賃貸で暮らしていた時の話です。
ちょっと私の体験談ですが聞いてもらえますか?
当時住んでいた間取りは2LDKで全室が洋室でした。
私は今までずっと布団で寝てきた布団派人間でして、賃貸では全室洋室ですから、寝室も当然フローリングです。
でも、寝る時はやっぱり布団。
しかし、フローリングに布団を敷いて寝ることで、あんな恐ろしい事態になろうとは思っても見ませんでした。
フローリングに布団敷きっぱなしは危険です!
私が実家で暮らしていた時は、和室だったので押し入れがありましたから、布団は毎日押し入れに仕舞っていました。
でも洋室の場合は、収納がクローゼットになるので、布団もついつい敷きっぱなしにしていました。
すると1ヶ月くらい敷きっぱなしで、さすがに布団干そうかなと思って上げてみると…
引用元:眠むの木
…布団にカビが!?
しかも、フローリングは汗なんでしょうね。
布団の下はビタビタに濡れてます!
これはキツイなってことで、布団処分して新しいの買いにニトリに行きました。
しかし、洋室には布団を仕舞うスペースが無い!
ニトリについて思ったのですが、布団を買うのは良いけど、結局洋室なので布団を収納するスペースが無い。
かといって敷きっぱなしにしていれば、またすぐカビる。
これは「洋室だったらベッド買うしかないかなー」と思っていた、その時!
目に飛び込んできたのが「すのこベッド」です!
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このような”すのこ”の上に布団を敷くことで、フローリングとの間に空間を作るので、「これだったら湿気が抜けていくだろう」と思ったのですね。
「これはいいわ!最高だわ!ベッド買うより安いし!」と、思ってニトリで布団とすのこベッドを購入して帰りました。
ニトリのすのこベッドを購入して数カ月後…
完全にニトリのすのこベットがあることで安心しきってました。
布団を敷きっぱなしにして、もう数カ月敷きっぱなしにしてたと思うんですけど。
イメージとしてはフローリングから完全に宙に浮いていると思っていますから。
でも、人間の寝ている時の水分の放出量って半端ないんですね。
布団通り越してすのこベッドに…カビ!
引用元:夢子ブログ
そして、宙に浮かしてくれているはずのフローリングが、ビタビタに濡れてる!
「もう、まただー」つってニトリに布団買いに行きましたよね。
布団をカビさせない!すのこベッドの正しい使い方
こう何度も布団をカビさせてきた私ですが、失敗を通じてわかったことがあります。
それは「ふとんは仕舞え!」ということです。
まず布団を敷きっぱなしにするのがダメです。
いくらすのこベットがあっても布団を敷きっぱなしにしているとカビます。
結局「ふとん」と「すのこベッド」の”接地面”からカビてきます。
ですから、布団を仕舞うしかない。
しかし、洋室の場合は押し入れがないので、布団を上げて仕舞うスペースが無い。
そこで問題を解決してくれるのが「2つ折りタイプのすのこベッド」です。
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このように三角にして(することが出来るタイプでないとダメ)この上にふとんを干すようにかけておくと、洋室でも室内の隅の方に布団を置いておく事が出来ます。
そうすれば、布団、すのこベッド、フローリングともに通気がよくなり、カビる事がない!
これが賃貸で全室洋室の部屋に住む、布団派の方にオススメのすのこベッドの使い方です。
※ちなみに賃貸の物件案内の際に、この話をすると大変喜ばれてました。(笑)
すのこベッドにはどんなタイプがあるの?
先述しましたが、すのこベッドは「ベッドタイプ」「折りたたみタイプ」「ロールタイプ」の3種類があり、それぞれ使用方法に合わせたメリットがあります。
まずは、それぞれのすのこベッドの特徴について見ていきましょう。
ベッドタイプ
ベッドタイプは、見た目の通り「すのこでベッドを作った」ものです。
通常のベッドと違うのは必ずしもマットレスを使用するわけではなく「ベッドの上に布団を敷く」という選択もあります。
マットレスだと干したりするのも一苦労ですが、その点で言えば布団の方が楽なのでメリットがあります。
折りたたみタイプ
折りたたみタイプは上記写真のように、真ん中で半分に割れて下を固定することで立たせることが出来ます。
そのためベランダの無い部屋でも、朝起きて布団を敷いたまま立てておけば毎日でも部屋干しが可能です。
同じ折りたたみ式でも横板にスリット加工し布団と接する面を少なくすることで「通気性を向上したタイプ」や、折りたたんだ状態で移動がしやすいように「キャスターが付いたタイプ」などもあります。
ロールタイプ
すのこベッドのデメリットと言えば「収納スペース」です。
折りたたみ式でも「そこそこ場所をとる」ので、クローゼットに仕舞おうとしてもスペースに困ります。
しかし、こちらのロールタイプはくるくるとコンパクトに丸めることが出来るため使わないときの収納がとても便利なすのこベッドになります。
すのこベッドの目的は「湿気を逃がす」ことですが、大きく分けると
- ベッドとして使用したい
- 布団を干すのにも利用したい
- 収納スペースをコンパクトにしたい
という「プラスαの使用目的」で、どのタイプを選ぶか分かれます。
私が一人暮らしの時は、布団を干すスペースを確保するためにも「折りたたみタイプ」を購入しましたが、一戸建てに住んでいる今であれば「ベッドタイプ」が良いですね。
通常のベッドでマットレスだと「それこそ干したりするのが大変」なので、すのこベッド+布団が楽で良いかなと思います。
また、その場合は「木材」にも注目したいところです。
木の性質を知ってお好みをチョイス!
