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オール電化で後悔する!家を建てる前に知っておきたいデメリット

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こんにちは、不動です!

新しく家を建てる方には「せっかくだからオール電化にしよう!」と考えている方もみえると思います。

オール電化の魅力は直接火を使わないので火災の恐れも少なく、ガス配管が要らないので建築計画の自由度もアップします。

また太陽光発電と合わせてクリーンでエコな住まいを計画することもできることでしょう。

しかし、オール電化住宅はイニシャルコストが高いという点があります。

IHクッキングヒーターやエコキュートだけでもガスと比べて100万円くらいは高くなります。

それでもオール電化にすることで光熱費が安くなれば「いずれ回収できる」という考え方もありますが、場合によっては後悔することも出てきます。

つまり「せっかくオール電化にしたのに思ったよりも節約にならない」ということ。

ここでは、そんな後悔をしないためにオール電化住宅を選択する前に注意したいポイントをご紹介します。

 

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エコキュートが電気代の節約にならないことも!?

オール電化住宅で最も電気の使用量が大きいのは、じつは「エコキュート(給湯器)」です。

エコキュートは電気の使用量は多いのですが「電気料金の安い深夜にお湯を沸かす」ので電気代は節約になります。

しかし地域や電気の契約プランにもよりますが、一般的に昼間の電気代は深夜の3倍から4倍の価格差があるので「昼間にお湯を沸かす」とエコキュートはまったく節約になりません。

そのため、エコキュートで以下のような使い方をすると節約どころか電気代が高くついて後悔に繋がります。

 

一番気になる湯切れ!その対策の「沸き上げ」に注意

エコキュートは「安い深夜電力でお湯を作って貯めておく」給湯システムですが、お湯も貯めておける量には限りがあります。

そのため、エコキュートのタンク残量が少なくなったら湯切れしないように自動でお湯を沸かしておく「沸き上げ」という機能があるのですが、これには注意しなければいけません。

日中にお湯を使いすぎて無くなってしまうと電気料金の高い昼間でエコキュートが稼働するため電気代が割高になります。

「昼間の沸き上げはしない」という設定もありますが、お湯が無ければ沸かさないと使いたい時に困ってしまいますよね。

昼間に沸き上げする原因としては、

  • タンク容量が小さい(お湯の使用量に対して)
  • 朝風呂などで早々にお湯を使い切ってしまう

などが考えられます。

 

沸き上げ対策としてタンク容量を大きくするという手もありますが「タンクが大きい=沸かすお湯が増える」ので電気代もその分かかります。

また夜勤で日中に寝る方であれば就寝前にお風呂に入りたいかもしれません。

しかし、朝にお湯を使ってしまえば昼間に沸き上げしますし、また湯船に張ったお湯を追い炊きするのも光熱費アップに繋がります。

 

追い焚きするよりも「高温加水」で電気代節約!

そもそもエコキュートに限った話ではなく「追い焚き機能」はエネルギーの無駄遣いになることがほとんどです。

エコキュートでも「深夜電力で沸かしたお湯の熱を利用するか経済的」と言いますが、結局熱効率が下がっているので他でお湯が必要になれば電気代は掛かります。

そのため出来るだけ節約させたいという場合は、追い炊きよりも「高温加水」がおすすめです。

追い炊きで温めなおすよりも、湯船のお湯をある程度洗濯などで再利用して高温加水した方が電気代には優しいですし、また適温になるまでの時間も短縮できます。

 


 

ここまでの話を少しまとめると、まずオール電化の設備で電気をもっとも使用するのは「エコキュート」だということです。

そのエコキュートは「電気料金の安い深夜にお湯を沸かして貯めておく」ことで光熱費の節約になるので、日中にバンバンお湯を沸かしていたら、むしろガスよりも割高になります。

 

そこでお湯を最も使う「お風呂の利用時間」は考えておきたいポイントです。

仕事などの関係で家族がお風呂を入る時間がバラバラになり、追い炊きを頻繁に利用するならオール電化住宅でも光熱費は意外と下がらないことが考えられます。

オール電化住宅でよく耳にする後悔は「思ったよりも光熱費が下がらない」ということが多いので、給湯器の利用についてはよく考えたいところです。

 

ガスと電気の光熱費はどっちが得なの?

