住まい

三井ホームで後悔してない?実際に家を建てた人達に聞いてみた!

今回は「三井ホーム」で家を建てた方たちの評判をご紹介したいと思います。

三井ホームと言えば皆さんはどういったイメージがありますか?

私の中では「お高いハウスメーカー」で、住宅展示場でも一際目立つ存在だと思っています。

 

また三井ホームは外部のインテリアコーディネーターや建築家に設計を依頼する事で「デザイン性の高さ」を実現していることも有名です。

それもあってか私が出会った三井ホームの営業スタッフの方は皆さん「品が良い」感じで、むしろこちらが恐縮してしまいます(冷やかしで見てるだけに)

三井ホームの展示場の家の中は「まさに贅を尽くした家」という感じなので、一度ご覧になってみると良いですよ。

というわけで、そんな三井ホームで実際に家を建てられた方たちの感想や評判を早速みていきましょう!

 

 

三井ホームの評判は?実際に家を建てた方に聞いてみた!

三井ホームは「規格住宅」「準規格住宅」「注文住宅」の3パターンで展開しており、気になる坪単価はそれぞれで変わります。

  • 規格住宅…60万円前後
  • 準規格住宅…70万円前後
  • 注文住宅…80~100万円を超える事も!?

三井ホームの注文住宅を見るとやはり坪単価も高く「三井ホーム=高い」というイメージはここから来ていそうです。

でもAさん(仮名)の話を聞くと営業スタッフが頑張ってくれることもあるそうですよ。

 

三井ホームの営業スタッフの評判ってどう?

我が家は2016年に三井ホームの「チューダーヒルズ」という商品で延べ床面積40坪ほどの一戸建てを新築しました。

三井ホームというとテレビコマーシャルなどの影響から高級住宅のイメージが強く、当初は予算的に厳しいのではないかと躊躇していました。

ですが、たまたま入った住宅展示場のモデルハウスで応対していただいた営業担当者の方が親身に相談に乗ってくれ、懸案の価格についても出来る限りの社内調整をしてもらい、最終的に「坪85万円程度」で契約することができました。

同時期に三菱地所ホームとも比較していたのですが、この営業対応の差が三井ホームにした最大の決め手です。

 

その後の設計士や外部のインテリアコーディネイターを交えた打合せでは、こちらから出した要望をほとんどすべて採用してもらうことができただけでなく、当初は諦めていたアイランドキッチンまで実現することができました。

三井ホームならではの高級感あふれるデザインに加えて、素人では考えないような細かな生活動線にも配慮いただいたことで、実際に住み始めてからも家の中の移動がスムーズにでき、何不自由なく快適な暮らしを送ることができています。

今のところ住んでみて悪かったと感じるところはありません。

 


 

おやつ
三井ホームは契約金額に応じて値引きできる金額が変わる!?

三井ホームの家は高いと評判ですが「値引きはしてくれる」そうです。

どうも三井ホームは契約金額に応じて値引き額が決まるらしく、営業スタッフもそういった社内システムを考慮して手を尽くしてくれるとのこと。

それでも最終的に「あれも欲しい」となって結局予算オーバーになりがちですが、Aさんのように気になる方は一度見積りしてもらうと良いと思います。

ちなみに、三井ホームの顧客は高所得者が多いので年齢層も結構高めだそうです。

そんな中で「20代で三井ホームの家を買った」Nさん(仮名)の話を続いて伺っていきましょう。

 

株のトレードで成功!?20代で三井ホームの家を買ったNさんの話

私は20代の独身男性なんですが「株のトレードをしていて儲ける事ができた」ので、親から独立する為に自分の家を建てようと考えていました。

当初は、東京の多摩に住んでいるのでタマホームと考えたのですが、三井ホームの「木の家」が気に入ったので三井ホームで家を建ててもらう事に決めたました。

50坪の土地に建ててもらう事にして建坪は約30坪です。

メーカーの建築士さんと打ち合わせをして、自分なりにアレンジした住宅を建ててもらいました。

 

