PM2.5や花粉、インフルエンザなどの影響で、最近は空気清浄機をお使いの家庭が当たり前になってきました。
特に赤ちゃんや年配の方がいらっしゃる家庭では必須アイテムになりつつあります。
性能や機能もひと昔と比べて格段に向上していて、空気清浄機と言わずともエアコンや掃除機にも空気洗浄機能が付いているものもありますね。
そんな空気清浄機は毎日使うものですが、お掃除はどうされていますか?
空気清浄機が汚れていると清浄どころか汚れを部屋中にまき散らすことになってしまいます。
とはいえ「なんか加湿空気清浄機の掃除なんて大変そう…」という気もしますよね。
でも実際にやってみると、どこまで大変ということもありません。
準備するものも多くは無いですし、加湿空気清浄機の性能をフルパワー活用するためにも是非とも掃除はしたいものです。
というわけで、今回は「加湿空気清浄機の掃除の方法」や「その他お手入れが楽になるグッズの紹介」をしていきます!
加湿空気清浄機の掃除は思ったよりも簡単です!
汚れた空気清浄機の悪影響を考えると、一刻も早く徹底掃除をしたいところですが、まず最近の家電は素人が簡単に分解できないような構造になっています。
その分、日常でお手入れできる箇所は分かりやすく限定されていて、しかも汚れたときにはセンサーでお知らせしてくれるなんて便利な機能のものもあります。
結論から言うと、大半の空気清浄機のお手入れ箇所はこれだけです。
- 吸気口パネル
- 吸気フィルター
- 集塵フィルター
さらに加湿機能部分では、
- 給水トレー
- 加湿フィルター(気化式の場合)
基本的にはフィルター中心となります。
本体外観はホコリがついても拭けば取れますし、加湿用の給水タンクは補水する際に都度振るくらいで構いません。
定期的なお手入れさえちゃんとしておけばきちんとその機能を発揮してくれ、機械的な寿命が来た頃には新機能が備わった新商品に買い換えというサイクルが家電のいいところです。
加湿空気清浄機の掃除方法について
では具体的に掃除方法を解説します。
準備するものはこれだけです。
- 掃除機
- 拭き取り用の布
- 歯ブラシ
- 中性洗剤or重曹
- クエン酸
では、具体的に掃除の方法についてみていきましょう。
吸気口パネル
家電製品は静電気を発しますので空気中のホコリがまとわりついていることがよくありますが、パネル外側から掃除機で吸い込むか濡らした布で拭く程度で構いません。
パネルを外してセンサーが付いていれば、その周辺のホコリも除去しておきましょう。
外したパネルにしつこい汚れが付いている場合は中性洗剤か重曹で30分程度の漬け置き洗いしましょう。
吸気フィルター(プレフィルター)
吸気パネルについている大まかなホコリを除去するフィルターです。
他のフィルターに比べて目も粗いと思いますので水洗いでOKです。
汚れがひどい場合は中性洗剤or重曹で漬け置きしてください。
集塵フィルター/脱臭フィルター
おそらく紙でできていると思いますので、いくら汚れているからといって濡らしてゴシゴシするとすぐに傷んでしまいます。
基本的に水は使用せず、外側(吸入側)から掃除機で優しく吸い取ってください。
メーカーによっては〇年間交換不要などと謳っているものもあります。
給水トレー
この部分は常に水が溜まっているため、水アカや水道水に含まれるカルキが付着しがちです。
特に奥まった角や狭い部分に溜まりやすいので、歯ブラシをつかってこすり取りましょう。
一旦放置すると水アカはみるみる増えていきます。
加湿フィルター
気化式(水車式)加湿機能の場合は加湿フィルターと呼ばれる水車型のフィルターが付いています。
フィルターといっても汚れを取るためものではなく、水を含ませて気化させるためのものです。
基本的には流水ですすぎ洗いで大丈夫ですが、カビが発生しやすい箇所なので汚れや臭いが気になる場合は漬け置き洗いしましょう。
白いカルキ付着にはクエン酸が効果的です。
そして洗浄後はしっかりと乾燥させることがポイントです。
掃除とお手入れに便利なグッズ
では掃除の頻度ですが、プレフィルターは2週間に1度程度、ホコリを掃除機で吸い取るくらいでいいです。
他の部分は、例えば室内で大量に喫煙するなど極端なことが無い限りは1回/月程度で構いません。
空気清浄機は毎日使うものなので1回/月くらいだとそれほどの手間でもないのですが、逆に忘れてしまいそうです。
そんな方におすすめなのが加湿用の水タンクに入れておくだけでタンク内やフィルターの除菌をしてくれるグッズもあります。
加湿器の除菌タイム 液体タイプ 無香料 給水タンク内の除菌・ヌメリ防止専用除菌剤 500ml
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タンクに適量入れておくだけでタンク内の除菌をしてくれます。
水アカやカビの抑制に効果があります。
空気清浄除菌消臭・加湿器洗浄除菌剤 抗菌ミスト 1L
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こちらはタンク内と同時に室内に抗菌ミストを行き届かせるという優れもの。
インフルエンザを始めウイルスや細菌を除菌してくれます。お部屋の消臭にも。
コジット 加湿器タンクの除菌剤 ラベンダー
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タンクの除菌とともにアロマ効果も加わったタイプ。
香りにも種類があってフレグランス感覚で楽しめそうです。
これらは加湿機能部分を除菌してくれるものですので、掃除・お手入れ不要とまでは言えませんが、水アカや菌の繁殖を防いでくれるので、掃除がぐっと楽になります。
掃除をしないと一体どうなる?
