注文住宅でリーズナブルな価格を提案する「タマホーム」
SMAPの木村拓也さんが「ハッピーホーム♪」と歌うテレビCMも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
そんなタマホームですが、ズバリ評判はどうなのでしょうか?
基本的に不動産関係の掲示板は「悪口に溢れている」傾向がありますが、正直言いましてタマホームもWEBでの評判はあまり良いとは言えません。
ですが、実際に家を見ている人、住んでいる人、専門家の人が「あそこはダメだ」と言うなら分かりますが、なんとなく憶測や聞いた話で文句を言うのは違いますよね。
というわけで、今回は不動産営業マンの私が本音で「タマホーム」のことをお話しますよ。
タマホームの口コミ!実際に家を建てた方に聞いてみた
なんといってもタマホームは「安い」というイメージがあるかもしれませんが、一時期話題になった「坪単価25.8万円」では家は建てられません。
結論から言えば、ざっくり「タマホームの坪単価は4~50万円台」が平均的なところです。
単純に坪単価だけで考えれば、同じ木造のハウスメーカーに比べて高いということはありません。
はたして「価格と品質のバランス」はどうなのか?
タマホームで家を建てたBさん(仮名)のお話を伺って行きましょう。
外観も大手ハウスメーカーに引けを取っていないので大満足です!
私は数年前にタマホームで念願の一軒家を建てましたが、感想は「タマホームで建てて良かった!」という気持ちです。
土地も一緒に購入したので予算的にも大きな家は難しく、35坪ほどの土地に4LDKの家を建てました。
最終的な費用は、なんとか土地も併せて一般的なサラリーマンが35年ローンで返却出来るくらいの値段で収めることができました。
タマホーム以外のハウスメーカーのモデルハウスも見学しましたが、土地も大きくないので「狭小住宅で定評のあるヤマヒサ」と「タマホーム」のどちらにしようかで最後まで悩みました。
しかし、タマホームの決め手となったのは「住宅のクオリティと金額のバランス」がマッチしていたことです。
また、間取りを決める時も営業担当の方は私たちが納得がいくまで何度も作り直して頂けましたし、建築時も大工さんと現場管理者が密に連携をとっていただけ「ヌケ・モレもなくスムーズに完成」しました。
建てた時は100点満点!と思っていたのですが、住んでから「もっとこうしておけば良かったな」と思うことは「コンセントの位置や個数」です。
コンセントの数は部屋に対して2つ(4口)なので、コンセントの位置で家具や電化製品を置く位置が決まってしまい部屋の模様替えが難しいです。
でも耐震性能も外観も大手のハウスメーカーとヒケを取りませんので大満足です。
タマホームで家を建てて大満足されているBさんが仰る通り、タマホームの家は価格とのバランスを考えて決して悪いものではないと思います。
コンセントの位置や個数は「注文住宅で後悔したことあるある」なので、タマホームどうこうではなく気を付けたいポイントです。
なにはともあれ「家を買うという大一番で大満足」というのは素晴らしい買い物だったと思います!
担当者の対応がよく「値段交渉」にも応じてくれた!?
私は家を購入する際に住宅展示場へ出向きました。
デザイン重視であまり自分では設計したくないとおもい、建売ベースでフィーリングの合う物件を選ぶこととし、一条工務店とタマホームを競合させました。
その結果、タマホームの4LDKの「大安心の家」という商品を購入したのです。
タマホームの決め手は「担当者の対応」でした。
ローンまで相談に乗ってくれるワンストップサービスや、希望を細かく聞いてくれる対応と値段交渉に応じてくれたことによりタマホームにしました。
とくに60年間保証というきめ細かなアフターサービスと耐震性の技術に納得しやすい説明であったことが今でも印象に残っています。
住んでみて良かったことは、外からに光をふんだんに取り入れている構造のため明るい生活を過ごせていることと、防音性に優れているので他の部屋からの音が遮断されているので快適です。
少し気になることは、部屋の形状が複雑で柱などが不意な位置にあるので掃除がしにくく、家具家電の配置が効率的にできずに「デッドスペースが出来てもったいない」と感じていることです。
タマホームに限らず、不動産業界で親切丁寧な営業スタッフだったのは「運が良い」です。
不動産業界は「責任転嫁」が凄いので、皆グレるんですよね(笑)
また、値段交渉が「値引きか?オプションサービスか?」が分からなかったのですが、対応してくれたのはうれしいですね。
他社ハウスメーカーよりも「かなり安く」契約できた!?
