私は、年中通して年中通して鼻の調子が悪いです。
「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」は、花粉症でも風邪でも起こりますから、人によっては症状で悩む場合もあると思います。
というわけで、今回は「花粉症と風邪の違いと、春夏秋冬の花粉症について解説」していきたいと思います。
花粉症と風邪の違いとは?
花粉症と風邪の違いは、案外明確です。
発症する症状で見比べていきましょう。
鼻水
花粉症の鼻水は、サラサラしています。
花粉症は、知覚神経を刺激して分泌腺に伝わることで鼻水が出てくるので、風邪のようにドロッとした鼻水にはなりません。
それに対して、風邪の鼻水は初期段階は花粉症のようなサラサラとしていますが、時が経つにつれて黄緑色っぽいドロッとした鼻水に変わります。
この黄緑色に変化するのは、白血球と風邪のウイルスが戦い、お互いの死骸を含んむことで、黄緑色の鼻水となります。
黄緑色の鼻水になると、風邪の治りかけと言ったりしますが、むしろウイルスと白血球とが戦いを繰り広げている最中なんです。
咳・くしゃみ
花粉症のくしゃみは、花粉やハウスダストなどのアレルギー物質が鼻粘膜に付着すると、これを体内から追い出そうとしてくしゃみを起こします。
風邪の場合は、ウイルスを体内から追い出そうとしてくしゃみを起こします。
では、なぜ花粉症のくしゃみは連続するのかというと、花粉症などのアレルギー物質が鼻の粘膜に付着すると、ヒスタミンという化学伝達物質が分泌されます。
これが鼻の知覚神経を刺激して、くしゃみや鼻水を発生させます。
熱
風邪の場合は、熱も出るのはご存知だと思いますが、じつは花粉症でも熱が出ることはあります。
花粉症の症状がひどい場合は、体が免疫反応をおこし熱を出すことがあります。
ただ、風邪のように39℃くらいの高熱とまでは行かないようですが、37℃くらいまでは花粉症でも熱が出るようです。
のどの痛み
風邪の場合は、のどが痛み出したことが初期症状だったりします。
花粉症でも、花粉などアレルギー物質がのどの炎症を引き起こすことはあります。
のどが痛いと感じたら、塩水でうがいをすると除菌効果もあり、炎症を抑える作用もあるので、一度試してください。
春の花粉症の種類
春の花粉症と言えば「スギ花粉」ですが、その他にも「ヒノキ」や「ハンノキ」もあります。
その中でも「ハンノキ」は咳がひどくなるケースがあり、喘息を引き起こすこともあります。
夏の花粉症の種類
夏の花粉症の代表格は、「カモガヤ」「オオアワガエリ」です。
イネ科の植物は夏から秋にかけて花粉が飛散しますが、これらの草本植物は背が低いので花粉は遠くまで飛びません。
ですから、近づきさえしなければ花粉症の症状はあまり出ませんが、花粉は小さいため吸い込むと咳が出やすく、喘息を引き起こすケースもあります。
秋の花粉症の種類
秋にかけては、「ブタクサ」「ヨモギ」「カナムグラ」「イラクサ」などが花粉症を引き起こす時期になります。
私は秋でも花粉症になりますが、春の花粉症に比べて咳が出るためツライです。
また、秋は夏に繁殖したダニの死骸や排泄物がでやすく、ハウスダストのアレルギーも出やすい時期になります。
冬の花粉症の種類
冬は花粉の飛散量が少なくなり、花粉症の症状が落ち着きます。
ですが花粉がゼロというわけではなく、「スギ」「イネ」「ブタクサ」「ハンノキ」などアレルギーを起こす花粉は一年中飛んでいます。
最後に
風邪も大変ですが、花粉症もつらいですよね。
私の場合は、アレルギーがすごいので年中花粉やハウスダストでやられていまるのと、たぶん軽度の猫アレルギーも持っています。猫も飼ってますけど。
猫アレルギーは、猫カワイイので我慢していますが、やはり花粉症は嫌です。
早めにクスリを飲んで免疫を高めるしかありませんね。
というわけで、今回は「花粉症と風邪の違いとは?春夏秋冬の花粉症についても解説!」でした!
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