空気清浄機はいわゆる白物家電とされるもののひとつで、洗濯機や冷蔵庫同様に汚れが付きにくく清潔感のあるデザインになっています。
これらの家電は屋内で使うので外側が汚れるということはあまりないのですが、機械内部はホコリまみれで結構汚れているということがよくあります。
機械を分解してまで内部を見る、またはお手入れするということはまずないと思いますが(笑)
とくに空気清浄機の場合は室内の空気を吸い続けるということもあり、同時にチリやホコリもしっかり集めています。
言い換えるならお部屋空間の掃除機ですね。
それに加湿機能付きの場合は常に水気にさらされていますので、カビの温床にもなりかねません。
肝心の空気清浄機が汚れていて動かせば動かすほど部屋の空気を汚してしまうなんて本末転倒なことにならないよう、定期的な掃除とお手入れが重要になっています。
汚れた空気清浄機ではこんな被害も!
空気清浄機の汚れは主にフィルターです。
フィルターが汚れていると、具体的にはどんな悪影響があるのでしょうか?
清浄性能が落ちる
本来汚れを集めるべきフィルターがすでに汚れていると、キャパオーバーになりそれ以上は集められなくなります。
特に最近のフィルターは集塵性能が優れていてミクロのチリやホコリもしっかり捕らえますので、その分目づまりも起こしやすくなっています。
電気代が上がる
汚れたフィルターですと本来の洗浄能力が発揮できないので、機械は余計に頑張ろうとします。
これを機械への負荷が大きくなるともいいますが、必要以上に頑張ろうとするので電気代も余計にかかり、機械自体の寿命を縮めることにもつながりかねません。
悪臭やシックハウスの原因となる
フィルターが汚れでいっぱいだったり、加湿フィルターにカビが発生していると、当然のことながら排気口からもそれらがこぼれ出してきます。
また長期間その状態が続くとフィルターに雑菌が繁殖して悪臭の原因ともなります。
これらの空気が人間の体にいいわけがありません。
特に小さなお子様や年配の方など免疫力の弱い人が吸い込んでしまうと体調を崩しかねませんので要注意です。
以上のことからも、やはり加湿空気清浄機の掃除は定期的にきちんと行いたいですよね。
しかし、正直なところ掃除が面倒だという心の声も聞こえてきそうです。
そこで、最近では以下の加湿空気清浄機も出てきています!
プレフィルターを自動掃除してくれるモデルも登場!
加湿用タンクを除菌しても、空気清浄用の吸気パネルや集塵・脱臭フィルターはやはり自分で掃除するしかありません。
それさえも何とかしたい方には自動掃除機能を搭載したモデルもあります。
EP-LVG110-T 日立 加湿空気清浄機
内部にエチケットブラシのような掃除ブラシを搭載し、ホコリが付きやすいプレフィルターを自動で掃除します。
空気中のニオイやダストもセンサーで感知し、自動運転してくれる優れものです。
おわりに
加湿空気清浄機の掃除にご紹介しましたがいかがでしたか?
加湿空気清浄機は、掃除をしないとカビの温床になりかねないので頑張って掃除はしたいところです。
思ったよりも手間は掛からないので頑張っていきましょう!
また、お手入れを楽にするグッズや、自動で掃除してくれるタイプも販売されています。
「ぶっちゃけ掃除は面倒なんだよね!」という方は、そういった選択もありだと思います。
以上「加湿空気清浄機の掃除が楽になる!お手入れが簡単になるグッズも紹介」でした。
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