シャキッとした歯ごたえとみずみずしい食感が魅力のレタスですが、サラダなど生で食べることが多い野菜ですので新鮮さにはこだわりたいところです。
しかしながらレタスは鮮度が落ちやすく、すぐにしなしなになり味も苦みを増します。
買い物のときに間違ってそんなレタスを選んでしまわないためにも、今回は「新鮮でおいしいレタスの選び方と鮮度を保つ賢い保管方法」を紹介します。
新鮮でおいしいレタスはココがポイント!
スーパーで山積みされているレタス。最近ではカットされたものも売っています。
そんな中からより新鮮でおいしいレタスを選ぶポイントを紹介します。
巻きにゆとりがあり、全体がふんわりしていること
葉1枚1枚が水分を多く含んで元気があるので、それぞれに隙間ができるようなふんわりとした玉になります。
収穫後時間が経つにつれ水分が抜けて葉がしなびてきますので、全体的に痩せて詰まったような玉になります。
同じ大きさなら軽いものを
旧くなって中身が詰まった玉は、新鮮でふんわりとしたものに比べ重くなります。
同じ大きさの玉なら軽くふんわりとしたものを選べばそちらの方が新鮮です。
緑色が淡いもの
緑色が濃いレタスは収穫が早めの証です。
若いレタスは固く苦みがありますので、緑色の淡い成熟したレタスを選びましょう。
他の野菜では色が濃い方が栄養価が高く新鮮なのですが、レタスは反対です。
切り口が白く小さいもの
芯の切り口は収穫時には真っ白なのですが、時間とともに赤みを帯びてきます。
スーパーに並んでいる時点では若干赤みが出てしまっているものが多いですが、なるべく白いものを選びましょう。
また大きさも10円玉くらいの小さ目のものが実のしまりも良くおいしいです。
ちょっとひと工夫で鮮度を保つ保管方法に
レタスの鮮度は1週間ほどでしなしなになるといわれます。
かといって一玉を食べきれない場合は保管せざるを得ません。
そこでなるべく鮮度を保つ保管方法を紹介します。
包丁で切らない
包丁など刃物で切ってしまうとそこから酸化が始まり傷みやすくなります。
食べきらない場合は外側から葉1枚1枚を手でちぎって使うようにしましょう。
もともとカットして売られているものはすぐに酸化が始まりますので、なるべく早めに使い切りましょう。
新聞紙で巻いて野菜庫へ
外側から使って残った玉は新聞紙に巻いて冷蔵庫の野菜室に保管しましょう。
その際、芯を下に向けて他の物が上に乗らないようにするのがポイントです。
もし部分的に傷んだ葉があれば取り除いてから保管しましょう。
加熱調理用なら冷凍もOK
サラダなど生で食べるのではなく、炒めものや蒸すなど加熱調理するのであれば冷凍保存がおすすめです。
1枚1枚をちぎった状態でよく洗い、水気をしっかり切った状態でフリーザーバックに入れ冷凍します。
料理に使う際は凍ったまま使ってください。
他にも「芯に爪楊枝を3本刺す」や「芯を抜いて濡らしたキッチンペーパーを詰める」、また「芯を薄く切り取って小麦粉を塗る」など、おもしろ裏技もあるようです。
しんなりレタスを甦らせるには?
そうこうしていても日にちが経ち、しんなりと元気がなくなったレタスを甦らせたいときに、とっておきの方法があります。
それは50℃の熱湯に2~3分浸すだけ!それだけで熱により細胞が固くなるのだそうです。
そのあと氷水に漬ければさらにシャキッとした歯ごたえが蘇ります。
おわりに
レタスは本来は冬の野菜で、サラダのイメージが強いので体を冷やすのではないかと誤解を受けているようですが、旬である寒い時期こそ甘みと旨味がピークになります。
最近では農家さんの努力でどんな野菜も年中食べられますが、本当においしいレタスを選ぶなら冬の時期にぜひお試しください。
以上、「新鮮でおいしいレタスの見分け方!鮮度を保つ賢い保存方法も紹介」でした!
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