総額3500万円ほどになりましたが「とても気に入っている」ので、安い買い物をしたと思います。

住み始めてみると木のとても良い香りがして、毎日が本当に快適です。

三井ホームは住宅メーカの中でもトップクラスに入る会社なので、アフターサービスも安心感があります。

知り合いに家を建てたいと相談された時には、迷わずに三井ホームの家を勧めようと思っています。

 


 

おやつ
タマホームと東京の多摩市は関係ないですけど、TMネットワークは多摩ネットワークらしいですね。

多摩市に住んでいるからタマホームはネタだと思いますが、あえて真面目に答えると多摩支店が八王子市にあります。

ちなみに「TMネットワークのTMは多摩のこと」だと小室哲也がテレビで言っていました。

そして、Nさんには株のやり方を教えてほしいと切に思います。

 

 

三井ホームの魅力は「設計の自由度の高さ」というSさん(仮名)

三井ホームで家を建てました。

購入時には住友不動産とミサワホームとで十分に比較検討しましたが、最終的には三井ホームに決めた理由となったのは「設計時の自由度の高さ」です。

今回比較したハウスメーカーもですが、基本的に家の設計にある程度のベースがあり、そこからどの部屋を何畳と決めていくのですが「三井ホームでは自分がどのように暮らしたいのかを重視して」営業の方や設計士さんが上手にコンサルティングしてくれます。

 

結果的に建坪は30坪ほど、吹き抜けのリビングに広い窓を設置し、憧れていた光がたくさん入る家を作ることができました。

実際に住んでみると冬場の寒さや窓の結露の問題などが浮上してきましたが、今のところ大きな問題はありません。

細部までとことんこだわって話を詰めたこともあり、基本的には大満足です。

「ある程度のベースの設計があったほうが楽」という人には三井ホームは向いていないかもしれませんが、逆に自分の理想の間取りがある場合やクリエイティブに0から家を建てたい人にはとてもおすすめのハウスメーカーだと思います。

 


 

不動
ある程度のベースがあった方が良い方は「規格・準規格住宅」という手もあります。

ただ、規格住宅を選ぶなら「三井ホーム以外のハウスメーカーの方がデザインや耐震性能、価格など色々検討できるのでは?」という気はします。

もちろん三井ホームのデザインが好きという選択もありますが、規格住宅になるとインテリアコーディネーターなどのプラン提案もありませんからね。

また、ちなみに気になったのが「冬の寒さや窓の結露の問題」というところ。

次に紹介するOさん(仮名)も不満が残る結果になったようです。

 

三井ホームの施工に不満!?焦って契約したことに後悔

三井ホームを選んだきっかけは「建築関係に精通している友人からの紹介」があったためでした。

それ以前にスウエーデンハウスや木下工務店などと比較して「三菱地所で設計段階まで行なっていた」のですが、どうしても納得いかない部分があり白紙に戻した後のことです。

家を建てたのはバブルの末期時期で、建築自体がどこも鼻息が荒く、施主の方が遠慮がちな状態でした。

ただ購入した土地に「家を建てる期間の制限がつけられていた」ので、どうしても期限に合わせて契約をしなくてはならなかったわけです。

建坪は35坪程度で2LDKという間取りで「坪単価としては70万円ほど」だったと思います。

ただ正直いくつか不満点もあり、まず三井ホームは設計するにも土地の形状や日あたりなどを確認することなく行なっていたことです。

 

住んでみた感想は「既存のサッシや断熱材では寒いし暑い」ことが気になりました。

また、建具などは新築の状態から建て付けが悪いのか開きずらかったです。

さらにもう一つ、システムキッチンと洗面所の裏側がしっかりと隙間を塞がれていませんでした。

やはり急いで契約してしまったのが良くなかったかなと思います。

 


 

不動
「土地の契約と家の契約が異なる」場合は注意が必要です!

