賃貸で新築を探そうとすると「大東建託」「ダイワリビング」「東建コーポレーション」などの物件を紹介された人は多いのではないでしょうか?
これらの大手はなんといっても賃貸物件を建てる件数が違ってきます。
私が働いている地域でも毎月のように賃貸の新築物件が建設されています。
しかし、新築物件は借り手からすると「部屋が見れない」というデメリットがありますよね。
今までに賃貸物件を借りて住んでいる方であれば、いろいろと想像も付くかもしれませんが、初めて部屋を借りるという方だと「部屋が見れない」のは不安だと思います。
そこで今回は「賃貸の新築物件を建てる大手建設会社」について、賃貸不動産営業マンである私が各社の特徴についてご説明いたします!
賃貸で新築物件を借りる際に注意したいポイント!
いきなり各社の特徴について意見する前に、いくつかポイントをご説明します。
新築物件を借りる際に入居者の方が気にされる点というのは、
- 家賃の安さ
- 物件の綺麗さ
- 設備
などが考えられます。
今回はそういったポイントを会社別に(個人的な意見にはなりますが)お伝えしていきます。
新築なのに家賃が安いのは「大東建託」!?
新築物件でも比較的家賃が安いのは「大東建託」です。
私の会社の地域では、大手建設会社の中でも「新築」であれば安さが目立ちます。
また、同じ大東建託の物件でも築5年と新築で2~3,000円程度しか違いません。(物件のオーナーさんからすれば恐ろしい話ですが)
「そんなに安いんだったら部屋は悪いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、好みはあるでしょうが物件自体は決して悪くはありません。
むしろ良いです。
また、毎月の家賃も安く設定されているのですが、初期費用も他の物件に比べてリーズナブルですし、
入居申し込みから、契約、引き渡しまで簡素化されていますので手続きも比較的に簡単です。
その他の物件で家賃は安いけど、初期費用がバカ高いところもあるので注意が必要です。
外観も結構オシャレです。
これは3階建ての物件で玄関は全て1階の中に階段のあるタイプです。
4階まで階段は大変ですが、3階までなら何とか大丈夫ですよ!
カウンターキッチンに明るめの床やドアなので、部屋は明るめな印象を受けます。
また写真ではわかりませんが、床は結構フワフワなクッションフロアーで音が響かないように工夫されています。
女性に人気のカウンターキッチン。蛇口には、浄水器が付いており、
浄水用のカードリッチを取り付ければ、美味しいお水が頂けます。
お風呂もキレイですね。まあ、新築ですから当たり前ですけど(笑)
黄色のパネルの面が、紺色だったり、茶色だったり物件によって変わります。
「この部屋に住みたい」と言わせる大和リビング!
ダイワリビングのD-roomです。ダイワリビングは、ハウスメーカーの大和ハウスが建てております。
「この部屋に住みたい!」というのは、冗談抜きで部屋に案内したお客様が言います。
それくらい素敵な部屋なんです。
まずリビングですが、ダイワリビングでよく見るのが下の写真のタイプ。
物件によって、フローリングの色が、もっと明るい茶色の所もあります。
すりガラスになっている3枚の引き戸は1枚分にまとめる事が出来て、
となりの部屋と繋げて広いリビングとして使えます。
エアコンにLED証明もダイワリビングは、初めから設置されている物件が多いですね。
これも部屋を借りてから自分達で買わなくてよいのでありがたいです。
そして、バスルーム。
賃貸にしては、
贅沢な一坪サイズのお風呂が魅力です!
これで大体の女性は落ちます(笑)
トイレもキレイです。普通の賃貸であれば、便器の背後の物置は、
突っ張り棒で自分でつけますが、ダイワリビングは備え付けてあります。
単純なことですが、建築会社の気遣いが見えますね。
洗面台もシャンプードレッサーはもちろん、なによりも広い!
