夏と言えば「そうめん」や「ひやむぎ」の季節ですよね。
しかし、毎年思うのは、「そうめん」と「ひやむぎ」の一体何が違うのだろう?
昔は、「そうめん」と「ひやむぎ」には製造方法の違いがあったようです。
気にはなるけど、食べ終わる頃にはいつも調べる事を忘れてしますので、今回はバシッと調べてみたいと思います。
「そうめん」とは?
小麦粉、塩、水を混ぜて練り、植物油(もしくはでんぷん)を塗り、引き延ばして、天日干しにしたもの
「ひやむぎ」とは?
小麦粉、塩、水を混ぜて練り、伸ばし、切ったもの (細打ちにしたうどん)
「そうめん」と「ひやむぎ」の違いとは?
しかし、現在では「そうめん」も「ひやむぎ」も製麺機で作り、「ひやむぎ」でも油を使うこともあるため、製法で2つに大きな違いはありません。
ですが、現在は「麺の太さ」で区別をしています。
そうめん | 長径1.3mm未満 |
ひやむぎ | 長径1.3mm以上 1.7mm未満 |
うどん | 長径1.7mm以上 |
きしめん | 幅4.5mm以上 厚さ2.0mm未満 |
「そうめん」と「ひやむぎ」カロリーが高いのはどっち?
- そうめん…127カロリー(100gあたり)
- ひやむぎ…127カロリー(100gあたり)
ゆでた場合は、「そうめん」も「ひやむぎ」もカロリーは変わらないそうです。
こうなると、どちらを食べようか悩む必要がないというか、どちらでも変わらないですね。
色が付いた麺は「そうめん?」「ひやむぎ?」
現在は、色付きそうめんもありますが、昔は色付きは「ひやむぎ」だけだったそうです。
「そうめん」と「ひやむぎ」は、見かけが似ていて製造者でも区別が難しく、見分けるために「ひやむぎ」には色をつけていたと言われています。
現在は「太さ」で区別していますが、昔から「そうめん」と「ひやむぎ」の区別は難しかったのですね。
まあ、実際「そうめん」と「ひやむぎ」を袋から出したら、どっちがそうめんで、どっちがひやむぎというのは、正直わかりませんよね。
最後に
「そうめん」と「ひやむぎ」が、ほとんど変わらないのは薄々気が付いていましたが、まさか「うどん」や「きしめん」も変わらないとは思っていませんでした。
というか、ひやむぎは元々うどんを細切りにしたもの(切り麦)を、冷やして食べる場合は「冷麦」と呼んだそうです。
夏の暑い時期は、夏バテもありますから、そんな時は「そうめん」や「ひやむぎ」で乗り切りましょう!
というわけで、「そうめん」と「ひやむぎ」の違いについてでした。
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