よく「ガスと電気はどっちが得か?」という話があります。

まず基本単価で言えば都市ガスと深夜電力の料金は「ほぼ一緒」です。

オール電化にすれば「ガスの基本料金が省ける」ので基本料金分はお得になります。

ただ先述しましたが、昼間の電気代は深夜の3倍程度と考えると日中に給湯器を利用することが多い家庭では、あまりオール電化のメリットは考えない方が良さそうです。

 

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太陽光発電にメンテナンスが義務化される!?

オール電化住宅にするなら「太陽光パネルと併用したい」という方は多いと思います。

しかし、考えておきたいのは「メンテナンス費」です。

太陽光発電が販売された当時、私は「屋根にこんなパネル載せて大丈夫なのかな?」と思って取付業者さんに色々聞いたことがあります。

それから15年近くになりますが、2017年に事業用の太陽光発電には保守点検が義務化されました。

現時点では家庭用の太陽光パネルには適用されていませんが、こういった法改正の背景には「台風でパネルが吹き飛んだ」などの事故からくる、近隣住民からの不安の声があります。

そのため、いずれは家庭用の太陽光発電にもメンテナンスは義務化されるかもしれませんね。

 

落雪事故などのトラブルも出てきています

家庭用の太陽光パネルで多いトラブルに「落雪」があります。

太陽光パネルは電気を発電するため「雪は落ちやすい」方が良いのですが、隣家の車に冬がドカンと落ちたり接している歩行者に雪が当たりそうになるケースがあります。

この場合の責任はどこにあるのか(施主か設置業者か)は今の所はっきりとはしていませんが、今後実際に大きな事故が発生した場合には問題になりそうです。

 


 

太陽光発電に関しては「後悔先に立たず」という意味で、考えられるトラブルやデメリットを紹介しました。

ですが、もちろんオール電化住宅には色々とメリットはあります。

悪い話ばかりも公平ではないので、私がオール電化住宅の「ここが便利」と思うポイントも合わせて解説します。

 

ここはガスに絶対勝てる!オール電化のメリット

個人的にオール電化の設備で「これはガスに勝ってるな」と思うのは、IH調理器(IHクッキングヒーター)です。

「火力が強いガスの方がいいんじゃないの?」と言われそうですが、それは昔の100Vタイプの話です。

IH調理器でも最近の200Vのタイプはかなり火力は強く「ガスコンロの大火力は3.5~4kW」ですが、IH調理器も同程度の火力はあります。

またIHなら「火加減調整・温度管理・タイマー」などが利用できるので、この点はガスより電気の方が有能と言わざるを得ません。

 

そして、IH一番のメリットはキッチントップがフラットなので掃除などのメンテナンスが簡単。

ガスだと大変なコンロの掃除もサッと一拭きで完了です。

またガス漏れの心配も要りませんから、ガスに比べて火災の心配もありません。

給湯器の使い勝手では「使いたい時に沸かせるガスかな~」と個人的に思いますが、キッチンに関してはIHの方が断然便利だと思います!

 

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おわりに

いかがでしたか?

今回は「オール電化で後悔するポイント」について解説してきました。

個人的にはオール電化は「エコキュートがな~」というイメージがありますが、IHにして電気ガス併用というのも正直微妙ですよね。

だからこそエコキュートには注意したいところ。

ガス給湯器のようにお湯を使いたい時に沸かすわけではないので、タンク容量や機能面など(高機能程高い)事前によく考えておかないと後悔しやすいポイントです。

また太陽光発電もあれば便利なのは間違いありませんが「設置やメンテナンスについて」は考える必要があります。

あとウチはガスコンロなのですが掃除が大変で、キッチンについてはIH調理器のお宅が羨ましい限りですね。

以上「オール電化で後悔する!家を建てる前に知っておきたいデメリット」でした。

 

 
 

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