収納も備え付けてあるので家具を買うコストが抑えられます。
玄関はカードキーでALSOKのステッカーもありますが、部屋の中に操作する盤がついています。
奥の収納はウォークインになっていますから、衣類が多い方や趣味のスノーボードや釣り道具などを置くこともできたり、利用方法は多種多様。
こう見るとダイワリビングの中でも良い部屋を紹介しているように思うかもしれませんが、ダイワリビングの新築ではこれくらいの物件は多いです。(写真は2LDKの物件です)
また、だからと言ってお金がすごく掛かるかというと、じつはそうでも無いんです。
月々の家賃だけで考えると先出の大東建託の方が安いと思いますが、ダイワリビングには「タダシ」という契約方法があって、月々の家賃を3000円くらいアップさせると礼金や更新料が0円になるプランがあります。
つまり、初期費用をかなり抑えて入居できます。
物件にはエアコンや照明、コンロなども付いている所も多いので、入居後のまとまったお金を抑えられるのも嬉しいですね。
トータルバランスで考えると東建コーポレーション!
トータルバランスで考えると「東建コーポレーション」も、やはり捨てがたいです。
東建コーポレーションも大東建託やダイワリビングと同様に、バンバン賃貸物件を建てている会社ですし、TVCMも行っているので名前は聞いたことあるのではないでしょうか。
そして、東建と言えばこの外観です。
がっしりした外観ですが、構造は重量鉄骨造が多いです。
重量鉄骨だから、隣の音がしないの?というお客さんがいますが、隣との間の壁は、木造と一緒の材料ですので音は多少しますのでご注意を。
この外観見たことあるのではないでしょうか?この形の茶色の物件がとても多いです。
最近の東建コーポレーションは部屋の作りも変わってきたようです。
私の東建のイメージカラーは、
少し濃いめの茶色。そして、鏡の付いた収納!この鏡が非常にお客さんから反応が悪いです。(笑)
しかし、最近の新築だと、
今回は、オーナーが白っぽいのが好みだったのでしょうか。
全体的に「白い」部屋になってきました。
カラーモニターフォンも完備。
東建の物件は正直好みが分かれます。
ただ目立つデメリットがない。
IHコンロなどの電気設備なら「パナホーム」
あまり賃貸物件の建築では大手とは言えないかもしれませんが、「パナホーム」の物件もチラホラ建設されています。
パナホームの賃貸物件のセールスポイントは「IHコンロ」です。
ガスコンロは火事が怖いという方には、貴重な物件です。
この物件は、カウンターキッチンに…
IHコンロが付いてます!
お客さんの中で「IHは料理が美味しくない」と言う方が居ますが美味しいです。
うちはオール電化なのでIHですが、毎日ご飯美味しいです。
お風呂も、この物件はかなり大きいです。一軒家などに使用されることが多い「一坪風呂」ですね。
玄関もシューズボックス有って、広いし文句無しです。
しかし、家賃や初期費用などのお金の面では決して安くありません。
物件は悪くありませんが(私の住む地域ではかもしれませんが)やはり大東建託やダイワリビングと比べてしまうと今一つ決定力に欠けるかもしれませんね。
新築物件を契約するためのコツ!
私たちが対応してきたお客様の中で、新築物件の契約を悩む方の理由に「部屋の中が見たい」というものがあります。
しかし、新築物件に住みたいなら注意して下さい。
はっきり言えば場所が良ければ新築物件は飛ぶように決まります。
ですから、内覧したいと悩んで待っていたら新築物件には住めません。
そもそも心配しなくても「新築物件以上に綺麗な部屋はない」のです。
「探せばもっと良い部屋があるかも…」とキリを付けずに探していると、せっかく空いていた部屋も誰かに契約されてしまいます。
ここは新築物件を選ぶ際に必ず抑えたいポイントですね。
また、大東建託や、ダイワリビングなどの大手建築会社の物件であれば「類似物件がいくらでも建っています」ので、営業マンにお願いすれば内覧をさせてくれます。
多少間取りや部屋の形が違う場合もありますが、イメージはかなり掴めますよ。
おわりに
今回は新築アパートを建築会社別に見比べてきました。
実際に内覧を行わなくても写真でかなりイメージが湧いたのではないでしょうか?
部屋探しはそうそう行うものでもありませんし、初めての方だと不安に思う事も色々あると思います。
それに今回ご紹介した会社はアパートの建築棟数も全国トップレベルですから、やはりそれだけのノウハウも蓄積されていて安心です。
内覧の機会があれば是非見比べてみてくださいね。
以上「大東建託やダイワリビングなど大手の賃貸物件を写真で比較!」でした。
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