先日、静岡県の浜名湖で鰻を食べてきたのですが、そこで話題に出たのが「照り焼きと蒲焼きのタレの材料は一緒だ」という話でした。
どちらも甘いタレですが、見た目も全然違うので冗談かなと思っていたのですが、気になったので家に帰って調べてみました。
すると、驚きの結果が…!(笑)
というわけで、今回は「照り焼きと蒲焼きの違いとは?じつは材料は一緒だった!」という、すでにネタバレしていますが、逆に「材料も一緒なのに照り焼きと蒲焼きのタレは一体何が違うのか?」調べてみました!
照り焼きとは?
照り焼きは、醤油をベースにした甘味のあるタレを食材に塗りながら焼く、日本の調理法の1つです。
照り焼きの「照り」は、タレを塗ることで「照りが出る」ことが由来となっています。
食材には、ブリ、カジキマグロなどの魚類、ホタテなどの貝類、鶏肉が多く調理されています。
蒲焼きとは?
蒲焼きも、醤油をベースにした甘味のあるタレになります。
蒲焼きの由来は、食材をぶつ切りに串に刺した姿が「蒲の穂」に似ていることとされています。
引用元:ともの季節花アルバム
現在は、鰻や穴子を開いて、適当な大きさに切って、串を打ち、タレにつけて、炭火で焼く調理法を蒲焼きと言います。
照り焼きと蒲焼きの違いとは?
照り焼きと蒲焼きは後述しますが、じつはタレの材料は一緒です。
では何が違うかというと「食材」と「調理法」です。
照り焼きにする食材の多くは、
- ブリ、カジキマグロなどの魚類
- ホタテなどの貝類
- 鳥肉
にタレを刷毛で”塗る”のに対して、
蒲焼きは
- 鰻、穴子
を串に刺して、タレに食材を付けて焼くことを繰り返し、食材が初めからもつ油と馴染ませていきます。
そのため、出来上がる料理の味も違ってくるわけですね。
照り焼きと蒲焼きのタレのレシピ
照り焼きと蒲焼きのタレの材料は、
- みりん
- 酒
- 醤油
- 砂糖
と、じつは一緒なんですね。
両方とも甘くておいしいですけど、材料が一緒だとは知りませんでした。(私だけかもしれませんが(笑))
また、蒲焼きに付いているタレをかけて「うな丼」にする時にもう少し蒲焼きのタレがあればいいのにと思うこともあると思います。(これも、私だけかもしれませんが(笑))
そこで今回は照り焼きと蒲焼きそれぞれのタレのレシピについても紹介します。
照り焼きのタレのレシピ
照り焼きのタレのレシピでは、
- みりん… 1
- 醤油… 1
- 酒… 1
- 砂糖…2分の1(もしくは1)
という比率で、あとは混ぜるだけでおいしいタレが出来るようです。
比率がわかりやすくて簡単に作れそうです。
蒲焼きのタレのレシピ
- みりん… 1
- 醤油… 1
- 酒… 1
- 砂糖… 適量
蒲焼きのタレは、
みりんと酒を1:1で混ぜたものを強火で加熱してアルコールを飛ばします。
その後、砂糖を溶かし、醤油を混ぜて再度沸騰させて、その後は極弱火で20分ほど煮詰めます。
あとは味付けを醤油と砂糖で調整して完成です。
最後に
如何でしたでしょうか?
照り焼きと蒲焼きの違いですが、普段料理をされる主婦の方だと常識だったのかもしれませんが、個人的にこの2つが材料が一緒だとは思っていませんでした。
また、案外家でも簡単に作れそうなのも驚きました。
とくに蒲焼きのタレは、タレを煮込む際に一緒に鰻の頭など煮込むことで味に深みが増すそうで、自分で好みの味に調整してオリジナルにするのも面白そうです。
というわけで、今回は「照り焼きと蒲焼きの違いとは?じつは材料は一緒だった!」でした!
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