「ピアノの音がうるさい!」
ピアノに関してはマンションやマンションで騒音トラブルになりがちなポイントです。
実際に物件管理をしていると「上の階でピアノを弾いている」という隣家のクレームから「ピアノを昼間に弾いているのに文句を言われた」など、ピアノを弾く側・弾かれる側から連絡が入ります。
単純にピアノを弾くと行っても「物件ごとの契約や規約」で対応は大きく変わります。
また、マンションとアパートでは建物の構造も違うので「音の響き方」も異なるでしょう。
そのため、各入居者それぞれの言い分があって画一的に「これで解決」というのは難しいのですが、今ピアノの音で困っている方は何かしらの参考になれば幸いです。
というわけで、マンションやアパートの「ピアノの騒音問題について」お伝えしていきましょう
マンションのピアノでトラブル!?まずは規約のチェックから
はじめに私たちがマンションやアパートで「何かトラブルが発生」したら、確認するのは規約です。
実際、規約違反だから「すぐに出て行けというのは難しい」ですが、規約(ルール)違反について注意したにも関わらず「改善が見込めない」のであれば退去させられるでしょう。
マンションやアパートの規約や契約書に「ピアノなどの楽器の利用について」どのように書かれているのか、まずはチェックしていきましょう。
ピアノや楽器などが禁止と記載されている場合は?
まず、規約や契約書に「ピアノ禁止」と書かれていれば、当たり前ですが弾いたらダメです。
ちなみに、電子ピアノだったら大丈夫ということをいう方もいますが、電子ピアノもピアノに代わりはありません。
また「こっそり弾いてバレなきゃいいよね」という方も、大家さんによっては「規約違反だ!退去しろ!」と厳しいことをいう方もみえることはお伝えしておきます。
楽器禁止と書かれていない場合は?
賃貸では近隣から楽器音がうるさいというクレームが届いているのにも関わらず「ピアノ禁止と書かれていない」から文句言われる筋合いはないという方が多いです。
しかし、それも「周りに迷惑をかけない範囲」での話であって、ピアノ禁止と書かれていないから何をしても良いわけではありません。
ピアノではありませんが、隣の部屋の住人が夜中に「洗濯機をまわす」ことでクレームになったことがあります。
もちろん夜中に洗濯機を回していけないという規約はないですが、深夜にゴウンゴウン洗濯機の音や振動がうるさければ常識的に考えてダメだと分かりますよね。
それを「洗濯機まわしたらダメなんて規約はない」とゴネられたら面倒くさい極みです。
ですから、ピアノ禁止という規約がない場合も禁止じゃないけど近隣からクレームが出るなら「やめるべき」だと思います。
でも、そんなに大きな音はだしていないし
そういう意見もピアノを弾く側からは出ると思います。
「電子ピアノでヘッドフォンしたらだったら迷惑をかけない」という方もみえますが、ピアノは打鍵音(振動音)もうるさいです。
この記事で「賃貸での防音について」書きましたが、ピアノのように「響く」場合は気休めにもならないかも知れません。
防音DIYで賃貸トラブルを防ぐ!音の趣味を持つ人は考えてみて
マンションやアパートの構造によっても大きく変わりますが、木造・軽量鉄骨造のアパートタイプであれば「まず響き」ます。
重量鉄骨造のマンションでも「床や壁の厚み次第では結構響く」ので、その点は理解する必要があります。
管理会社の立場としてはどうなの?
ピアノだけではなく集合住宅におけるトラブルで管理会社としては「まずはクレームを指摘されている方に改善を求める」ことになります。
クレームを言う人がいわゆる「クレーマー」であってもです。
噂のクレーマーでも「どうせ今度も過剰クレームでしょう」とは決めつけられないので。
ただ、改善しているのにクレームがなくならない場合は「双方の話し合い」になります。
この場合ウチは立ち会いますが、管理会社によっては「入居者同士で解決して下さい」と丸投げのパターンもあります。
ちなみに私たちは「丸く収める」ことを目的に動きますので、ピアノが本当にうるさいかどうか「他の住人にも確認をとる」ようしていますので、もし住人同士の話合いであれば「他の部屋の方」にも意見を聞いておいた方が良いでしょう。
ピアノを弾きたい場合は「楽器OK」の物件を探しましょう!
ここまで「ピアノ禁止」や「規約に記載がない」場合でお伝えしてきましたが、基本的にはトラブルになる可能性が高いと考えておいた方が良いです。
分譲マンションであれば住民の入れ替えは大きくないかも知れませんが、賃貸マンションやアパートであれば入居者の入れ替わりも激しいので「クレームをする人」にいずれ当たることも考えられます。
そして、実際にうるさいかどうかは置いといて「クレームを入れられたのなら改善しないといけないのはピアノを弾いている側」になります。
ですから、ピアノや楽器を堂々と弾きたいなら、はじめから「楽器OK」の物件を選ぶのが一番です。
楽器OKの物件では防音対策を行われているなど、遮音性が高く部屋で音楽を楽しめます。(但し、それでも同じマンションやアパートの入居者に迷惑をかけていけません)
「楽器相談可」の物件は注意が必要!
楽器相談可の物件は「相談が可能というだけ」で、建物自体が防音対策されているわけではない可能性があります。(というか高い)
そのため楽器の種類にも制限があるので契約前には注意が必要です。
賃貸で楽器OKや相談可能物件を契約する際は、どの楽器を何時まで弾きたいのか確認して部屋探しをしましょう。
おわりに
今回は「マンションやアパートでのピアノトラブルについて」お伝えしてきました。
すでに賃貸で何度か部屋探しをしたり、実際に住んでいる方にとっては「常識」ということも、はじめて一人暮らしをするような方だと「分からないこと」だったりします。
よくあるのは「アップライトピアノはさすがに大きいからダメだけど、電子ピアノだったらいいよね?」と自己判断で持ち込んでトラブルになるパターンです。
規約や契約書にピアノ禁止と記載されていれば「そんなの知らなかった」では通りません。
契約は「法的な約束」ですから、勝手に大丈夫と決めつけないで、必ず事前に管理会社に確認するようにしまてくださいね。
以上「マンションでピアノがうるさい!トラブルになった時の解決策は?」でした。
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