我が家はCMなどでおなじみのタマホームで延床30坪ほどの家を建てました。
同社は大手住宅メーカーに比べて「安い価格で注文住宅を建てることができる」というのが評判です。
実際にうちの場合も外壁をすべてタイルにしたうえに、太陽光発電システムを設置したにも関わらず、一条工務店など他社で取った見積りよりも「かなり安く(百万単位)契約する」ことができました。
ちなみに「大安心の家」というモデルで、坪単価は43万円ほどです。
また、タマホームの場合には必要最小限の設備が用意されていて「あとはそれにどれくらいオプションを乗せるか」ということで価格が決まってきます。
そのため「必要なオプションだけを選ぶことで価格を抑えつつ」も過剰設備になることを避けることができるというのも大きな決め手でした。
また、担当してくれた営業の方も住宅メーカーにありがちな強引な勧誘スタイルではなく、何度も打ち合わせを重ねて我々が納得できるまで決して契約を押し付けようとはしない紳士的な人でした。
契約してからも何かと気にかけて連絡してくれ、おかげで引き渡しまでの間も安心して過ごすことができました。
住んでからも快適で「太陽光発電も家計に寄与して」くれており同社を選んで本当に良かったです。
私はタマホームのオプションを付けていくスタイルは「結局高くなる」というイメージでした。
でもAさんのおっしゃる通り「必要なものだけ付ければよい」わけで、逆に言えば付けなければ価格を抑えることができます。
初めから付いていないからこそ「本当に必要かどうか?」を検討できるのは良いかもしれませんね。
タマホームの家はWEBの評判ほど悪くない!?
まず私の感想としては、タマホームの家はWEBの評判ほど悪いとは思いません。
一般的にタマホームの家は「安かろう悪かろう」というイメージがあるかもしれませんが、タマホームの家は「言うほど安くもないし悪くもない」というのが私の感想です。
タマホームのリアルな坪単価は?
タマホームと言えば、坪単価25.8万円というような「坪単価30万円以下で注文住宅が建てられるのか!?」という強烈なインパクトがありました。
しかし、実際にふたを開けてみるとタマホームの坪単価は「施工床面積」で計算されており、当時一般的だった延床面積では含まれない「ベランダや玄関ポーチ、ロフトまで床面積としてカウント」するため坪単価が必然的に下がるカラクリがありました。
また坪単価で計算された「基本価格」以外にオプション価格や付帯工事が加わるので、結局最終的には坪単価4~50万円くらいになります。
注文住宅で坪単価4~50万円であれば、今ではタマホーム以外にも色々な会社を検討できます。
坪単価4~50万円で検討可能なハウスメーカー
- アエラホーム
- アキュラホーム
- アイフルホーム …etc
ですから、タマホームは特別安いハウスメーカーというわけではありません。
ゆえに「安かろう悪かろう」ではない!
坪単価4~50万円で建てる注文住宅であれば、私は良い家だと思います。
これも比較をどことするかですが、仮に圧倒的なコストパフォーマンスの飯田HDグループの建売と比べれば当然「タマホームも豪華な家」です。
私は飯田HDの家も「圧倒的な価格の安さ」は非常に魅力だと思いますし、とくに家に大きなこだわりが無ければ良い家でしょう。
ですが「三井ホーム」など他の有名ブランドのハウスメーカーと比べれば内容は当然見劣りします。(価格もその分やはり安いですけど)
これは個人がどこを基準と考えるかによりますが、タマホームの家自体はWEBで叩かれるほど悪いものではありません。
タマホームの評判を下げているのは「営業マン」の質!?
では「なぜタマホームはWEBでの評判が悪いのか」というと、営業マンの対応にありそうです。
掲示板などを見ると「約束を守らない・感じが悪い」などマイナスな印象を受けます。
ですが、私も不動産業界の人間として言わせて頂ければ「不動産営業マンの7割くらいは対応が悪い」です(苦笑)
ただ、タマホームの場合は「営業ノルマ」から顧客の要望など後回しになる傾向はあるかもしれません。
3人出てくるってそうないことでしょうからね😅貴重な体験でしたね(笑)
担当営業さんはまだやらかしてるようで…懲りませんねぇ— じゅりい@育児ブログ&タマホーム家ブログ|4歳差姉妹子育て中 (@Jury0909) December 8, 2020
FF外から失礼します。
私もタマホームで建てました。
割安で注文住宅の価格メリットはあります。
しかし、打合せはほとんど営業のみ、間取りも営業が考えますので、担当の力量にかなり左右されます。技術的な質問にも回答が遅いので、こだわりの間取りの場合は早めに設計担当に同席依頼して下さいね。— 黄色い帽子の園長先生 (@kiroiboushino) November 23, 2020
じつは私もタマホームに面接に行きました
私は不動産業界に入る前は住宅リフォームの会社で働いていましたが「もっと金額の大きい商品を販売したい」と思って、家の近くに出来た(という理由で)タマホームに面接を受けに行きました。
面接では「ロールプレイング」を行うように言われました。
タマホームの面接で絶対行われるわけではないと思いますが、ロールプレイング(以下ロープレ)は「お客様を想定して、ひとり営業を行う」のですが、大体こういうロープレ重視の会社は「成績至上主義」の会社です(苦笑)
私が勤めていた住宅リフォームの会社も同じなのでよくわかります。
こういった会社の内部事情は、売れない営業に対するプレッシャーは非常に強いです。
そのプレッシャーから逃れるために「無理な契約を行い結果クレームに発展」します。
タマホームに限った話ではありませんが、ハウスメーカーの営業はどこも似たようなところがあります。
そもそも、お客様の予定や予算を考えずに、会社や自分都合で話を進めていくことに営業センスを感じられないのですが「売れない営業マンに対する会社の圧力たるや」なのです。
とはいえ、そんなことはお客様からすれば関係ない話。
だからこそ、ハウスメーカーを決める時は「会社よりも人で決める」ことが大事です!
