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マゴチは群れるから釣りやすい?釣れる時期や時間帯もまとめて解説!

大きいサイズになると60cmを超えるマゴチ。

見た目はハゼを大きくした感じですが、むしろハゼはマゴチの好物です。

不動
ハゼの泳がせ釣りでマゴチを釣ることもありますしね。

そんなマゴチは白身魚の高級魚で、薄造りにするとフグに匹敵するとも言われています。

さらに煮付けも鍋もいけるので、まだ釣ったことが無い方は是非チャレンジして欲しい魚です。

ちなみにマゴチは初心者でも釣りやすいと言われているんですよ。

 

マゴチは群れるので初心者でも狙える高級魚!?

マゴチは近くの人が連れ出すと周りで連続ヒットすることが良くあります。

そのためマゴチは群れで生息しているという方もみえますが、マゴチは群れで生息する魚ではありません。

では、なぜマゴチは釣れると連続ヒットするのでしょうか?

 

マゴチは海底に身を潜めてベイトを捕食する!?

なぜマゴチは釣れ出すと連続でヒットするかというと、ベイト(エサ)に周りにいるマゴチが寄ってくるからでしょう。

マゴチは甲殻類や小魚類を捕食し、ときにはタコやイカも食べる見た目に似合わず獰猛な魚です。

小魚を補食するといっても泳ぐのが早いわけではないので、海底に身を潜めてベイトが近くに来たところを襲いかかります。

あすか
そのためベイトが豊富な場所だと「周囲にいるマゴチも同様に捕食のチャンスを伺っている」ので、同じ場所に仕掛けを入れると連続で釣れるのです。

 

ベイトを求めて集まっているのを群れというと語弊があるような気がしますが、どちらにしてもマゴチが一匹釣れるとその周りにもマゴチがいる可能性は高いです。

マゴチは獰猛で大きく回遊する魚ではないので、マゴチのいる場所が分かれば初心者でも比較的に簡単に釣れますね。

 

マゴチの釣れる時期!暑い時期がマゴチはアツイ!?

マゴチが釣れるのは気候の良い春から秋にかけてです。

もちろん時期によって反応も変わるので季節毎にみていきましょう。

 

3月~5月はマゴチ釣りの開幕シーズン!?

マゴチは春から夏にかけて産卵期に入るため浅瀬に寄ってきます。

産卵前に体力を温存するための荒食いが始まるので、マゴチ釣りの開幕と言えばこの時期になります。

ひな
乗っ込みのマゴチは数釣りは数釣りが楽しめます。

 

食べて美味しい「照りゴチ」の6月から8月!

マゴチは高水温でも平気な魚で、夏のマゴチは「照りゴチ」と呼ばれ旬を迎えます。

また、マゴチは産卵後も荒食いを続けるので釣りに関してもトップシーズンになります。

マゴチの捕食対象となるハゼやキスも接岸するので、マゴチも浅瀬により釣りやすい時期になります。

 

9月から11月の秋でもマゴチは釣れる!?

マゴチは秋でも釣れるものの、注意したいのはマゴチの好物になる「キスの動き」になります。

台風後に海が濁りキスが深場に移動すると、ベイトを求めてマゴチも深場に移動します。

濁りが落ち着けばキスは浅瀬に戻ってきますので、またマゴチも釣れるようになります。

おやつ
キスは11月くらいまで浅瀬にいるので、キスが釣れる間はマゴチの釣れるということですね。

 

12月から2月でも水深30mくらいの深場を狙えるならチャンス有り!

マゴチも冬になると深場に移動しますが、それでも大体30mくらいの深場にしか移動しません。

場所によっては岸から遠投すれば深場のマゴチを狙えるところはあると思います。

また、個体によっては深場に移動せずに河口などに残るケースもあるので、冬でもマゴチは狙えないわけではありません。

ちなみに11月・12月は同じサーフから大型のヒラメが狙えます。

マゴチ釣りに行くならヒラメの釣れる時期や時間も合わせてチェックしておきましょう。

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マゴチの釣れる場所はサーフだけじゃない!?

マゴチ釣りと言えば、砂浜(サーフ)というイメージが強いかも知れません。

マゴチはキスが好物で「砂浜でキス釣りをしていたらマゴチが釣れた」という方も少なくないでしょう。

ですが、マゴチは海底に砂地があれば「堤防」でも「河口」でも釣ることが出来ます。

とくにマゴチは汽水域(淡水と海水が交ざる水域)でも生息できます。

 

 

マゴチの釣れるおすすめの時間帯は?

マゴチが活発的になるのは「朝まずめ・夕まずめ(日の出・日没の少し前)」と言われます。

ですが、日中でも普通に釣れるので時間はあまり気にしなくても良いかもしれません。

ただ、マゴチは「ベイトの動き」に合わせて移動するイメージがあります。

潮汐を考えれば、やはり潮の動きが良いの時間帯を狙うべきでしょう。

 

マゴチは夜釣りでも釣れるのか?

マゴチは夜釣りでも釣れます。

とくに夜は大型が釣れることが多く、50cmや60cmのマゴチに出会えるかも知れません。

ただ、狙う場所は日中のように砂浜に向かって投げるのでは無く、常夜灯周りを攻める方が効果的です。

夜の常夜灯はベイトとなる小魚が集まるので、むしろ漁港や河口を積極的に狙うのが良いでしょう。

 

マゴチの仕掛けはルアーでもエサ釣りでもOK!

マゴチの仕掛けはルアーでもエサ釣りでも大丈夫です。

それぞれオススメの仕掛けについてお伝えしていきます。

 

マゴチ釣りにオススメのルアーは?

マゴチをルアーで釣る際のタックルは、シーバスやヒラメを狙う場合と同じで大丈夫です。

ルアーについては海底に潜むマゴチを狙うので、ボトムを探れるものを選びます。

先の動画ではワームで釣っていましたが、次の小魚に似せたルアーでもマゴチは狙えます。

不動
ルアーにはヒラメを狙うように設計されたタイプがあるので、そちらを基準びしても良いと思います。

 

エサ釣りは「泳がせ釣り」でマゴチをゲット!

マゴチをエサで釣るなら「泳がせ釣り」でしょう。

エサは、現地で

  • ハゼ
  • キス
  • アジ

などが釣れたらエサにしても良いですし、釣具屋で購入しても良いです。

ただ、キスは投げるとショックで弱るのが気になる所ですが、マゴチは死に餌でも喰い付いてきます。

気にせずと言うとキスに申し訳ないですが、マゴチの釣れそうなポイント目掛けてキャストしましょう。

 

 

おわりに

今回はマゴチについてお伝えしてきました。

マゴチは群れを形成するわけではありませんが、ベイトを追い求めて移動するので「一匹釣れるとその場所に固まっている」可能性があります。

また、マゴチは春から夏にかけて荒食いを続けるので「初心者でも釣りやすい高級魚」になります。

おやつ
マゴチが釣れたら美味しく頂くために上手く締めて持って帰ることをオススメします。

マゴチの締め方や血抜きの方法は、こちらの記事を参考にしてください。

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さいごにマゴチ以外に「今釣れる魚」が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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以上「マゴチは群れるから釣りやすい?釣れる時期や時間帯もまとめて解説!」でした。

 

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