「住宅ローンの審査が通りやすい銀行はどこだろう?」
そんな疑問をお持ちの方も少なくないと思います。
実際、住宅ローンの審査も金融機関によって厳しい甘いはありますが、それがどこかと言われると一般的には知られていません。
そこで愛知県で不動産営業をしている私が実際の経験を元に「愛知県で住宅ローンの審査に通りやすい金融機関」をランキング形式でご紹介します。
あくまで私の独断と偏見になりますが、その点はご理解頂いた上で参考にしてください。
住宅ローンの審査が通りやすい金融機関は?
私が勤めてきた不動産会社は提携銀行が無かったので、色々な銀行で住宅ローンを申し込んで来ました。
その結果地方銀行でも審査の通りやすさが違ったわけですが、その中でも私のお勧めが第3位のこちらの銀行です。
第3位は「大垣共立銀行」
参考元:大垣共立銀行
愛知県で住宅ローンを申し込むのに、はじめに私がお勧めするのは「大垣共立銀行」です。
数ある地方銀行の中から私がお勧めする理由は、
- 審査が他行と比較的して甘め
- 団信の特約や金利などの優遇も良い
という印象があるからです。
また、団信の特約も「3代疾病+5つの重度慢性疾患保障付」で上乗せ金利0.2%はお値打ちです。(他行だと+0.3%が多い)
審査の通りやすさを置いといても良い銀行だと思います。
その他の地方銀行でおすすめは?
参考元:中京銀行
大垣共立銀行以外では「中京銀行」がお勧めです。
審査に関しては可もなく不可もなくという印象ですが、団信のがん保障が「上乗せ金利なし」で利用できます。
がんは日本人の2人に1人が罹患するといわれているので、是非とも追加しておきたい保障です。
また、今は第三銀行と合併して「三十三銀行」になりましたが、三重銀行は結構良かったです。
通常の住宅ローンではなく「定期借地権」や「離婚による住宅ローンの名義変更」など、他の銀行では相談にも乗って貰えない案件も対応して貰いました。
ただ三十三銀行になってから住宅ローンの申込みをしたことがないので、いずれ相談に伺いたいと思っています。
第2位は「東海ろうきん」
参考元:東海ろうきん
住宅ローンの審査が気になる理由に「年収が少ないけど大丈夫かな?」ということもある思います。
その点で言うと、東海ろうきんは「年収150万円以上」で審査可能。
また、最長35年が一般的な住宅ローンの契約期間も「最長40年」まで選択出来ます。
返済期間が延びれば「月々の返済額を抑えることが出来る」ので、当然審査基準は下がります。
そして、住宅ローンの審査に通るか心配という方は、次の理由から「他の銀行と併せて東海ろうきんも申込みする」ことをお勧めします。
東海ろうきんの保証会社は銀行とは違う!?
住宅ローンの審査は最終的に「保証会社がOK」を出したら通ります。
そのため違う銀行でも、落ちた保証会社で審査を申し込んでいれば結果は同じです。
しかし、東海ろうきんは「日本労働者信用基金協会」が保証機関となり、こちらは一般の銀行で利用されることはありません。
つまり、銀行の保証会社でNGでも「保証機関の違う東海ろうきんならOKになるかもしれない」ということです。
東海ろうきんは一般の銀行と違う点も多いので、こちらの記事も合わせてご覧下さい。
第1位は「フラット35」
参考元:フラット35
「フラット35は住宅ローンの審査が通りやすい!」
そんな話を聞いたことがある方も多いと思いますが、実際に私たち不動産営業マンも「フラット35が最期の砦」と考えています。
とくに、地方銀行や労働金庫では審査に通りにくい
- 自営業者
- 非正規社員
- 健康に問題のある人(団信に加入できない)
の方はフラット35がお勧めです。
また、フラット35は「住宅金融支援機構」と民間金融機関が提携して融資を行っているため、銀行を初めARUHIなど様々な民間の金融機関が窓口となっています。
まれに窓口となる金融機関の審査でNGということもあるため、フラット35を利用するにしても複数の窓口で申し込みしておくと安心です。
地元密着型の「信用金庫」や「JA」も狙い目か!?