注文住宅は「営業・監督・大工」に会って決めるべし!
こちらはタマホームに限った話ではありませんが大切なポイントです。
私も小さいハウスメーカーで売買の経験がありますが、お客様が営業に伝えた要望が現場監督(や大工さん)に伝わらないことなどザラにあります。
理由は「どこかにボンクラがいる」のです。
- 営業が現場監督に伝えない
- 現場監督が大工さんに伝えない
- 大工さんが指示を忘れてしまう
タマホームに限った話ではなく、家づくりで失敗しないためには、営業・監督・大工さんには絶対に会うこと。
この人だと心配だなと思ったら「担当を代えてもらえないか」聞いてみましょう。
タマホームで後悔することってある?
では、タマホームで家を建てるにあたって気を付けたいポイントはどういったことでしょうか?
あとで後悔しないためにも以下の点については念頭に置いておきましょう。
打ち合わせはシンプルに進む
タマホームはコスト削減するために「労力を削減」しているため見積りの作成も営業が行います。
他のハウスメーカーでは積算担当者が見積りを作りますが、そうじゃないのですね。
結果WEBの評判では「あとで支払う費用が増えた」などクレームに発展していることもあるようです。
標準仕様で細かい打ち合わせなしであれば良いですが「オプション追加」できっちり話を詰めたい場合は注意して下さい。
「自分で勉強して、自分から聞いて、打ち合わせ内容はメモを取る」くらいの慎重さを持って臨みましょう。
アフターサポートも期待しすぎない
タマホームはアフターメンテナンスは10年間付いています。
3か月・6か月・1年・2年・5年・10年目に実施され、10年目に有償で工事を請けると保証延長されます。
アフターサポートの評判を調べてみましたが、とくに良かったという内容もありません。
というか、私の家でもアフターサポートは簡素なものでしたので、これはタマホームに限った話ではないかもしれません。
安いイメージが定着しすぎている
家を建てるとまわりから必ず聞かれるのが「どこで建てたの?」ということです。
逆にあまり有名ではない地元の建設会社であれば「へ~」で終わりそうですが、タマホームは有名なだけに色々聞かれそうです。
ただ、その中でやはり安いイメージが定着しているだけに少し気になります。
「周りのことは気にしない」という強いメンタルの持ち主であれば問題ないかもしれませんが、タマホームというイメージは良くも悪くもあるでしょう。
というのも、以前私がいた会社でもお客様に渡す見積もりを営業が作っていたのですが、内情は適当の一言でした。
まさに「どんぶり勘定」で、細かい見積り請求する人は「ウチの客じゃない」くらいのことを社長が言ってましたから最悪です。
タマホームが一緒とは言いませんが、家の見積りはそんなに簡単に作れるものではないだけにトラブルの原因になりそうです。
この点はとくに注意したいところだと思います。
おわりに
タマホームの評判はWEBでは悪いものが多いですが、不動産業界の私から言えば「そこまで悪いかな?」というのが印象です。
すごく良いとも言いませんが、良くも悪くも値段相応。
ハウスメーカーの注文住宅で言えば「ロープライス」ですから、十分検討の余地があると思います。
ただ、やはり第三者から見た評判やイメージはありますから「ブランド」として考えると少しマイナスかもしれません。
今はタマホームが出てきた当時とは違い「似たような価格帯」の会社もいくつかあるので、いろいろ調べてから決めるのが間違いありません。
後ほどお伝えする「一括カタログ請求」なども是非活用してくださいね。
以上「タマホームの評判って悪いの?実際に住んでいる人達に聞いてみた!」でした。
【 最後にPRです 】
個人でも掲載可能!空き家マッチングサイト
ここ数年「空き家問題」が取り沙汰され、管理の行き届いていない空き家については固定資産税が6倍になるという話も聞きます。
しかし、築年数の経過した空き家や地方にある空き地などは不動産屋も積極的に取り扱ってくれないので「仕方なく放置している」という方もみえると思います。
そんな空き家で頭を悩ましている方にお勧めなのが「空き家コネクト」です。
空き家コネクトは個人・法人問わず「空き家・空き店舗・空き地・山林など」の不動産情報を無料で掲載できるマッチングサービスになります。
「こんなボロボロの空き家は誰もいらない」と諦める前に無料掲載してみましょう!(イエエエイ!を見たと伝えて貰うとトップページにピックアップ物件として紹介して貰えますよ)
おすすめの記事 と スポンサーリンク