突然ですが、みなさん特技はありますか?
スポーツであったり、楽器演奏であったり、はたまた一発芸であったり、いろいろな答えが返ってきそうです。
誰しも一つや二つはあると思います。
では才能はありますか?と聞かれたらどうでしょう?
これを堂々と答えられる人って少ないんじゃないでしょうか?
答えたとしてもよほど世間的に認められるものでない限り、ひんしゅくを買ってしまいそうです。
では特技と才能の違いって、具体的にはどういうことでしょう?
特技とは
特技を辞書で引くと「特別な技能」とあります。
特別な技能を略して特技、納得です。
さらに「自ら得意とする技能」という意味も含まれるようです。
特技は日常生活の中で誰かに聞かれたり話題になることが時々あります。
履歴書に趣味・特技の欄があったりもしますよね。
参考までにネットで特技と検索してみると、履歴書や面接にまつわる検索結果がたくさん出てきました。
得意なことや好きなことはたくさんあっても、改まった状況では何を特技とすればいいのか迷ってしまう人が多いようです
例えば水泳が得意という人でも、毎週末にスポーツジムで泳いでいるくらいで特技と言っていいのか?他の人より速く泳げる、長く泳げる程度でなければならないいのか?
もちろんインターハイに出場したともなれば立派な特技でしょうが。
上手な特技のアピール方法
ではどの程度から堂々と特技と言えばよいのでしょうか?
当然のことながらここに線引きはありません。
受け手が納得しようがしまいが、何を言っても本人がそういうのであれば特技なのです。
大切なのはそこからどのように話を展開できるかです。
そこでポイントとなるのが、それを聞かれている状況です。
それが友人との他愛のない会話や私的な出会いの自己紹介であれば、特技そのもので会話が広げられるようにすればいいです。
水泳であれば、どれほど好きか、泳ぎ方のこだわりなど。
一方、履歴書や面接など改まった場ではその背景の方が重要です。
水泳であれば技術的なことや過去の実績ではなく、少々のことではへこたれない体力や何事にも諦めない精神をアピールするのがいいでしょう。
才能とは
では才能はどうでしょうか?
才能って日常ではあまり話題にならないですよね。
自分から「私の才能は〇〇です」なんて言うことはまずないです。
辞書的には「物事を巧みになしうる生まれつきの能力」とありました。
こちら技ではなくは能力なのですね。しかも生まれつきの。
つまり、努力や鍛錬の賜物で習得したものはなく先天的なポテンシャルが備わっているもの、またはそれを感じさせるものです。
分かりやすく言うと、部活に入って猛特訓の結果、足が早くなったのは特技で、生まれつき足が速い、またはそう感じさせるのが才能です。
そして才能は特技よりもさらに客観評価が重要になります。
自分が生まれつき得意としているといっても、他人に評価されないと才能とは認められない一面もあります。
才能がないのはあきらめるしかないのか?
生まれつきの素質を感じされる能力が才能ならば、それがない場合はあきらめるしかないのでしょうか?
一概にそうではないと思っています。
「才能が開花する」「才能が目覚める」といったように、それまで眠っていた能力が何かのタイミング成果につながることだってあり得ます。
才能がないと諦める前に、いま一度自分を見直し特技を伸ばす、または様々なことにチャレンジして、まだ出会っていない自分の才能を見つけることが大切なのではないでしょうか?
最後に
特技も才能も、結局は両方とも自分が持った能力なのです。
他人から評価されるときにそれが使い分けされているだけです。
そして共通しているのはそこに努力が必ずあります。
「特技が無い」「才能がない」とお悩みの方、安心してください。
誰にだって能力はあります。大切なのは努力と継続ですよ。
いつか才能と認められるときまで頑張ってください。
以上、「特技と才能の違いは?いまからでも間に合うのはどっち?」でした。
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