健康に気を使うために最近「玄米」を夕飯に出されるようになりました。
正直、少しボソボソして私は好きではないのですが、健康にいいんでしょうか?
また麦飯や雑穀米など、お米の種類も色々ありますが、何がどう違うのかわかりませんので、せっかくの機会なので調べてみたいと思います。
玄米とは?
玄米とは、白米を精米していない米のことで、糠(ぬか)と胚芽(はいが)付いている状態のお米のこと言います。
糠や胚芽には、食物繊維、カルシウム、鉄などのミネラル、ビタミンB1やビタミンEなどの栄養素が含まれていることから、玄米を健康食として好んで食べる人も見えるそうです。
しかし、固くて消化吸収が決して良くないという点もあり、子供は(私もですが)馴染めないという声も多いようです。
そのため、「分づき米」といって、糠や胚芽を三分、五分、七分というように残すものの、白米に味や食感を近づけたものもあります。
麦飯とは?
麦飯は、白米に麦を混ぜたご飯なので、玄米のように白米に至るまでの過程というわけではなく、まったくの別物です。
しかし、麦飯も健康に良いと言われますが、麦は食物繊維の塊です。
ちなみに、食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があり、麦はその両方が含まれています。
- 不溶性食物繊維…体内に入っても形を変えないため、体は外に追い出そうとします。その際に、体内にある不要物をからめ取りながら出ていくため、腸内が綺麗に掃除されます。
- 水溶性食物繊維…体内で水分を吸収しながら、ゆっくりと腸内を進んでいきます。そのため、腹持ちがよく血糖値の急激な上昇を抑え、ダイエットに効果があるといわれています。
雑穀米とは?
雑穀米は、白米に合わせて、玄米、粟、ひえ、きび、ハトムギ、大麦、黒米、赤米、を混ぜて食べるご飯のことです。
食物繊維は豊富で、栄養価が高いことから、こちらも健康な食材として人気を集めています。
またダイエットにも効果的と言われますが、じつはカロリー自体は白米と大きな差がありません。
「玄米」と「麦飯」と「雑穀米」の違いとは?
まず、味については個人差あるようですが、「麦飯 ≧ 雑穀米 ≧ 玄米」 というような感じで食べやすいようです。
一般的にやはり玄米はボソボソして食べにくいという声は多いようですね。
麦飯に至っては、とろろごはんとか最高です。
また調理方法については、お米の炊き方自体も玄米は、水置き時間を設けたり、調理にも一手間が必要です。
雑穀米や麦飯は市販で混ざったものが販売されていますので、その点は玄米に比べて調理は楽ですね。
カロリーついては、さほど大きな差ありません。
栄養価については、麦飯は玄米よりも、食物繊維やカルシウムは高く、バランスが良いのは玄米です。
そう考えると一長一短あるような気がしますので、毎日交互に食べるとかの方が健康的かもしれませんね(笑)
しかし、考え方によっては白米と同じカロリーで(雑穀米もそうですが)、栄養価が高いので”お得”とも考えられますが、その点は味を優先するか、栄養価を優先するか判断は分かれるところですよね。
最後に
いろいろなお米について調べてみましたが、玄米が健康的なのはわかりましたが、雑穀米や分づき米でも栄養価は高いですし、食物繊維に関しては麦飯でも良いので、さっそく嫁に相談してみようと思います(笑)
どうも私は玄米の食感が好きになれそうにないので、同じように「玄米のボソボソ感がちょっと…」という方は、雑穀米や分づき米、麦飯で相談されてみては?
健康に気を使ってもらっている感謝の気持ちは忘れずに。
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