「家で作った暖かいスープを外で飲みたい!」
お弁当の時にあったら便利なスープジャーは、その名の通りスープを入れる容器です。
ですが、スープなら何での入れて良いわけではなく「スープジャーにも入れてはいけないもの」もあります。
そんな悲惨な目に遭わないためにも、スープジャーを利用するなら入れてはいけないもはしっかりと把握したいところ。
というわけで、今回は「スープジャーに入れてはいけない7つのもの」をお伝えしていきます。
スープジャーに入れてはいけない7つのものとは?
スープジャーに入れてはいけないものは、メーカーのHPや取り扱い説明書にも記載があります。
ですが、実際にスープジャーを使用して「あれ?これ腐ってる?」という経験をしたことがある方もみえるのではないでしょうか?
今回はそういった取扱説明書にも記載されていないこともお伝えしていきます。
これは基本!「ドライアイスや炭酸飲料」
ドライアイスや炭酸飲料をスープジャーに入れると、ガスによって内圧があがり
- 蓋が開かなくなる
- 中身が吹き出る
ということが起こります。
また、最悪のケースでは「本体が破裂する」可能性もあるので、スープジャーにドライアイスや炭酸飲料は厳禁です。
絶対に入れないようにしましょう。
「牛乳や乳製品」も腐りやすくガスが発生する!?
ドライアイスや炭酸飲料はメーカーのHPにも記載されていますが、ここからは出来れば入れない方が良いものになります。
その中で一番に挙げられるのが「牛乳や乳製品」です。
こちらもスープジャーに入れたまま長く放置すると、腐ってガスが発生することがあります。
また、牛乳を使う料理でスープジャーに入れることが多いのは
- ミルクスープ
- シチュー
- クラムチャウダー
などです。
熱を加えているので幾分は腐りにくいですが、とはいえスープジャーに長時間入れたままにすることがないように気を付けましょう。
「味噌汁」など塩分が多いものはステンレスを錆びさせる!?
スープジャーの内側はステンレスになっていますが、錆びないわけではありません。
そのため塩分を多く含む味噌汁やコンソメスープは、ステンレスを錆びさせる可能性があります。
また、味噌汁は具材が色々ありますが、中には傷みの早いものもあります。
- 豆腐
- じゃがいも
- かぼちゃ
- シジミ
- アサリ
- なめこ
などは傷みやすいので、どちらかと言えばスープジャーに入れる味噌汁の具材としては避けた方が無難です。
上記の食材はシチューやクラムチャウダーにも入っているので、味噌汁と同様に傷みには気を付けないといけませんね。
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「茶葉や果肉」などは蓋に詰まって中身が漏れてしまう!?
スープジャーを水筒代わりに使う方も多いですが、お茶の葉や果肉などを入れる際は注意が必要です。
蓋を締める時に知らずに間に挟まっていて「きちんと蓋がしまっていない」と中身が漏れてしまうということもあります。
ランチにスープを飲んでお終いであれば朝に気を付けるだけですが、水筒代わりに頻繁に開け閉めをするとウッカリということも考えられます。
「カレー」など臭いが付くものもオススメ出来ない!?
先程スープジャーを水筒で使うという話をしましたが、そういった方はカレーなど臭いの強いものはスープジャーに入れない方が良いでしょう。
スープジャーに臭いが移って水筒として使いずらくなるためです。
また、カレーもじゃがいもなどの具材が入っているので傷みやすく、長時間放置していれば腐って食中毒になる可能性もあります。
スープジャーに「ご飯」を入れても大丈夫!?
スープジャーにご飯を入れるのは問題ないと言われていますが、実際に入れる際は注意点があります。
まず、ご飯は温度が下がりやすいということです。
炊飯器には保温機能がありますが、あれは温かいご飯を食べるという目的以外に「ご飯が腐りにくい温度を保つ」という意味があります。
スープジャーの保温機能はそこまで高くないので、温度が下がらないようにする工夫が必要です。(スープジャーの保温機能を上げるためのポイントは記事後半でお伝えします)
また、ご飯でも炊き込みご飯などは具材があるので傷みやすく、また塩分も含んでいるので長期間入れておくと中のステンレスを錆びさせる原因にもなるので、炊き込みご飯に関しては入れない方が無難です。
熱を通していない「生もの」は入れてはいけない!?
あまり入れることはないと思いますが「肉・魚介類・卵」などを熱を通さずにスープジャーに入れるのもお勧めしません。
理由はもちろん腐る可能性が高いからです。
スープジャーは保冷する機能もありますが、氷を入れたクーラーボックスのように温度を保てるわけではありません。
スープジャーの中身を腐らせない3つのポイント!
ここまでスープジャーに入れてはいけないものをお伝えしてきました。
実際に今までスープジャーを使ってきた方には「普通に入れてた」という方も見えると思います。
炭酸飲料は入れた時点でガスが発生しているので絶対に入れてはいけませんが、他のものに関しては「腐らなかったらセーフ」とも言えますよね。
では、少しでも中身を腐らせないためのスープジャーの使い方には何があるのでしょうか?
予熱(予冷)をする!?
多くの食品にとってカビや菌が増殖しやすいとされる温度は25~40℃になります。
そのためスープジャーに入れた料理を腐らせないためには、スープジャーで保温(保冷)される時間を少しでも長くすることが重要です。
そのため、完成した料理をそのままスープジャーに入れるその時点で料理の温度が下がるので、温かい料理であれば「先に沸騰したお湯でスープジャーを1分ほど温める」ようにします。
これを予熱といいますが、これだけでスープジャーに入れた料理の保温効果がグッと高まります。
料理は規定量まで必ず入れる!?
スープジャーに料理を入れても無駄に空間があると保温効果は下がってしまいます。
せっかく料理も熱々にして予熱も行ったのに、中途半端な量で保温できなければ料理が傷んだり腐ってしまう原因になります。
そのため、スープジャーに料理を入れるときは必ず規定量まで入れるようにしましょう。
スープジャーの保存時間は「5〜6時間」を目安に!?
スープジャーに入れた料理は「5〜6時間までに食べ切る」のが安全です。
スープジャーの保温(冷)力は決して高いというわけではないので、中に入れた料理は徐々に温度変化していきます。
そのため、うっかり忘れて長時間放置すると腐敗が始まり、気にせず食べると食中毒の可能性も出てきます。
また、場合によってはガスが充満して「蓋が開かない・蓋が吹っ飛ぶ」ようなことも起きています。
保温効果が高い!おすすめのスープジャーがこちら
スープジャーを選ぶ上で「保温力」は重要になってくると思います。
それを踏まえてオススメのスープジャーがこちら。
容量は大きいのですが、フードジャーとしても利用できるので外でも熱々のご飯を食べることが出来ます。
また、保温調理ができるのもポイントです。
その時は保温効果などは少し落ちますが、同じシリーズで
ランチにちょうど良いサイズ感で見た目の可愛いタイプもあります。
おわりに
今回は「スープジャーに入れてはいけないもの」をお伝えしてきました。
ポイントをまとめると、
- 炭酸飲料やドライアイスは絶対に入れてはいけない
- 傷みやすい食材は腐食してガスを発生させる
- 塩分が多い料理はステンレスを錆びさせる
- 臭い強い料理は臭い移りを覚悟する
などがありました。
外でも温かい食事が出来る便利なアイテムですから賢く使いこなしたいですね。
以上「スープジャーに入れてはいけない!この7つは絶対に気を付けて下さい」でした。
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