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牧師と神父の違いとは?結婚式の言葉についても解説!

結婚式で、新郎と新婦が永遠の愛を誓う時にいらっしゃる方ですが、私はずっと神父さんだと思っていました。

ですが、どうやらほとんどのケースで「牧師さん」なのですね。

神父さんだと思っていた方は、他にいませんか?

では、牧師さんと神父さんは、いったい何が違うのでしょうか?

今回は、「牧師さん」と「神父さん」の違いについて解説していきます!

 

 

牧師とは?

キリスト教には、「カトリック」「プロテスタント」「東方正教会」の世界三大宗派があり、牧師はその中の「プロテスタント」に属する聖職者になります。

元はキリストが「自分は牧者(羊飼い)である」と言っていたそうで、それが転じて牧師という言葉になったそうです。

 

神父とは?

神父は、キリスト教の「カトリック」「東方正教会」に属する聖職者です。

「カトリック」(東方正教会)には、序列があり、『教皇 = 枢機卿 = 大司教 = 司教(主教) = 司祭 = 助祭(輔祭)』と分かれています。

神父という職名はなく、司祭の呼称が神父です。

 

牧師と神父の違いとは?

まず大きな違いは、属する宗派が違うということですね。

  • 牧師…「プロテスタント」
  • 神父…「カトリック」「東方正教会」

また、牧師には序列はなく、一般信徒と一緒という立ち位置になります。(先生のような存在)

しかし、神父は一般信徒よりも高い位置におり、信徒を統括するような役割があります。

牧師と神父は、役割も大きく違ってきますね。

また、神父さんは女性がなることはありませんが、牧師さんは宗派によっては女性の方でも牧師になれるようです。

 

 

牧師や神父にはどうすればなれるのか?

牧師さんや神父さんになるには、各宗派の神学校や大学の学部で学ぶ必要があります。

神学校の入学資格は、高卒(大卒)で特に資格は必要ありませんが、司教や牧師さんの推薦が必要ですし、当然各宗派に属していなければなりません。

また、神父は6年制、牧師は4年制の養成機関の神学校が多いようです。

結婚式の言葉

結婚式で牧師さんが述べるセリフは、

  • 誓いの言葉
  • 誓約書の提示のセリフ

が、あります。

【誓いの言葉】

夫たる者よ。汝、健やかなる時も、病める時も、常にこの者を愛し、慈しみ、守り、助け、この世より召されるまで固く節操を保つ事を誓いますか。

妻たる者よ。汝、健やかなる時も、病める時も、常にこの者に従い、共に歩み、助け、固く節操を保つ事を誓いますか。

【誓約書の提示のセリフ】

今、この両名は天の父なる神の前に夫婦たる誓いをせり。神の定め給いし者、何人もこれを引き離す事あたわず。

牧師さんによって様々なようですが、内容は上記とほぼ一緒です。

チャペルの場合は、聖書を引用しながら進めていくようです。

また、私は海外ウエディングで教会で式を挙げましたが、その時の牧師さんは「バイトです」と言ってました(笑)

結構、結婚式の牧師さんはバイトでやっている方が多いそうです。

 

 

最後に

「牧師さんと神父さんの違い」についてでしたが、確かにイメージとしても神父さんの方が神の言葉を伝えるようなイメージ有ります。

牧師さんは、もっと身近な存在とでもいいましょうか。やわらかいイメージがあります。

仏教もそうですが、元は1つの教えだったのに、いくつも宗派が分かれていくというのも「なんだかな」と思いますが、これも人間の性でしょうか。

というわけで、今回は「牧師さんと神父さんの違いについて」でした!

 

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