今年の10月にグアムに旅行に行こうと思っているのですが、このシーズンはグアムは台風シーズンで少し天気が心配です。
というわけで、グアムの週間天気予報みたいなサイトを探していたのですが、そんな時にふと思ったのが「ハリケーンと台風とサイクロンって何か違うのかな?」ということです。
というわけで、今回は「ハリケーンと台風とサイクロンって何か違うのか?」と世界の天気予報がわかるサイトも一緒に調べてみたいと思います。
ハリケーンとは?
大西洋北部および太平洋北東部で発生する熱帯低気圧をハリケーンと呼びます。
ハリケーンは、世界気象機関(World Meteorological Organization・WMO)で、この地域の熱帯低気圧で最大風速が64ノット(毎秒32.7メートル)以上のものを指します。
ちなみに、過去にはハリケーン・パトリシアが最大瞬間風速は110メートルを記録しているとのことです。
台風とは?
太平洋北西部および南シナ海で発生する熱帯低気圧を台風(タイフーン)と呼びます。
台風は、この地域の熱帯低気圧で最大風速が毎秒17.2メートル以上のものと指します。
ちなみに、日本で最も被害の大きかった台風は伊勢湾台風です。
犠牲者は、5098人。
そのうち、死者4697人・行方不明者401人で、負傷者は38921人にのぼります。
サイクロンとは?
インド洋北部、インド洋南部、太平洋南部、オーストラリア付近で発生する熱帯低気圧をサイクロンと呼びます。
サイクロンは、台風の基準と同じで最大風速が毎秒17.2メートル以上のものを指します。
ちなみに、サイクロンで過去最大と言われているのは、1970年のボーラ・サイクロンです。
バングラディッシュとインドを襲ったサイクロンの被害は50万人に上ると言われています。
当時の政府(パキスタン政府)の対応が非常に悪かったことから、バングラディッシュの独立戦争の引き金になったと言われています。
ハリケーンと台風とサイクロンの違いとは?
同じ熱帯低気圧なのに呼び方が変わるのは「地域の関係」です。
- ハリケーン…大西洋北部および太平洋北東部
- 台風…太平洋北西部および南シナ海
- サイクロン…インド洋北部、インド洋南部、太平洋南部、オーストラリア付近
発生した場所によって、ハリケーン・台風・サイクロンと呼び名は変わりますが、仮にサイクロンがハリケーンの地域に入った場合でも、サイクロンはハリケーンと名称は変わります。
ようするに、地域で名称が変わるということですね。
また、ハリケーンだけは、台風・サイクロンよりも指定される規模は大きいです。
- ハリケーン…最大風速が毎秒32.7メートル以上
- 台風・サイクロン…最大風速が毎秒17.2メートル以上
しかし、これは指定される基準なので、大きさで言えばハリケーンも台風もサイクロンも上限があるわけではないので、危険な熱帯低気圧なのに違いはありません。
海外旅行の前に台風情報を調べたい
海外旅行に行く時に「台風が迫っていないか?」と心配したことは無いでしょうか?
そんな時のために、世界の天気予報がわかるサイトをお伝えします。
引用元:tenki.jp
日本気象協会が運営している「tenki.jp」に、「世界天気」というリンクがあって、そこで世界の週間天気予報も調べることが出来ました。
最後に
「ハリケーン・台風・サイクロン」ですが、私はハリケーンと台風は一緒で、サイクロンは竜巻だと思っていましたが、どうやら違っていたようです(苦笑)
またひとつ勉強になりました。
最後に、年々日本の台風被害も増えている気がします。
私も東海大豪雨では被害にあいましたが、万が一のことを考えて防災用品などはきちんと手の届くところに置いておきましょう。
というわけで、「ハリケーンと台風の違いとは?サイクロンについても解説!」でした!
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