住宅ローンは「信用金庫」や「JA」でも取り扱いがあります。
また、比較的審査が甘いという話も聞きますが一体どうなのでしょうか?
信用金庫は今までに取引があればお勧めできます!
信用金庫は「支店のある地域に在住・勤務している人」しか住宅ローンの利用が出来ません。
他の銀行と比べて利用者が限定されるので、その中で一定の融資額を貸さなければいけないので融資に関しては積極的です。
また、信用金庫は地域密着型なので、住宅ローンを申し込みたい支店に口座があり、利用歴が長いと有利に働きます。
そういった方は信用金庫で住宅ローンの審査を申し込むメリットは十分にあります。
JAの住宅ローンの審査の厳しさはフツウ!?
JAも信用金庫同様に「支店のある地域に在住または勤務している人」が対象となります。
また、保証機関は「農業信用基金協会・協同住宅ローン株式会社・全国保証株式会社」を利用していますが、中でも審査が甘いのは全国保証株式会社です。
ただ、全国保証株式会社は他の銀行でも利用しているため、全国保証の審査に落ちたのならJAで申し込んでも結果は同じになると思います。
住宅ローンの適用金利は地方銀行よりも少し高いですが、貯金連動型住宅ローンなど他の銀行にあまり無いサービスも展開しています。
住宅ローン審査に通りやすい銀行の見つけ方
ここまでの解説でネット銀行や都市銀行はありませんでした。
ネット銀行や都市銀行は「金利が低い」ので検討されている方も多いと思いますが、ネット銀行や都市銀行の審査は通りやすいのでしょうか?
金利の優遇が大きい銀行ほど審査は厳しい!?
結論から言うと、ネット銀行や都市銀行の審査は厳しいです。
金利が低いということは、それだけ返済が出来ない人に貸すリスクを減らさなければいけません。
逆に金利が高いところは、それだけリスクをとって貸すということになります。
ただ、ネット銀行は「事前審査に通っても本審査で落ちることも多々ある」ので、利用する際は注意しなければいけません。
一般的な銀行の事前審査は「本審査に通るかを事前に審査する」のに対して、ネット銀行の事前審査は「取引条件を満たしているか?書類が揃っているか?をチェックするレベル」と言われています。
そのためネット銀行の事前審査に通ったから融資も安心とはならないので、他の銀行も合わせて審査申込みしておきましょう。
住宅ローンは複数の銀行に審査を申し込むべき!
住宅ローンの審査を申し込む際は、複数の金融機関に申し込みましょう。
- 年収400万円以上
- 勤続年数3年以上
- 他の借入れなし
であれば、属性は比較的良いので「地方銀行・都市銀行・ネットバンク」で条件の良いところを選んでも良いと思います。
- 年収400万円前後
- 勤続年数1年以上
- 他の借入れなし
であれば、都市銀行やネットバックもチャレンジしても良いですが「地方銀行・信用金庫などで2,3行」申し込んでおきたいですね。
2,3行申し込んで審査に通れば、銀行側も選んで貰うために「金利や保証料、団信の特約など」のサービスをしてくれる可能性大なので、申込書の記入は手間ですが複数申し込んでおきましょう。
- 年収300万円以下
- 勤続年数1年未満
- 他の借入れあり
どれか1つに該当する場合は「今回のランキング1~3位は全て」抑えておきましょう。
年数や勤続年数、借入れ状況などで、どの金融機関がお勧めか変わってきますが、とりあえず全部申し込んでおけば問題はありません。
おわりに
住宅ローンの審査は各金融機関共に内容は公表されません。
そのため、どこの金融機関の審査が甘いか具体的に証明することは出来ませんが、今までの私の経験からランキング形式にさせて頂きました。
さいごに1位から3位をまとめると、次のようになります。
- フラット35
- 東海ろうきん
- 大垣共立銀行
地方銀行で複数審査に申し込む時は「大垣共立銀行+他行」という感じで出していますが、融資の内容を見ても大垣共立銀行を選ばれるお客様は多いです。
これから愛知県で住宅ローンを申し込む方は参考にして下さい。
以上「住宅ローンの審査に通りやすい銀行!愛知県のランキングTOP3は?」でした。
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