ハゼ釣りと言えば「ウキ釣り・ミャク釣り・投げ釣り」と色々ありますが、個人的に好きなのが「穴釣り」です。
ハゼの穴釣りは、岩場の隙間にエサを落として釣る方法です。
釣り場にもよるかもしれませんが、私がよく行く愛知県の「亀崎海浜緑地」だと、穴釣りで釣れるハゼはサイズが大きめです。
投げ釣りだと「巻いたらハゼがいた」なんてこともありますが、穴釣りだとハゼの引きがしっかりと楽しめます。
というわけで、今回は「ハゼの穴釣り」についてお伝えしていきます!
ハゼの穴釣りにおすすめの時期は?
延べ竿で釣るハゼ釣りは6~7月の初夏から釣れますが、ハゼの穴釣りのシーズンはお盆を過ぎてからです。
長く釣れる場所では12月でもハゼの穴釣りが出来るそうですが、ハゼ釣りのトップシーズンになる9月から11月ならどこでも間違いないでしょう。
とはいえ、8月の夏休みを利用して友人と穴釣りに出かけましたが楽しく釣ることができました。
夏休みにハゼの穴釣りに行ってきました!
8月の夏休みを利用して愛知県の亀崎海浜緑地にハゼ釣りに行ってきました。
亀崎海浜緑地は愛知県でハゼ釣りの人気スポットになっています。
写真は9月のものですが、亀崎海浜緑地は人工ビーチになっているので夏だと膝まで海に入りながら皆さんハゼ釣りを楽しんでいます。
しかし、今回は砂浜での釣りではなく穴釣りなので河口の方に移動します。
こちらは岩が積まれているので、その岩の隙間を狙って穴釣りをします。
結論から言うと、私の釣果は40匹で最高18cm。(クロコハゼでしょうか?)
友人がミャク釣りで、釣果が55匹で最高12cmでした。
ハゼは水温が低下しだして9月頃に良サイズが釣れ出すと言われていますが、8月の夏休み期間でも穴釣りで釣れるハゼは全体的に大きくほとんどが10cmオーバーでした。
ハゼの穴釣りで抑えておきたいコツ!
では、ハゼの穴釣りはどうやるのか?
難しい釣りではないのですが、いくつかポイントをお伝えします。
ハゼの穴釣りで使う竿は?
まずハゼの穴釣りで使用する竿ですが、長さは1.5mくらいの短い竿が良いです。
長いと岩場の隙間にエサを落としにくいですし、穴が小さくて深そうなところにハゼも良くいます。
そのため、私はカサゴ釣りでも使う穴釣り用の竿を使用しています。
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針のサイズは5~6号!
釣れるハゼのサイズが10cm未満であれば、針のサイズは4号がお勧めです。
しかし、ハゼのサイズが10cmを超えるのであれば、針のサイズは5~6号でOKです。
根掛かりを恐れるべからず!?
穴釣りは岩の隙間などを狙っていくので、根掛かりは覚悟しておく必要があります。
また、ハゼも針に掛かってすぐに合わせないと「穴に潜っていく」ので、途中でオモリが引っ掛かって根掛かりすることもあります。
だからといって根掛かりを恐れて深い穴を攻めないと釣れないので、穴釣りでは根掛かり上等で釣ることになります。
そのため、私は仕掛けもシンプルで「ハリスにガン玉を付けるだけ」にしています。
穴の底に付いたらエサを浮かせて、ゆっくり上下に動かす!
あとは穴にエサを入れたら、
- 底に付いたら少し浮かす(糸のたるみを無くして15cmくらいは上げる)
- 竿先を上下にゆっくり動かして誘ってみる
- 少し止めてみてアタリを待つ
上記2と3を5回繰り返してもアタリが無いのであれば、次の穴に移動するという感じです。
釣れた穴は覚えておいて再度狙う!
そして、穴釣りのコツとして最も大事なのは「釣れた穴は覚えておいて再度狙う」ということ。
魚をクーラーボックスに入れて戻ってきたら「どこの穴で釣ったか忘れた」というのが穴釣りビギナーに多いのですが、ハゼにしろカサゴにしろ穴釣りで釣れる魚は「穴に固まって生息している」ことが多いです。
なので、一度釣れた穴に再投入すれば、またすぐに釣れることもよくあります。
ハゼの穴釣りで使うエサは何が良い?
友人との釣行では定番のアオイソメをエサにしました。
ただ、ハゼは何にでも喰い付くと言われており、コンビニで売っているホタテやソーセージでもエサになるそうです。
だったら「鶏皮」でも、ハゼの目の前にエサを落としてく穴釣りなら釣れるんじゃないか?
鶏皮だとエサが取れないので「延々に使い回せる」ので、もの凄く経済的なエサだと思い試してみました。
ハゼの穴釣りのエサは「鶏皮」でも大丈夫なのか?
というわけで、ハゼの穴釣りなら鶏皮でも釣れるのかチャレンジ開始です。
早速、鶏皮を細長く切って針に付けてみました。
見た感じ「なんか釣れそう」に見えますけど、果たして鶏皮をエサにハゼは釣れるのでしょうか?
釣れました。
やったぜ!
大きさは12cmほどのハゼでした。
ハゼ釣りのエサに鶏皮は有効!?
ただ、今後も鶏皮を積極的に使うかどうかで言うと悩ましいところです。
利点としては、ハゼが喰っても鶏皮だと切れないので延々と使いませるのは狙い通りでした。
しかし、やはりアオイソメの方がアタリがあります。
また、エサを付けるときに油でベタベタするのも気になる所でした。
おわりに
ハゼの穴釣りは「岩場やゴロタ石のある河口など場所が限られる」ので、ハゼの釣り方ではメジャーな方ではありません。
しかし、お近くにそういった場所があるなら、普段よりも大きめのサイズが釣れるかもしれませんので、チャレンジする価値はあると思います。
その時の注意点としては、ハゼの穴釣りの時期は9月から11月の秋から冬にかけて。
ちなみにミャク釣りや投げ釣りでのハゼ釣りのシーズンはこちらの記事でお伝えしています。
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今年はいつまでハゼの穴釣りが出来るか楽しみです。
さいごにハゼ以外に「今釣れる魚」が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
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以上「ハゼの穴釣りの時期は?8月に愛知県の亀崎海浜緑地に行ってみた!」でした。
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