まかに3つの探索法を紹介しましたが、それぞれのメリット・デメリットをまとめます。
ネット検索
<メリット>
自宅でいつでも手軽に検索できる。
引越先など離れた土地でも簡単に探せる。
<デメリット>
地域によっては物件数が少ない。
賃貸料に不動産会社、ネット管理会社の仲介料が上乗せになっている。
不動産屋紹介
<メリット>
地元に強い情報網。
条件による選択肢を用意してくれる。
<デメリット>
不動産屋からすると長期賃貸が見込め、価格のバリエーションもあるマンションやアパート物件に比べ、マージンも少ない駐車場部件は優先順位が低く積極的ではない。
自分で近所探索
<メリット>
不動産屋に流れない穴場物件に出会える可能性が高い。
周辺環境や自宅からの距離感などが確認できる。
<デメリット>
歩き回るので労力がいる。
交渉を自分でしなければいけない。
結局のところどの方法がいい?
それぞれにメリット・デメリットがありますが、優先順位をつけるとすればまずは「自分の足で探す」です。
個人規模で管理されているものなど不動産情報として流れない物件に出会えますし、何よりも現場の状況を自分の目で確認することができます。
駐車場は毎日通うことになりますからマップ上で見るよりもアップダウンがあって意外と疲れるとか、夜間は人気が無くて心配なんてこともネットや不動産情報だけでは分かりません。
また、自分で見つけて地主さんに直接話が出来れば、仲介手数料なども省けるので月々の出費も抑えられるかもしれません。
ネット検索、不動産屋紹介を並行するにしても、可能であれば自分で近所を探すことが一番の近道と言えるでしょう。
契約前に必ずしなければいけないこと
条件に合った駐車場が見つかっても契約前に気を付けなければならないことがあります。
かならず現地確認をする
自分の足で見つけた場合ならいいのですが、ネットや不動産屋の情報だけで契約を進めてはいけません。
必ず現地に足を運んで自分の目で確認しましょう。
入出庫のしやすさはどうか?
場内はもちろんですが周辺道路からの入出庫のしやすさも大事なポイントです。
何度も切り返しをしなければいけないとか、細い路地で対向できないとかですと入出庫に余計な時間を取られます。
両隣との間隔はどうか
大型化している最近の車に対して旧い駐車場だと駐車スペースは昔のままなんてこともよくあります。
自分の車のサイズを把握したうえで隣接する駐車枠との間に乗り降りに十分な余裕があるかを確認しましょう。
夜間の状況はどうか
駐車中とくに夜間の防犯性は重要です。
夜になると人通りも少なく周辺に明かりもない場合は車上荒らしにも合いやすいので、周辺環境とともに照明や防犯カメラなどの設置状況も自分の目で確認しておきたいところです。
契約書の内容を確認
さていよいよ契約ですが、月極駐車場といっても立派な不動産賃貸契約となりますので契約書が作成されます。
賃貸料だけさらっと目を通してハンコを押すなんてことが無いように、契約内容をしっかり読みましょう。
敷金・礼金が必要か?
契約先が管理会社か個人かにもよりますが、駐車場でも住宅物件と同様に敷金・礼金が発生する場合があります。
そうであれば賃貸料だけではないイニシャルコストが必要となりますので注意しましょう。
契約期間や解約時の条件
同じ不動産物件でも住居と違って、他に条件のいいところが見つかれば気軽に変えられるのが月極駐車場です。
また新車購入時の車庫証明のためだけに一時借りするという人もいるようです。
そのような突然の解約を避けるため、管理側は最低契約期間の設定や解約の数か月前に事前連絡を求めることがありますので確認しておきましょう。
禁止事項
多くの駐車場が「場内でのトラブルには一切責任を持たない」との免責事項を掲げています。
そして注意事項や禁止事項も細かく定められていますので、ひと通り目を通しましょう。
駐車場として普通に使用する分にはまず問題は無いとは思いますが、駐車の向きや夜間の出し入れで特例があることがありますので要注意です。
おわりに
今回は駐車場の探し方について調べてみました。
いまの時代、ネットで大体のことは調べられますが、月極駐車場においては自分の足と近隣情報で探すのが結果的には一番安心で割安、そして確実かもしれませんね。
以上、「月極駐車場の探し方!安心・割安・確実な方法と気を付けるべきコト!」でした。
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