「家を買うべきか?」今まさに悩んでいる方もみえるでしょう。
別に賃貸生活で困ることはないですし、むしろ自由気ままに引っ越しできるメリットもあります。
とはいえ持ち家にも当然メリットはあるわけですが、何か決定的な理由がないので悩むのだと思います。
アリとキリギリスになるなら、皆さんはどちらを選びますか?
家を買うべきか悩んだら「アリとキリギリス」を思い出す!?
「アリは夏でも冬に備えて食料を貯え、夏を楽しんで冬に備えなかったキリギリスは辛い思いをした」
アリとキリギリスの結末はいくつかあるようですが、この点は皆さんご存じの通りだと思います。
ここで私が言いたいのは「備える」ことについてです。
冬はアリにもキリギリスにも私達にもやってくる!?
アリとキリギリスの「冬」は色々なことに置き換えられそうです。
受験生であれば「入試日」は備えるべき冬でしょう。
まさにアリとキリギリスで、夏に頑張るかどうかが受験の分かれ目と言われますよね。
また「老後」も冬と言えそうです。
働くことも難しくなりますし、賃貸生活では老後リスクとして
- 家賃を支払い続ける
- 高齢者の入居審査は厳しい
というような問題が出て来ます。
とりあえず老後のことは老後に考えようでは、受験生が年明けから焦って勉強するように「ちょっと準備が足りてない」と言わざるを得ないのではないでしょうか?
キリギリスでも計画的であれば良い!
キリギリスは冬に困ってアリに「食べ物を下さい」と言うところに無計画を感じます。
しかし、仮に「冬になったらハワイで生活するから」というのであれば、好きなだけ歌って暮らせば良いですよね?
これと同じで「老後は田舎暮らしするから都会に家があっても仕方が無い」のであれば、わざわざ家を買う必要はありません。
つまり、老後を見据えた時に明確な計画があるのか?
そして、それは本当に実現できるのか?
仮に計画がないのであれば「リスクヘッジの観点から家は買うべき」だと思います。
「冬はどうしよっかな?」と考えている間に冬はやってきます。
人生も時間は経つのが早いですし、また家を買うなら若いウチの方が金銭面含めて色々と有利です。
家を買うことは備えになるのか?
では、家を買うことは人生の備えになるのかというと私はなると思います。
住宅ローンは負債だと言う方もみえますし、確かに残債がある間はそうです。
しかし、完済すれば資産になって大きな助けにもなります。
家があれば「老後のピンチ」は乗り切れる!?
老後で心配なことは「お金」と「住環境」の2つですが、まずはお金について。
総務省のデータでは、60代世帯では「1か月30万円」の生活費が掛かり、70代以上の世帯では「1か月22万円」の生活費が掛かるそうです。
仮に90歳まで生きるとして、
- 「360万円×10年(60代)」+「264万円×20年(70~90歳まで)」=9,408万円
という1億円近いお金が60代から必要ということになります。
十分な貯金があれば良いのですが、こういった老後の生活資金が不足した時でも家を持っていれば「不動産を担保にお金を借りる」ことが出来ます。
また、リバースモゲージやリースバックなどお金の工面も不動産があることで幅が広がります。
「100歳まで生きる」賃貸生活のイメージは?
住環境を考える上で、私たちの寿命が延びていることも合わせて考えなければいけません。
現在は医療も進んで「100歳まで生きる」という人も珍しくなく、厚生労働省のデータでは1970年代は300人だったのに対して2010年代では5万人を超えています。
実際に自分が100歳で賃貸で家賃を支払う生活をイメージしたらどうでしょうか?
寿命が延びることで「老後の生活費」も増えるのは明白です。
だからと言って賃貸だと家賃は払わないといけないですし、100歳で働くことも出来ないとなると支出は抑えておきたいですよね。
これから医療が進み、もしかしたら120歳が当たり前の時代が来るかもしれません。
そう考えると、やはり持ち家の方が安心ではないでしょうか?
賃貸と持ち家!それぞれのメリットは何になる?
私は先のことを考えると計画的にマイホームを購入した方が良いと思います。
しかし、だからといって賃貸にメリットが無いわけではありません。
賃貸生活は老後のことが心配というだけで「老後のことを気にしなくて良いくらいのお金があれば」きっと賃貸生活を選びます。
快適さを重視するなら賃貸がおすすめ!
なんと言っても賃貸の魅力は「簡単に引っ越し」というところでしょう。
お金があることは大前提になりますが、色々な街を転々としながら生活出来ればきっと楽しいと思います。
また物件が古くなれば新しい物件に引っ越せば良いので、常に快適な生活が送れるでしょう。
ただ、現状は高齢者は貯蓄が十分あっても賃貸物件の入居審査に通りにくいところがあります。
高齢化社会が進むなかで変わってくるかも知れませんが、やはり一生賃貸で暮らすというのは現時点ではリスクがありそうです。
持ち家のメリットは心のゆとり!
持ち家を手に入れる一番のメリットは「心にゆとりが生まれる」ことだと思います。
実際にマイホーム購入を検討するお客様からの声では、
- 隣や階下の住人に気を遣わなくて良い
- ペットも好きに飼える
- 高齢になってから住む場所を気にしなくても良い
- 子供が騒いでも悩まなくて良い
- 戸建てだと駐車場も気にしなくて良いし、洗車も出来る
- 住宅ローンが終われば毎月の生活が楽になる
- 模様替えやリフォームも好きに出来る
- 賃貸だと「マイホームが持てないのでは」と思われていそうで、正直周りからの視線が気になる
などがあります。
持ち家と賃貸はどちらが得なのか?
持ち家と賃貸では「家賃を支払う年数」で損得が分かれます。
そのため長生きするほど家賃を支払う年数が長くなるので、これからもっと医療が進めば賃貸の方が支払総額は多くなるでしょう。
仮に1年後に事故で亡くなっても、家を住宅ローンで買っておけば団体信用生命保険で返済はゼロになります。
残された家族としては買ってもらった方が得ですよね。
先のことは分かりませんが、単純にお金の計算で損得を考えれば「持ち家の方が得になる可能性が高い」と思います。
家を買うかどうか「未来予想図」で決まる!
結局、家を買うかどうかは「ライフスタイル」から考えるしかありません。
一人暮らしなのか? 夫婦二人なのか? 子供がたくさんいる大家族なのか?
それで選ぶ選択も変わってきます。
「若いウチに買った方が得かな?」と思っても、さすがに転勤が多い仕事の方がマイホームを持つメリットは少ないでしょう。
大事なことは同居する家族がいるなら「しっかりと話し合う」ことです。
せっかく家を買ったのに「こんなはずではなかった」と後悔することだけは避けたいですからね。
おわりに
私自身は賃貸生活を経て、マイホームを購入しています。
その上で感想を言えば、自分のマイホームを持つことで心にゆとりが持てました。
賃貸の時には飼えなかった猫も2匹いますし、家は買って良かったと思っています。
だからというわけではありませんが、家を買うべきか悩んでいるなら買うことをお勧めします。
ただ、無理な資金計画で購入するようなことはやめてください。
マイホーム購入はアリのような計画性を持って進めていきましょう!
以上「家は買うべきか?賃貸生活を続けるか悩んでいる時に考えておくこと!」でした。
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