年齢を重ねるにつれ、ふつうに寝ているだけでも体が痛くなるようになります。
若い時は、まったく感じなかったのですが30後半になると、体の変化から年齢を感じてくる今日この頃です。
というわけで、今回は寝て起きると体が痛くてお困りの方が知りたい、「低反発マットレス」「高反発マットレス」の違いや、話題の「ムアツ(無圧)布団」について解説していきたいと思います!
低反発マットレスとは?
低反発は、その名の通り「反発力が低い=やわらかい」というのが特徴です。
ちなみに低反発素材は、1970年に米国のNASAが開発した素材です。
メリットとしては、
- 寝心地が良い
- しびれの原因となる体圧が分散される
という点が挙げられます。
やわらかく重いお尻の部分なども深く沈み込み、体の一部を圧迫することがないため、マットレスに包み込まれるような感覚を受けるため「寝心地が最高!」と評判の低反発。
朝起きて「手足がしびれた~」という経験は誰しも一度はあると思いますが、体圧を分散させるので、そういうしびれの原因になる体の一部を圧迫することもありません。
しかし、デメリットもあり、「柔らかすぎて腰痛の原因になることもある」のです。
低反発が何かよくわからない方にとって驚きではないでしょうか?
「寝てて腰痛いから低反発マットレスとかいいんじゃないかな?」と、調べてみたら、腰痛くなるかもしれないというのですから。
理由は、重く沈み込むお尻や腰の部分が、寝返りなど打たずに同じ状態(姿勢)になることで、血流が悪くなり、腰痛などの原因になることがあるようです。
腰痛に関しては、マット(布団)が固くてもダメですが、柔らかすぎてもダメなようで、適度が大事なようです。
高反発マットレスとは?
高反発マットレスは、「沈み込んだ後一定のところでストップし、元に戻る」というのが特徴です。
腰痛などで苦しんでいる方は、寝ているときに腰などに負荷が掛かっていることが原因かもしれません。
そういった場合、高反発は沈み込まず立った姿勢に近くなることで、体の一部に負荷を与えるということは無くなります。
高反発マットレスは、低反発マットレスのように包み込む優しさはありませんが、腰痛や肩こりの方には適しているといえます。
ムアツ布団とは?
ムアツふとんは「昭和西川株式会社」が販売している布団です。
低反発や高反発という言葉は聞いたことがあっても「ムアツ(無圧)」というのは聞いたことがないかもしれませんが、販売実績は45年にのぼります。
床ずれ防止用に病院向けに開発された「ムアツふとん」ですが、1980年には厚生省より病院用基準寝具として使用を認められています。
ムアツ布団の良さとしては、
「厚み」
- 80ミリ 体重の軽い方向き
- 90ミリ 体重65kgを超える方向き
「ニュートン(硬さ)」
60~140ニュートンまで幅があり、好みによって布団の種類も選べます。
「収納タイプ」
- 三つ折れタイプ
- くるっと巻いてマジックテープで留めるタイプ
体重によってはベストな布団というのは変わってくるでしょうから、そう考えると硬さや厚みが選べる「ムアツ布団」は、良いですね。
低反発・高反発・ムアツの違いとは?
ここで悩むのは「どのマットレスを購入しようか?」ということだと思います。
何を重要視するかによって変わってくるので「寝心地」「腰痛・肩こり」というテーマで分けて考えていきましょう。
寝心地
寝心地を優先される方は、低反発がおすすめです。
やはり包み込まれるような寝心地の良さは抜群と評判です。
しかし、その包み込む感じが、通気性の問題から蒸し暑いなどの声も多いので、その点は注意したいポイントだと思います。
腰痛・肩こり
腰痛・肩こりで悩んでいるかは、ムアツ布団がおすすめです。
ただムアツ布団は、お値段が高いというのが購入を少し悩ませるポイントになりそうです。
値段
・アイリスオーヤマ マットレス 低反発 厚み4cm シングル 価格:8,409円
(画像をクリックするとアマゾンに移動します。)
低反発マットと言えば、ト●ルースリーパーが有名だと思っていたのですが、アマゾンレビューを見るとあまり評価は高くないようです。
またアイリスオーヤマなど、結構お値打ちな価格で低反発マットレスを発売している所も多くあって、思いのほか安く購入できるみたいで少し驚きました。
・東京西川 ムアツベーシック シングル 価格:26,500円
(画像をクリックするとアマゾンに移動します。)
東京西川のムアツ布団は種類があるのですが、アマゾンのレビューを見ても、高評価が多いです。
上記の布団で価格は、26,500円ですが、高いものは80,000円くらいので、お値段の幅は広いです。
さすがに45年の歴史を誇るといったところでしょうか。
最後に
個人的に値段を気にしないのであれば「ムアツ布団」を購入したいと思っています。
若い時には想像もしなかったですが、寝ていても腰や筋肉が痛くて、深く眠れない日々が続くとは思ってもいませんでした。
若い時は、本気で13時間連続で寝れるくらい惰眠をむさぼるのが好きだったのに…。
運動不足も関係していると思うので、快眠を目指して努力します!
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