Oさんが三井ホームで家を建てたのはバブルの終わりという事なので、今から20年以上前になるかと思います。

ですが、今でも「土地を購入してから家を建てる」場合は気を付けなければいけません。

土地の決済など融資の関係もあり「いつまでに家を建てる」など期限が定められることもあります。

Oさんの場合は「三菱地所ホームで話が進んでいたところから三井ホームに切り替えた」ので、よくよく検討する時間が無くなってしまったのだと思います。

家づくりは慎重に、また計画的に進めないといけませんね。

 

 

三井ホームの特徴について

三井ホームは「欧米からツーバーフォー工法を日本に取り入れた」先駆者的存在の住宅メーカーです。

規格住宅や賃貸住宅に医療建築も行っていますが、やはり主力は「木造の注文住宅」となります。

三井ホームの家は「上質さや高級感のあるデザイン」が特徴的。

また「震度7の揺れに60回耐える家」と耐震性が高いことも売りにしています。

住宅販売戸数のランキングは上位にこそいないものの「高級なデザインを求める一定数の顧客に人気があり」平均坪単価は7090万(1坪)と高い傾向にあります。

しかし、その分ブランドイメージを損なわないようアフターメンテナンスや点検等にも力を入れています。

 

三井ホームの工法について

三井ホームの工法は「枠組壁工法(ツーバイフォー)」を構造体として、

  • 構造用合板で出来たパネル
  • ベタ基礎
  • 継ぎ目がないBSウォール

をプラスして「プレミアムモノコック構法」としています。

不動
名前はとにかく、長期優良住宅や確認申請など行政のカテゴライズで言えば「ツーバイフォー工法(枠組壁工法)」です。

 

では、そもそも「ツーバーフォーってなんだ」と言いますと、2インチ×4インチの角材で組んだ枠組みに合板を貼ったパネルの面で構成された北米発祥の米国では主流の工法です。

これを基本として三井ホームは外壁側に2×6インチの枠材を躯体に使い、ベタ基礎や外壁材をプラスしてプレミアムモノコック構造としています。

 

三井ホームの家は耐震性が高い!?

ツーバイフォー工法は、力を点で受ける木造在来軸組工法や鉄骨ブレース工法よりも「面で受けて分散させるので耐震性は高い」と言えます。

三井ホームでは耐震実験結果を公表しており、2階建ての耐震実験結果では

  • gal4,022gal  阪神・淡路大震災(891gal)の4.5
  • kine186kine 阪神・淡路大震災(112.1kine)の1.65

※ 他メーカーとの比較のため阪神・淡路大震災を基準にしてます。

おやつ
制震装置の商品はないものの、耐震性は信頼できる数値です。

 

また、三井ホームは基礎にスラブの多い「ベタ基礎」を採用しています。

在来軸組工法や工務店でもベタ基礎を採用することはありますが、他メーカーは布基礎であることが多いです。

布基礎よりもベタ基礎のほうが良いとは一概に言えませんが、これによってモノコック構造を実現しており「他メーカーとの違いの1つ」になっていることは事実です。

 

 

仕様や設備について

三井ホームの外壁材は「スーパーファインクリート」という名前の、従来のモルタルよりも高密なモルタルを使用しています。

このため他メーカーが真似できないアーチ状や細かな柱のデザインが可能という特徴はありますが、モルタルは経年劣化により退色やひび割れのリスクを回避できません。

後々のメンテナンスとしては外壁塗装が必要になると心しておいたほうが良さそうです。

単純にモルタルよりも「陶板外壁やタイルのほうが高スペック」と言えます。

その他の特徴としては「全館空調」があり、これは冷暖房を一棟まるごとつけるのでリビングなどの居室以外の玄関や洗面所も温まります。

高齢者の熱中症やヒートショックのリスクが軽減されるメリットがあり、24時間換気もこれで行うので部屋干しが多い方にもおすすめです。

不動
しかし、一年中窓を閉めて生活することになりますので「夏場は窓を開けて自然の風を通したいという方には不向き」とも言えます。

 

