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ベビーリーフは体に悪い？その理由や栄養素について解説するよ！

ベビーリーフとは、発芽してから10～30日くらいの葉野菜の総称です。

ようするにキャベツやレタス、ほうれん草などの幼葉のことで、一般的には色々な種類がミックスになって販売されています。

ひな
見た目も彩りが良く、袋から出すだけで簡単にサラダが出来てしまいます！

しかし、そんな「ベビーリーフが体に悪い」という話も聞きます。

これって本当の話なのでしょうか？

そこで今回はベビーリーフが体に悪いと言われる理由についてお伝えしていきましょう。

 

 

ベビーリーフが体に悪いと言われる理由は？

ベビーリーフが体に悪いと言われる理由は、

  • チオシアン酸塩
  • シュウ酸
  • 食べ過ぎによる腹痛や下痢
  • 残留農薬

があります。

 

ベビーリーフに含まれる「チオシアン酸塩」とは？

チオシアン塩酸は、甲状腺機能を低下させると言われています。

甲状腺が低下すると新陳代謝も下がり、新陳代謝が低下すると、

  • 体温が下がり血流が悪くなる
  • 免疫力が下がる

ということにつながります。

そのチオシアン塩酸がベビーリーフには含まれているのですが、だからといって大量に含まれているわけではありません。

不動
ベビーリーフに含まれるチオシアン塩酸の量は微量ですから、体に悪い影響を与えることはないです。

 

ベビーリーフに含まれる「シュウ酸」とは？

シュウ酸は食べ物の灰汁の素になっている成分ですが、シュウ酸には「カルシウムや鉄分などのミネラルの摂取を妨げる」働きがあります。

あまりシュウ酸を摂り過ぎると腎臓でシュウ酸などが結晶となり、尿路結石の原因になるので注意が必要です。

では、ベビーリーフにシュウ酸が大量に含まれているかというと、チオシアン塩酸同様にそうでもありません。

むしろほうれん草やブロッコリーの方が多く含まれています。

そのためベビーリーフを食べるとシュウ酸の過剰摂取になるわけでもないので、こちらも体に悪い影響を与えることはありません。

 

食べ過ぎると腹痛や下痢になる！？

ベビーリーフは生で食べることが多いと思います。

ベビーリーフに限った話ではありませんが、生野菜は水分を多く含みます。

また、利尿作用を及ぼすカリウムもベビーリーフには多く含まれており、尿を排出すれば熱も下がるので、一時的に体を冷やすことになりそうです。

そのためベビーリーフを大量に食べれば体が冷えることで、腹痛や下痢になる可能性はあるでしょう。

あすか
ただ、これもベビーリーフだからというわけではないので、ベビーリーフが体に悪いとは言えなさそうです。

 

ベビーリーフには残留農薬がある！？

アメリカの「エンバイロンメンタル・ワーキング・グループ（EWG）」では、残留農薬値の多い野菜と果物のリストを発表しています。

これは「ダーティダズン」というもので毎年発表しているのですが、この中にベビーリーフのミックスに含まれる「ケール」や「ほうれん草」が上位にランクインしています。

そういった面では確かに心配とは言えますが、過度に心配する必要ことはないのでしょうか？

どうしても気になる場合は、有機栽培のベビーリーフを選ぶのが良いでしょう。

ベビーリーフが体に悪いと言われる理由をみてきましたが、正直ベビーリーフが体に悪いというのは言い過ぎです。

残留農薬や食べ過ぎは他の食べ物にも言えますし、シュウ酸やチオシアンもベビーリーフならではということはありません。

むしろ体に良いか悪いかで言うと、ベビーリーフの栄養素を見ると体には良さそうです。

 

 

ベビーリーフは栄養価が高いので食生活に取り入れるべき！？

私もそうですが、食生活で野菜不足を感じている人は多いのではないでしょうか？

1日に必要な野菜量は350g以上と言われますが、コンビニで販売されているサラダの内容量は100～200gなので2～3パックは食べないといけません。

これを毎日というのは、なかなか大変ですよね。

ですが、ベビーリーフは効率よく栄養素が摂取できるのです。

 

ベビーリーフは栄養価が高いので食生活に取り入れるべき！？

成長したレタスとベビーリーフに含まれる栄養素を比べるとベビーリーフの方が数倍高いです。

  • カルシウム…120mg（約6倍）
  • 鉄分…1.4mg（約5倍）
  • ビタミンC…36mg（約7倍）
  • ベータカロテン…3600mg（約15倍）
  • 葉酸…126 μg（約1.5倍）
  • カリウム…175mg（約1.6倍）
  • 食物繊維…2mg（約2倍）
おやつ
食物繊維も約2倍ですから、便秘で悩んでいる人には打って付けですね。

また、ベビーリーフが体に悪い理由に「生野菜」で食べることがありましたが、ビタミンCや葉酸は加熱すると成分が流出してしまいます。

そのため、ベビーリーフに含まれる栄養素を効率よく摂取するためには生サラダが適しています。

 

ササッとお手軽に見た目の良いサラダが出来る！

ベビーリーフを使った生サラダをツイッターで検索するとたくさん出て来ました。

それだけベビーリーフはサラダに適している食材なんですね。

 


 

おわりに

今回はベビーリーフが体に悪いと言われる真相についてお伝えしてきました。

内容のおさらいとすると、

  • ベビーリーフは体に悪い食べ物では無い
  • むしろ栄養素は成長したレタスよりも断然高い

ということでした。

ひな
また記事の後半でお伝えしましたが、ベビーリーフに含まれるビタミンCや葉酸は加熱すると流出してしまうため、食べるなら生サラダにするのが適しています。

袋から出してササッと作れて見た目も良いので、ベビーリーフサラダで効率的に野菜不足を解消していきましょう。

以上「ベビーリーフは体に悪い？その理由や栄養素について解説するよ！」でした。

 

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