最近カラーボックスでベッドを作る「カラーボックスベッド」が大人気のようです。
カラーボックス自体は、ホームセンターや家電量販などでもよく見かけますよね。
シンプルなデザインに手頃な価格、そして自由に組み合わせれば壁面収納やクローゼットなど自分だけのオリジナルアレンジ収納もできてしまいます。
ライトなDIY感覚のインテリア収納として楽しんでらっしゃる人も多いようです。
そして収納家具には飽き足らず、最近ではカラーボックスをベースにベッドも作ってしまおうというのが密かなブームらしいです。
今回はカラーボックスで作るベッドの楽しみ方についてご紹介します。
カラーボックスでベッドを作るメリットとは?
カラーボックスに使われる素材は、MDFと呼ばれる人工木材です。
繊維状にほぐした木材を接着剤などで再び固めてボード状に成型した繊維板ですので、強度があるとともに木材特有の反りや湿気にも強いのが特徴です。
また安価に出来るのでMDF製の商品は相対的にお安い価格設定です。
カラーボックスはメーカーによって様々な色展開がされているので、木の素材感を活かしたカントリースタイルやモノトーンカラーで統一したシック&モダン、またカラフルなポップテイストなど、お部屋のトータルコーディネートにもいい存在感を出してくれます。
そして、ベッドをつくる際にも収納部をすべて上に向ければ、ベッドスペース全体が収納空間となり、普段使わないものの収納場所に最適、側面収納にすれば、出し入れしやすい棚になります。
DIYに強い方なら、側面収納に扉をつけたりヘッドボードを追加したり、アレンジは無限です。
安くてお洒落で機能的!単に収納棚として使うのがもったいないくらいです。
では次にカラーボックスベッドの作り方を見ていきましょう。
意外と簡単!カラーボックスベッドのつくり方
カラーボックスベッドの作り方は驚くほど簡単です。
基本的にはカラーボックスを並べ、天板を付け、その上にマットレスや敷布団をセットすれば完成です。
ボックスの組み合わせ方やアレンジなど自由度が高いので、みなさんのセンスでチャレンジしてください。
では基本的な作り方の流れです。
①サイズ・仕様を決める
一般的なベッドのサイズは以下の通りです。
- シングル 97x200cm
- セミダブル 120x200cm
- ダブル 140x200cm
まずはこのサイズに合うようにカラーボックスを準備しなければなりません。
どんな風に並べるかは自由ですが、あまり隙間が空くと安定性にも欠けますし強度的な不安もありますので、隙間はなるべく少なめに並べるようにボックスのサイズ・必要数を割り出してください。
またサイドに収納できるようにするかでカラーボックスの並べ方も変わりますので、作りたい全体像を考えましょう。
②カラーボックスを組み合わせる
カラーボックス自体は様々な種類がありますが、強度や組み合わせやすさから考えると、一番標準的な3段タイプを使うのがいいかと思います。
各メーカーから出ており各々若干の違いはありますが、縦置きにしてだいたい幅42x奥行29x高さ88cmが一般的なサイズです。
ベッド土台として高さは統一しなければなりませんが、縦横自在にならべてそれぞれを接着剤で固定してください。
上に置く寝具のサイズにとらわれ過ぎると組み合わせが難しくなりますので、一回りくらい大きくても構いません。
使い勝手の良さと安定性を考えながら組み合わせましょう。
③天板を作成する
接着剤の固定だけでは上にマットや敷布団を置いたときに不安定なことと、強度的なこともあり、天面には2x4板などをすのこ状に並べるのがいいでしょう。
敷布団は湿気がちですので、そのためにも隙間を設けたすのこ状がいいです。
ベッド下全面収納とするのであれば、すのこは外せるようにした方がいいですが、収納は側面のみとするのであれば、ボックスに直接ネジ止めしても構いません。
2x4板はホームセンターでカットしてもらい必要本数を購入すれば簡単です。
面倒な方は市販のすのこベッドを置くという手もあります。
アレンジいろいろのカラーボックスベッド
ではボックスの並べ方とアレンジの例を見ていきましょう。
引用元:インテリアハート
側面収納と同時にベッド下全体を収納スペースに使いたいならこの並べ方パターンがおすすめです。
3段の底板を付けずに収納口を上向きで5個並べています。
普段使わないものを大量に収納できるので、お部屋がすっきりしますね。
引用元:インテリアハート
2×4材やすのこベッドをおけば、それだけでベッドの雰囲気出てきますよね。
引用元:インテリアハート
マットレスを引いて完成です。
側面収納も付いていますから、賃貸で収納スペースが困るという場合でも一石二鳥ですね。
また、実際にボックスを本を並べても、すごくお洒落に見えます。
引用元:DigsDigs
カラーボックスにカゴなどを足すと、使い勝手の良さだけでなく見た目もぐっとお洒落になりました。
こういったアレンジの自由さもカラーボックスベッドの醍醐味です。
おわりに
さて今回はカラーボックスベッドについて見てきましたが如何でしたでしょうか?
作り方に明確な定義があるわけではないので、細かいことは気にせずに皆さんの自由な発想で作ればいいと思います。
作る楽しさとアレンジの喜びが感じられるカラーボックスベッド。
この機会に皆さんも是非チャレンジしてください。
以上、「これは便利!カラーボックスでベッドを作ろう!」でした。
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