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家具家電付きのデメリット!人によっては損することもあるんです

「これから新しく部屋を借りて新生活を始めるぞ!」という時は、部屋を借りるお金や引っ越し代以外にも「家具や電化製品のお金も必要」になるので財布の中身は大変になりがち。

そこで少しでも出費を抑える為に「家具家電付き物件」を検討される方も少なくありません。

家具家電付き物件とは「エアコン・冷蔵庫・テレビなど」単価の高い家電や「ソファ・テーブルなど」の家具が備わっている物件のことを言います。

当然メリットは「家具家電を購入する初期費用が必要なくなる」という点になります。

「わざわざ買わなくて済むなら家具家電付き賃貸って最高じゃん!」と思われるかもしれませんが、はたしてデメリットは何もないのでしょうか?

というわけで、今回は「家具家電付き賃貸のデメリットについて」お伝えしていきます。

 

 

家具家電付き賃貸のデメリットとは?

家具家電付き賃貸のデメリットは、ずばり「家賃が高くなる」ことです。

他にもいくつか気になる点はありますが、まずはお金の面から解説していきましょう。

 

家具家電付き賃貸は長く住むと損するの!?

まず以下の1Rの写真は、実際に家具家電付き賃貸として募集されている物件です。

サクセスⅡ301 011

テレビや冷蔵庫に電子レンジなどの家電製品に、ソファやテーブルにカーテンも備わっています。

サクセスⅡ301 006

もちろん洗濯機も付いています。

こちらの物件は家具家電の有無が選べて「家賃に3,000円プラス」すると家具家電有りに出来ます。

はじめから家具家電付きで募集している物件でも「家賃は少し割高に設定されている」のですが、その点は上記の物件のようにオープンになってはいません。

なので参考に「家賃+3,000円」と「家具家電を購入した場合」を比較して考えてみましょう。

 

一人暮らしの家電の購入費用は?

(※画像をクリックするとアマゾンに移動できます。)

こちらはアマゾンで販売されているビッグカメラの家電5点セットですが「冷蔵庫・洗濯機・掃除機・炊飯ジャー・電子レンジ」で108,864円です。

家具は+5万円と考えると「一人暮らしの家具家電でも16万円は必要」でしょう。

では家賃+3,000円で5年(60ヶ月)家具家電付き賃貸に住んだとすると、

60ヶ月×3,000円=180,000円

ということは、5年くらい家具家電付きの賃貸に住むなら家具家電は購入した方が得ということが考えられます。

 


 

家具家電付きの賃貸は「長期間部屋を借りる」という方にとっては、トータルで考えれば金銭的なデメリットが出てきます。

しかし、逆に1年や2年しか住まないという「短期を予定している方にとってはメリットになる」と言えます。

仮に上記写真の物件に1年住むのであれば、家賃+3,000円は安いですよね。

ちなみに、こちらの部屋は空いてすぐに家具家電付きで契約となりました。

 

 

他にもある!家具家電付きのデメリット

家具家電付きのデメリットは「お金の面」だけではありません。

家具家電そのものに対してのクレームということも実際にあります。

具体的にクレームになるケースとしては以下のようなことがあります。

 

誰かが使った形跡がある

基本的に賃貸の家具家電というのは「使い回し」になっているので、誰かが使った形跡があるものがほとんどです。

もちろん清掃していますが、それでも気になる方にとっては大きなデメリットになると思います。

一度ウチの管理物件で「洗濯機が汚れていて嫌だ」とクレームになったことがあり、結局その方は3か月で退去していきました。

潔癖症の方は気を付けてくださいね。

 

家具家電を選ぶことは出来ない

せっかくの新生活なので「こだわりの部屋にしたい」と考えても、備え付けられる家具家電を選ぶことはできません。

レオパレスのように「家具家電ありき」であれば部屋全体の統一感はありますが、他の家具家電付き賃貸は「通常の賃貸物件の付加価値」で家具家電付きにしている物件も少なくありません。

その場合は「なんか違うな」と思っても交換などはできないので注意が必要です。

 

注意したいのは「いらないから撤去は出来ない」ということ

家具家電付きの賃貸で注意すべきは「入居してから家具家電を撤去して欲しい」というのは難しいということです。

こういった家具家電は設備扱いになるので故障した場合は「オーナー負担」になります。

つまり「オーナーさんの所有物」なので勝手に撤去したりすることは出来ません。

管理会社に相談してみる価値はあるかもしれませんが、家具家電の保管場所を持っている会社でなければ厳しいでしょう。(ちなみにウチは無理です)

上記のように、

  • 誰かが使用した形跡が気になる
  • 家具家電のデザインにこだわりがある

という場合は、あまり家具家電付き賃貸はお勧めできません。

 


 

ちなみに、家具家電付きの賃貸がない場所で部屋探しをしている方に「家具家電のレンタルはどう?」という隣の営業マンが勧めていました。

レンタルも良いかなと思いますが、やはり3年くらい住めば「買えてしまう」くらいの費用を支払わなければいけません。

家具家電のレンタルも「あくまで短期契約」であればメリットがあるかもしれませんので検討の余地はありそうですね。

 

 

家具家電付き賃貸はどこで探せるの?

家具家電付き賃貸を「手っ取り早く探せる方法を」ご紹介します。

suumo

2016-02-17_21h24_04

参照元suumo

スーモなどの賃貸検索サイトで「キーワードから探す」に家具家電と入力します。

すると「家具家電プラン」のある物件がヒットします。

簡単なので試してみてください。

 

レオパレス21

2016-02-17_21h46_46

参照元レオパレス21

また家具家電付きでマンスリーなどの短期契約と言えば「レオパレス21」は有名ですね。

1ヶ月や3か月の短期プランなどが充実しています。

 

大和リビングの”サツキ”

2016-02-18_22h56_49

参照元ダイワリビング

また家具家電付き+αのサービスとして、大和リビングの「サツキ」というサービスがあります。

家具家電付きの物件に「WEB英会話や電子書籍も読めてインターネットも使い放題」です。

至れり尽くせりの内容が魅力です。

 

大東建託/クォータリー賃貸

2016-02-17_21h50_57

参照元大東建託

賃貸の最大手の大東建託にも「家具家電付き+短期契約」の物件があります。

とはいえ、まだ物件数がさほど多くないですが他のサイトで発見できなかった物件が見つかるかもしれませんよ。

 

リブマックス

2016-02-17_21h55_17

引用元リブマックス

マンスリーやウィークリー(1週間単位)の物件に特化したサイトです。

ピンポイントで短期契約可の物件を探している人は便利なサイトだと思います。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は「家具家電付きの賃貸について」解説してきました。

家具家電付き賃貸は、一般の賃貸物件よりもやはり家賃は割高になります。

そのためポイントは「入居期間」で、短期契約の方であればメリットがあるかもしれませんが、長期契約の予定であれば家具も買ってしまった方がお得です。

また最近は「家具家電付き・短期契約」の需要が多いのか専用のサイトなども増えてきましたが、それぞれ微妙に特徴があります。

比較検討して状況に合わせた上手な部屋探しを行ってくださいね。

以上「家具家電付きのデメリット!人によっては損することもあるんです」でした。

 



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