「建売は安かろう悪かろう」というのは一昔前はよく言われたことです。
しかし、最近は「建売も良いよね!」という声が増えてきました。
というのも「建売だったからこそ得られたメリット」もありますし、住宅の性能についても「建売だから悪いわけじゃない」と思えるからです。
そして、同じように建売が良いという意見はネットでも目にします。
まずはツイッターから建売肯定派の生の声を集めてみました。
じつは建売住宅を買って良かったという声は多い!
早速始まったお家の打ち合わせ!私は建売を買ったのですがまだ立っていない状態だけど立地が最高に良かったので購入。そうしたら建売なのに外観や内装の床の色とかの間取り以外のところは全部決めさせてもらえた…😭こんなん建売じゃなくてセミオーダーやん…嬉しすぎる😭
— まき@プレ花嫁 (@tkmk49700530) January 11, 2021
最近の家づくりはほんと多様化してきています。
建売住宅でさえも、「平凡な」間取りではなく、スキップフロアがあったり、中庭があったり、スケルトン階段を使ったりと、個性を出してます。
だからこそ、見た目にとらわれず、安心して住めるかどうかの本質を見極めないといけませんね。#マイホーム— takumi (@zunakichi) January 9, 2021
建売住宅のメリット
・土地と建物の代金が一括で住宅ローンで賄える
・細かい間取りを考えることが苦手な人にはもってこいの住宅
・色んな家を回れるので家を買う選択肢が増える#建築 #資格 #試験 #FEgGflrRoS8rSt3 #一級建築士 #注文住宅 #建売住宅 #メリット #勉強— 森本一級建築士 (@morimotoikkyu) January 12, 2021
完全な注文住宅じゃなくても規格住宅で何通りかのパターンの間取りから選ぶ感じのなら少し費用は抑えられるとかもあるよ!!土地も買うとなると場所によってはかなり高くなっちゃうね💦建売でもちゃんとハウスメーカー選べば全然良いと思うよ!!
— Pito@FF14休止中。一条でお家計画中。 (@Pito_103) January 12, 2021
このように、以前は安かろう悪かろうというイメージが強かった建売ですが、最近は、
- 完成前に購入すればパターンを選べたり
- 吹き抜けやスキップフロアになっていたり
- 宅配ボックスやリモートスペースもあったり
と、利便性も高く個性的な家も増えていることから「ネットでも建売住宅に対して肯定的な意見」をよく見かけるようになりました。
今も昔も変わらない!建売住宅の3つのメリット
注文住宅と比べると何かと劣ると言われる建売ですが、じつはそんなことはありません。
とくに不動産を購入する上で重要なポイントになる立地については建売の方に軍配が上がります。
立地は建売の方が良い場所が見つかる!?
これから注文住宅を建てる方だと、少し街を歩けば空地があるし「すぐに土地なんて見つかる」と考えている方も見える知れません。
しかし、実際には「土地探しだけで2.3年費やしている」人はザラにいます。
理由として「ちょうど良い広さと形の土地は見つからない」からです。
でも建売の場合は、
- 立地や住環境の良い場所で大きな土地を買って
- 造成や分筆(大きな土地を戸建てに最適なサイズに分ける)をして
- 一戸建てに最適な土地を造る
ので、立地の良い場所でも建売の新築一戸建てなら見つかる可能性は高いでしょう。
売却時にはさらに立地が重要になる!?
ちなみに、建売は売る時の方が「建売住宅で良かった」と思えるかも知れません。
仮に大手ハウスメーカーの注文住宅でも、立地が悪いと正直厳しい戦いになることが多いです。
しかし、売却する時は家がどうであろうが立地が良ければ売れます。
建売を購入するメリットとして、これは案外大きいと私は思います。
物件を見て買うことが出来る!?
人生で一番大きな買い物と言われるマイホームですから、皆さん後悔はしたくないと思います。
しかし、これから家を建てるのであれば、
- この設計で生活はしやすいのか?
- きちんと建ててくれるだろうか?
不安でいっぱいですが、建売であれば完成物件を見ることが出来ます。
また、更地や建築途中の物件でも「建売の場合は同じように建てられる」ので、別の完成物件を見てもイメージが付きやすいです。
引き渡し・入居までの期間が短縮できる!?
基本的に建売は間取りなどの建築計画が決められてから販売が開始されます。
そのため引き渡しまでが早く、完成物件であれば2ヶ月くらいで入居も可能です。
ちなみに、注文住宅の場合は
- 土地探し
- 建築計画(4~6ヶ月)
- 建築工事(4~6ヶ月)
で、軽く1年は掛かります。
建売の場合は、手間暇が掛からないこともメリットになります。
建売住宅が悪いと思っている人の勘違い!?
