最近、健康に気を付けようと朝食に「グラノーラ」を食べるようになりました。
同じシリアルだと正直「シスコーン」が好きですが、健康を考えると食物繊維が豊富と言われている「グラノーラ」が良いのでしょうね。
そのグラノーラですが、原料で多いのは「オーツ麦」といわれるものです。
麦と言えば、大麦もありますし、最近ではTVでも取り上げられた「スーパー大麦」なるものもあります。
どういった効果があるのか気になりますよね。
というわけで、今回は「オーツ麦」と「スーパー大麦」の違い。また「大麦」について解説していきたいと思います。
オーツ麦とは?
「グラノーラ」や「オートミール」の原材料として使われている、別名「燕麦」がオーツ麦です。
オーツ麦は、収穫時は細長い形をしていますが。
これを加熱して押しつぶし、加工したものが「オートミール」ですね。
同じように大麦を加熱して押しつぶし、乾燥させたものが「押し麦」です。
オーツ麦は、「便秘解消」「基礎代謝のアップ」「脂肪がつきにくい」と効果が期待できます。
栄養価についても、玄米と比べても
- 食物繊維…約3.5倍
- 鉄分…約2倍
- カルシウム…約5倍
と、かなり高いです。
ちなみにオーツ麦と言えば「グラノーラ」が有名ですが、グラノーラはオートミールにフルーツやナッツを加えて食べやすくした人気の健康商品です。
カルビー フルグラ 716円
ちなみに、わたしが買って食べているグラノーラは「カルビーのフルグラ」です。
牛乳をかけて食べるシリアルなので食べやすいですし、便秘の改善にも役立っています。
スーパー大麦とは?
スーパー大麦は、オーストラリアで開発された非遺伝子組み換え大麦です。
スーパー大麦は、何がスーパーなのかというと、大麦に比べて「食物繊維が2倍」「レジスタントスターチが4倍」と非常に栄養価が高いことがあげられます。
しかし、栄養価が高くても体が摂取できなければ意味がありません。
そこにスーパー大麦の効果の秘密があります!
栄養を腸の奥に届けるコンプレックス構造
テレビで紹介されたテイジンのスーパー大麦は、サイトの解説文を読むと不溶性、水溶性の食物繊維が「レジスタントスターチ」を包み込むコンプレックス構造になっているということです。
レジスタントスターチを日本語訳に直すと、「消化されないでんぷん」となり、難しくいうと「難消化性でんぷん」と言います。
消化されないことで、大腸まで届き、食物繊維の働きをしてくれるので、腸内環境が整う効果があります。
そのレジスタントスターチを包み込む形で、不溶性、水溶性の食物繊維があるため、通常の食物繊維は腸の入り口で吸収され、レジスタントスターチは腸の奥で吸収されるので、腸全体に整腸作用が行き届き便秘を改善し、血糖値の上昇を抑え、さらにはアンチエイジング効果まで期待できます。
大麦とは?スーパー大麦と何が違うのか?
では、通常の大麦とは何でしょうか?
大麦は、麦茶やビールの原料となり、日本人には慣れしたんだ穀物です。
大麦には「二条大麦」と「六条大麦」の2種類があり、二条大麦はビールなどに、六条大麦は麦飯や麦茶などに使われます。
そんな大麦ですが、昔から健康食として重宝されてきましたが、食物繊維は、白米の10倍以上、サツマイモの5倍以上と農産物の中ではトップクラスです。
そう考えると、大麦の2倍の食物繊維があるスーパー大麦は、スーパーに恥じない食物繊維を備えていることがわかります。
最後に
「オーツ麦」「大麦」「スーパー大麦」と麦にも色々ありますが、どれも他の食材から見れば、すばらしい食材です。
その中でもスーパー大麦は飛び抜けているかもしれませんが、お値段もやや飛び抜けています。
…ずっと食べ続けるなら、個人的には大麦かもしれませんね(笑)
というわけで、今回は「オーツ麦とスーパー大麦の違い!大麦についても解説!」でした!
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