こんにちは、不動です。
突然ですが、私は休日に「DIY」で色々なものを作ったりします。
先日もウッドデッキに挑戦したのですが、こういったDIYの材料はホームセンターで買い揃えることが多いです。
しかし、木材も決して安くないので材料費は高くなりがち。
安く仕入れられる場所を考えると、
- 100円ショップ
- 海岸で流木を集める
- 木造住宅の解体現場
などありますが、こういったところで仕入れた材料で作れるのはサイズとしては割と小さいものに限られます。
ウッドデッキなどの材料を仕入れる場所としては微妙です。
そんな時、関東に住むDIY仲間から「おすすめのウッドデッキの材料の購入スポット」を教えてもらいました。
実際に私もそこで材料を集めてウッドデッキを作ってみましたので、今回は「ウッドデッキの材料を仕入れるマル秘スポット」をご紹介します。
ウッドデッキの材料(木材)探しは「製材所」がおすすめ!
ズバリ結論からお伝えしますが、ウッドデッキなど「大きいサイズの木材」なら製材所がおすすめです。
製材所とは、丸太状態の木を板や角材に加工する場所のことです。
田舎の山奥にしかないようなイメージがあるかもしれませんが、たとえ東京のような都会であっても1時間も電車に乗れば山が見えてきて、その山の麓にはその山で採れた材木を扱う製材所があります。
その製材所で材料を仕入れるメリットについてご紹介しましょう!
製材所での仕入れは財布にも優しい!?
まず初めに「気になるお値段」ですが、私の場合は町の銘木店などで購入するよりも遥かに安い値段で譲って頂けました。
ただ、これは「タイミング」によるかもしれません。
というのは、私が行ったときは「製材所の倉庫には仕入れはしたものの適当な使い途がなく出番を待っている在庫があった」からです。
木材の種類やサイズなど「あるもので合わせてDIYする」ということであれば、そういった余った木材などを安く分けてもらえないか聞くのも手ですね。
製材所でも「これどうしようかな?」という適当な木材があれば、ケヤキのような高級とされる樹種の一枚板でもお値打ちな価格で分けてもらえることもあるかもしれません。
また、木材を購入した後の輸送に関しても製材所で宅急便を手配して頂いて自宅まで送ってくれました。
わざわざトラックを手配して取りに行くような手間も必要なくて助かりました。
木材のプロに色々教わることが出来た!
私はDIYが好きなんですが、上手くはないので「これ失敗したな」ということも多々あります。
それも事前に知っていれば失敗せずに済んだことも多く、知識は大切だなと実感しております(笑)
そんな知識についても「製材所で働く方達はその地域の木材(以下、地域材)のプロ」に話を聞けるのも、製材所を訪れるメリットです。
彼らは製材前の丸太の状態の原木を用途によってどのように乾燥をかけ、どのように切り分けて適材適所に使い分けるか、さらにどんな塗装をかければ最も木材を長持ちさせられるかを熟知しています。
例えば、製材所で働く方に「屋外のテラスで使うこれくらいの大きさの一枚板のテーブルを作りたい」と要望を伝えれば、「その一枚板には地域材の中でどの木材が最もふさわしく、柱にはどれがよくて、仕上げの塗装は何が最適か」といったことまで、適切にアドバイスしてくれます。
また時間に余裕があれば、希望する寸法に合わせて加工してくれたり、面を取ってくれたりということも相談に応じてくれます。
地域材だから長持ちする!
先ほどチラッと「地域材」という言葉が出ましたが、木材は長持ちさせるために湿度がとても重要となります。
その湿度も木が育った環境と合わなければ、腐らせずに長持ちさせるのは難しいです。
一時期アジアン家具が流行った頃、私は海外まで行って気に入った材料を日本に取り寄せました。
しかし、船で運ぶ間に乾燥のためヒビが入ってしまい、結局使い物にならなくなったという経験があります。
そういった点から考えると、手軽に木材を買えるホームセンターで取り扱われている木材の多くは「スプルース」と言われる輸入材で、油分の少ない白木が主です。
比較的安価で柔らかく加工性に優れているのが特徴です。
しかし、日本の多湿な環境では耐久性に劣るため屋外で使用する場合には防腐処置を施す必要があります。
そうなると美しい木目や森林の中にいるような香りを期待するのは難しくなります。
DIYの作業は楽しめますが木材そのものに対する愛着は湧きにくいのではないでしょうか。
地域材はその地域で育った木材ですから防腐処置をを行わなくても長持ちしますし、木材の良さを長く感じる事が出来るのでDIYに適した材料と言えると思います。
実際に製材所の材料でウッドデッキを作ってみた
私は自宅のウッドデッキを造るときに地元の製材所にお願いして、床材に地域材の杉の赤身(丸太の中でも中心部に近い油分が多く耐久性に優れた部位)、柱材にやはり地域材の桧を選んで戴き希望する寸法にすべて加工してもらいました。
実際に造ったウッドデッキはこちらです。
一緒に椅子も作りました。
一般的に杉は屋外での使用に際して耐久性に劣ると言われていますが、完成から5年が経つ今も子供たちがウッドデッキで騒がしく遊んでいます。
裸足で歩いたときのやさしさは柔らかい杉ならではです。
そして今もほのかにヒノキのかぐわしい香りが漂っていますよ。
製材所で教えてもらったお勧めの塗料
製材所では、木材を譲ってもらうだけではなく、DIYに役立つことも聞く事が出来ました。
組み立てる前には、製材所に薦められた「オスモカラー」と言うドイツ製の天然塗料を塗りました。
オスモカラーエキストラクリアー(ツヤ消し)
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オスモカラーを塗ると、長く木材の新鮮さを保つ事が出来ます。
撥水力も高く汚れに強いので、DIYではかなり重宝する天然塗料です。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「ウッドデッキの材料の仕入れ先」として製材所の話をお伝えしてきました。
私もそうでしたが、製材所なんて今まで足を踏み入れたことのない方がほとんどだと思います。
そもそも私に「ウッドデッキの材料なら製材所がオススメだよ」と教えてくれた方も、東京にウッドデッキなどの材料になるような木材があるとは思ってなかったと言ってました。
しかし、調べてみると東京都でも面積の約4割が森林なんですね。
そして、戦後の復興政策によって植林された人工林にはスギやヒノキといったDIYの材料になり得る木材が沢山眠っているそうで、国や地方公共団体、森林組合では木材の自給率を高め森林を活性化させようと地域材の活用に熱心に取り組んでいます。
製材所の職人さんは、一般の人との商売に慣れているわけではありませんから最初はとっつきにくいかもしれませんが、地域材を使ってお気に入りのDIY作品を作りたいという話を持ちかければ相談に乗ってくれるはず。
是非あなたの地元の木を使ったこだわりの地域材DIYにトライしてください。
作品への愛着が深まること請け合いです!
以上「ウッドデッキの材料が安い!DIY好きにお勧めしたい木材の購入先」でした。
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