いざ商品を探してみると、すのこベッドの材料となる木にもいろいろ種類があるようです。
すのこベッドに使用される木材は、ほとんどは以下の4つに当てはまります。
それぞれの木の特徴を押さえておきましょう。
桐
昔から高級家具などの材料に使われる桐材。
桐箪笥などで有名ですね。
桐材の特徴はまず軽いこと。
そして「湿度に強い=適度に吸湿する」ことです。
まさに日本の風土にマッチした、衣裳類を収納する家具には打ってつけの材料です。
あとは熱伝導率が小さく、熱を伝えにくいのも特徴です。
檜
こちらも高級なイメージのある材料です。
まず思い浮かぶのが檜風呂。
水に強く、見た目にも光沢のある白く美しい木肌に、リラックス効果のある独特の香り。
まさに日本人が誇る木材の王様的存在感です。
高い耐久性と強度があり防腐性が高く虫にも強いことから、家屋の柱など建築材料に使われたりもする木材です。
杉
杉材の特徴はなんといっても安価なこと。
とても成長が早く木材としてとても加工しやすいため、全国的に植林材として有名です。
高級感では他の材木に負けますが、商品にした際に価格を抑えられるというのは最大のメリットです。
パイン材
北欧産のマツ科であるパイン材は柔らかい肌触りと、やや黄色味を帯びた木目が美しい木材です。
こちらもいい香りを漂わせます。
強度も充分にあり、キッチンのカウンター・テーブルやフローリングなどに内装材に使われることが多いですね。
結局、4種類ある材質の中でどれがおすすめかというと「檜」になります。
檜は通気性に優れ防虫性にも優れているという特徴があります。
ただお値段は少し高めなので「長期的に使用する」予定で購入されるのが良いですね。
また出来るだけ安く購入したい場合は「杉」がおすすめです。
安くてお勧めの2つ折りすのこベッド!
当時、私が賃貸に住んでいた時は、すのこベッドと言えばニトリというイメージというか、あまりすのこベッドが知られていない時代でしたので、「ニトリのすのこベッド最高!」と思っていたのですが、今は結構いろいろな所で販売されて種類もたくさんあるようです。
ちなみに、価格や評判を見ると、お勧めなのがこちら!
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上記画像の「たんすのゲン」のすのこベッドが安くて良さそうです。(あのニトリよりも安い!)
すのこベッドも高いと数万円するようですが、正直すのこベッドなんて安いに越した事ないような気がするんです(笑)
通気性どうこう言っても、結局干さないとカビますしね。
また、やはりオススメは、この2つ折りタイプ。
他にも巻けるタイプ、4つ折りタイプとありますが、「布団を干せる事」と「組み立てが簡単」なことから2つ折りが便利です。
なんだったら、ふとんを乗せたままでも2つ折りに出来なくも無いです。
また肝心のふとんについてはこちらの記事を参考にしてください。
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ニトリの布団の評判は?他の会社と比べて見た!
インテリアグッズや家具、小物類まで、豊富な品揃えで人気のニトリ。 創業地である北海道から沖縄まで400近い店舗数で日本全国を網羅し、従来の家具屋さんの枠を超えたホームファッション全般を扱う一大メジャー ...
最後に
如何でしたでしょうか?
最近の賃貸物件だと全部の部屋が洋室という造りは非常に増えてきていて、賃貸の営業をしていた時でも、若い人だと「和室はいらない!」という方も結構いらっしゃいました。
私だとベッド置くと部屋が狭くなるというイメージがあるので布団派なんですが、そうなると洋室の場合は収納に困るんですよね。
そして、そうこうしているうちに「まあ、いいや」と敷きっぱなしにした結果が、ちょっとしたホラーに繋がります。(カビが人の顔のように見える!)
というわけで、洋室のフローリングに布団を敷く方は「カビさせない」目的と合わせて「室内でも布団を干せる」というメリットを考えて、是非すのこベッドを使ってみてください。
すのこベットは案外と重宝しますよ。
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