「注文住宅は高いけど良い品質で建売は安くて悪い」と言われてきました。
しかし、最近は建築士がユーチューブで建築について解説したり「注文住宅だから必ず優れているわけではない」ということが理解されてきたように思えます。
例えば、以下のことは建売も注文住宅に負けていないのです。
「間取り」は建売よりも注文住宅の方が良い?
注文住宅のメリットの1つに「間取りを自由に決められる」という点があります。
一方で建売は自分で決めることは出来ませんが、一般受けするように「使いやすさを重要視」して設計されます。
自由に間取りを決められる注文住宅でも、導線や使い勝手を優先すれば建売と変わらなくなることも少なくありません。
また、注文住宅でこだわって建てたのに「使い勝手が悪いと後悔される人」は、どちらかというと注文住宅の方が多いように思えます。
「保証内容」は建売よりも注文住宅の方が良い?
住宅展示場に入っている大手ハウスメーカーであれば保証期間30年というのもあります。
しかし、リーズナブルに注文住宅を建てる会社であれば保証期間は10年が一般的です。
ちなみに保証期間10年は建売でも必ず付いています。
というのは、新築一戸建ては「構造耐力上主要な部分および雨水の侵入を防止する部分」に関して法律で10年間の瑕疵担保責任を義務付けることになっているからです。
長期保証期間のあるハウスメーカーは鉄骨系か木造だと住友林業やミサワホームなど名の知れた会社ばかり。
「住宅性能」は建売よりも注文住宅の方が良い?
家の性能については建築コストが高いだけに、注文住宅の方が良いでしょう。
とはいえ、販売価格の高い建売はやっぱり性能もデザインも良いですし「この点は建築コストに比例する」ものです。
建売だから性能が劣るというのはちょっと違いますよね。
建売は悪いと思われているからこそ!?
建売は安いから性能も悪いと思われているからこそ、そうじゃないことを証明するために多くの会社で「住宅性能評価書」や「長期優良住宅」を取得しています。
まず「住宅性能評価」とは、建築知識の乏しい一般の人でも住宅の性能が分かるように「国土交通大臣に登録された第三者評価機関が住宅の性能を公平な立場で評価する制度」です。
住宅性能評価を受けると「構造の安全に関すること」や「火災時の安全に関すること」などの10分野に対して評価がつけられます。
住宅性能評価については、日本で最も家を建てている飯田ホールディングスグループでは主要6社すべてが取得しています。
- 一建設
- 飯田産業
- アーネストワン
- 東栄住宅
- アイディホーム
- タクトホーム
続いて「長期優良住宅」とは、家を長期に渡って良好な状態で使用するための措置が講じられている住宅を指します。
長期優良住宅を取得すると、住宅ローン控除や登録免許税などの各種税金面で優遇を受けることができます。
先の大手パワービルダーでは東栄住宅が長期優良住宅を取得しています。
ちなみに、注文住宅では「住宅性能評価書や長期優良住宅の申請に費用が掛かる」ことを理由に取得しない会社は多くあります。
建売の新築一戸建てをお得に買う方法!?
建売の良さは「お値打ち」なところは言うまでもありません。
しかし、同じ物件を100万円高く買ってしまえば悔しいですよね。
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仲介手数料が無料になるかもしれない!?
通常、新築一戸建てを買おうと思ったら「スーモなどを見て不動産屋に問い合わせる」のが一般的なイメージだと思います。
しかし、そうすると新築一戸建てを紹介した不動産屋には仲介手数料を支払わなければなりません。
自分でネットで物件を見つけたのに紹介の手数料を払う仕組みがピンと来ないかもしれませんが、不動産業界ではそうなのです。
建売の新築一戸建ての仲介手数料が0円になる理由については、こちらの記事でお伝えしています。
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まとめ
以前の建売は「地震が来たら倒壊する」なんて言われていたこともありました。
そういう声を聞くと心配になっていた方も、性能評価制度などで数値化され「耐震等級3あるんだ」と分かれば安心出来ます。
さらに立地の良さや価格の安さは建売の魅力ですし、総合的に考えれば十分満足できるので建売を買って良かったと思えるのでしょう。
「同じデザインの建売はちょっと…」という方も、最近は個性的で高級志向の建売もあります。
建売は見る前からNGという人は一度内覧に行っても面白いかも知れませんよ。
以上「建売住宅を買って良かった!そんな声がネットで増えている理由とは?」でした。
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