また、全館空調を採用すると「コストも上がる」ので、三井ホームで建ててても全館空調を選ばない方もみえます。

その他、窓の種類は樹脂サッシを採用しており、床材は無垢材から複合フローリング、突板まで選べるグレードの幅は広いです。

 


 

設計は910モジュールを採用しており、細かな設計にも対応できる自由度があります。

建築費用やリフォームの際のコストもメーターモジュールより抑えられる傾向にあります。

また、他メーカーが実現できないデザインの自由度があり「アーチ状の門や窓などエレガントで上品なデザイン」が得意です。

価格は高くてもこだわりのあるデザインで建てたいという方には相性の良いハウスメーカーで「三井ホームのデザインを好む富裕層は多い」です。

 

省エネ性能について

三井ホームは「外壁部分の壁を2×6」としており、一般的なツーバイフォーよりも壁に厚みがあります。

そのため、断熱材も多く入れられるので断熱性は高くなります。(断熱材は主にロックウール)

また、天井材の上に断熱材を入れる一般的なメーカーと違って「ダブルシードパネル」という構造用合板で断熱材を挟んだパネルを使っているので、遮熱性が高くエネルギー損失を抑えます。

窓はサッシに樹脂サッシ、高遮熱Low-E複層ガラスを採用しています。

おやつ
「2×6・ダブルシードパネル・樹脂サッシ」この3つで他の木質系メーカーより高断熱、高遮熱に力を入れていることが伺えますね。

 

それにエネファームや太陽光発電を採用してZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にすることも可能です。

HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)といって、電気の発電量や使用量を確認できるシステムも搭載できます。

 

 

 

三井ホームのスタッフ対応は?

三井ホームの営業担当は「補助金や制度の知識が豊富」で、悪い評判もあまり聞きません。

ですが、会社は全国展開で「営業は全国各地に異動の可能性」があります。

また営業以外のスタッフでは、社内の設計士ではなく「社外の建築家やインテリアデザイナーに設計を頼む」ことができます。

この手法を取っているのは三井ホームならではで、全国で500人以上の起用があるとのことです。

 


 

 三井ホームの特徴を総合的にまとめていきます。

三井ホームの良い特徴

  • デザインの自由度が高い
  • 屋根遮熱、断熱性に力を入れている
  • 耐震実験の実績データが高い

三井ホームの悪い特徴

  • 坪単価は高め
  • 外壁のアフターメンテナンスが必要

ツーバイフォー工法の先駆者でトップの住宅メーカーである三井ホーム。

坪単価は高めですが「エレガントで上質な大人の注文住宅」が得意で、デザイン重視の富裕層に人気があります。

また、屋根の遮熱性や断熱材の量も信頼がおけて品質も期待できますし、耐震実験のデータを公表していることから地震に強いという裏付けもあります。

個人的には「外壁材は耐久性に疑問が残る」ところですが、見た目の高級感をメリットに思う方は多いでしょう。

アフターサービスや検査体制にも定評があり、坪単価は高くてもデザインを重視したいという方におすすめの住宅メーカーです。

 

 

おわりに

今回は「三井ホームの評判について」実際に家を建てた皆様から感想を頂きました。

みなさんの感想を読んで私が思ったことは、三井ホームを選ぶ方は家の性能よりも、

  • 三井ホームというブランド
  • ブランドを支えるデザイン力

この2点で決めているように思えます。

三井ホームの特徴に関しては耐震やエコもありますが「やはりデザイン力」だと改めて感じました。

逆に家の性能を重視するなら「LIFULL HOME`Sの一括カタログ請求」などを利用して、他のハウスメーカーを検討するのも良いかもしれませんね。

 

また気になる値段についても、頑張って貰えたというAさんでも坪単価80万円は超えるので「他のハウスメーカーと比べれば三井ホームは高い」という印象は拭えません。

ですが「三井ホームは手も足も出ない」というわけでは無いのかもしれませんので、気になる方は尻込みせずに相談しても良さそうです。

以上「三井ホームで後悔してない?実際に家を建てた人達に聞いてみた!」でした!

 


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