住まい

お風呂のリフォームの注意点!3つの工法について詳しく解説するよ

先日、友人が家のお風呂をリフォームしたのですが「なんかすごく狭くなった感じがする…」と少し不満気味でした。

一日の疲れをとったり、リラックスの場でもあるお風呂。

湯船につかるたびに「なんか違うな」と思っていたら気が休まらないですよね。

お風呂のリフォームは、「在来工法」「ユニットバス工法」また最近では「ハーフユニット工法」という3つの工法が主流ですが、それぞれに特徴があります。

ただ憧れだけでリフォームを行っても、実際に使用してみたら失敗だったという事も少なくありませんから、それぞれの特徴を考えてリフォームすることが後悔を防ぐことに繋がります。

使う人みんなが使いやすく快適に過ごせる空間にするために、今回は「お風呂のリフォームの工法それぞれの特徴や注意点」をみていきましょう!

 

 

お風呂をリフォームする時の工法について詳しく解説!

お風呂リフォームをするにあたっては、ユニットバス工法、在来工法、最近ではハーフユニット工法など、現代の住宅事情に合わせて様々な工法があります。

まずは、それぞれの工法の特徴についてみていきましょう。

 

在来工法

私たちが子供の頃はお風呂がタイル張りが多かったのですが、その作りが「在来工法」になります。

在来工法の特徴は、自由なデザイン、好みの素材をつかってリフォームをする事が出来るため、タイル張り、ガラス張り、総檜造り、大理石、岩風呂風など、世界に一つだけのお風呂を作り上げる事ができます。

ただ、その分材料費や防水工事などの施工費は次のユニットバス工法に比べて高くなります。

ユニットバス工法

最近の家のほとんどは「ユニットバス工法」のお風呂が採用されています。

ユニットバス工法は、断熱性・防水性・メンテナンスの面で優れています。

ただ、変形の間取りでは注意が必要です。

ユニットバスを設置する場合はユニットバスという箱を空間に組み立てる事になるため、今までよりも狭くなってしまう事もあります。(私の友人がお風呂が狭くなったとぼやいていたパターンです)

 

ハーフユニット工法

最近注目されつつあるのが「ハーフユニット工法」です。

壁、床、設備などの低い部分をユニットバスの規格物を使用する事で断熱性や防水性を高め、全体の機能性を向上する事ができる工法です。

高い位置に関しては好きな素材で壁や天井を作る事ができるため、空間も最大限利用する事ができますが、ユニットバスよりも費用は高くなることが多いです。

在来工法とユニットバスの良いところを合わせているとも言えますが、壁のつなぎ目が分かれているので防水性能はやはりユニットバスの方が高いでしょう。

 

 

「現在のお風呂の工法」からリフォームを考える!

お風呂のリフォームは「現在どういった工法を採用しているか?」で費用も内容も大きく変わります。

ここでは「在来工法」と「ユニットバス工法」でみていきましょう。

 

ユニット工法からユニット工法へお風呂をリフォーム

一番問題なくリフォームできるのが「ユニットバス→ユニットバス」です。

まさに交換だけで済む場合がほとんどで、カタログで現在のお風呂の品番をチェックすればほぼ完了します。

品番の中の4桁の数字がユニットバスのサイズを表していますので、例えば「1418」なら奥行き1.4m×幅1.8mということなので、その数値と同じ品番のものならメーカーはどこでも交換可能。

但し、元のサイズとは違ったユニットに交換したい場合は、壁の位置を動かしたり大きなリフォームも必要になる可能性もあります。

その際も隣接する脱衣室と一緒にリフォームすれば問題を解決しやすいですが、元のサイズと同じものにリフォームするのが一番無難です。

 

在来工法から在来工法へお風呂をリフォーム

ユニット式からユニット式へのリフォームほどは簡単にはいきませんが、同じ在来工法から在来工法へのリフォームなら「防水用のコンクリートや躯体はそのまま残して使うこと」で意外とスムーズに工事も可能です。

つまり、浴槽やシャワーなど設備だけ入れ替えて壁や床の仕上げを施します。

在来工法は浴槽もお洒落なものを選べるので、まるで高級ホテルのような見違えるようなリフォームもできることでしょう。

但し、元の浴槽が据え置きではなくコンクリートなどでの備え付けだった場合は大変になります。

リフォーム以前に大規模な撤去工事が必要になってしまうのです。

その場合は、床が平らになる程度まで撤去し、在来工法ではなくユニット工法のお風呂にするのがおすすめです。

それでも在来工法にこだわる場合は、もはやリフォームではなく丸々全部作り直すしかありません。

 

在来工法から(ハーフ)ユニット工法へお風呂をリフォーム

在来工法からユニット工法へリフォームする場合、防水はユニットバスで完結しているので、既存の在来工法部分は、ユニットバスを設置できる程度の撤去や補修で十分です。

湯船が据え置き式の場合はそれらを撤去し、その残った浴室のサイズにあったユニットバスを入れるだけです。

 

またハーフユニットを利用すれば、窓そのままでリフォームも可能になります。

扉についてはカスタマイズ可能ですが、既存の建物との調整が必要になります。

在来工法からユニットバス工法にするなら、スムーズにお風呂のリフォームも可能です。

 

お風呂のリフォームで一番重要なのは「防水」!

お風呂のリフォームで最も注意しなければならないのが「防水」です。

ユニット工法にリフォームするならユニット側で防水が完結しているので問題ありませんが、在来工法にリフォームする場合は防水を新たに施す必要も出てきます。

この防水工事がお風呂のリフォームで最もコストがかかります。

最近のユニットバスはサイズも種類もたくさんありますので、お風呂をリフォームする場合は、相当なこだわりがない限りは、ユニットバス工法をおすすめします。

 

 

生活する「人」からお風呂のリフォームを考える!

工法以外の注意点に関しては、使用する人の年齢を考慮する必要があります。

浴室の事故で多いのは「転倒」や「ヒートショック」です。

対応策としては、床に滑らない素材を使用したり、手すりの設置、脱衣所とお風呂に段差を作らないようにする必要があります。

また、ヒートショック対策として有効なのは断熱性の高いユニットバスへリフォームしたり、浴室暖房機の設置等が有効です。

お風呂をリフォームする際には、これらの注意点をあらかじめ抑えておく事が大切です。

 

おわりに

いかがでしたか?

お風呂のリフォームに関しては、工法によってそれぞれ特徴があります。

  • ユニットバス工法…メンテナンスなども安心!費用も抑えられる
  • 在来工法…お洒落なお風呂が造れる!デザインにこだわるなら在来工法
  • ハーフユニット…在来工法のお風呂からリフォームするならアリ!?

 

現在は「ユニットバス工法」が主流ですが、注意点として「元が在来工法の場合は少し狭くなる」ということがありますね。

しかし「在来工法」では、工期が長くなったり、防水工事など「費用面が高くなる」可能性はあるので、それぞれメリットやデメリットはあるので目的に応じて工法も選ぶ必要がありますね。

また合わせて考えたいのは「なぜリフォームするのか?」という目的を明確にしておくこと。

高齢者のために使い勝手のよいお風呂にするのであれば、手すりや浴室暖房などが無いと後悔することになりますからリフォームする目的についてはしっかりと考えておきましょう。

以上「お風呂のリフォームの注意点!3つの工法について詳しく解説するよ」でした。

 


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