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退去立会いの時間はどれくらい?面倒でも自分で行わないと損かもよ!

転勤や新生活が始まるに向け賃貸業界は繁忙期に突入していき、部屋探しも「我先に」と佳境を迎えます。

そんな中で、じつは陰に隠れて忙しくなるのが管理課です。

それは「退去立会い」も一気に増えるからです。

 

そんな退去立会いですが、現在賃貸物件に入居している方は退去の際に必ず行うことになり、

  • 立会いの時間はどれくらい掛かるの?
  • どうしても行けないんだけど代理人でもいいの?
  • そもそも退去立会いなしだとダメなの?

こんな質問もよく受けます。

会社によっては転勤も1週間前に辞令が出るようなところもあり、部屋探しに引っ越しの手続き、さらに退去立会いと時間の戦いなので計画的に進めたいもの。

というわけで、今回は「退去立会いを上手におこなうためのコツ」について話をしていきます!

 

 

退去立ち合いにかかる時間はどれくらい?

退去立合いの日にちや時間は、基本的に退去をされる方が自由に設定できます。

ただし「荷物を全て出しておく」ことが絶対条件です。

退去立会いに掛かる時間は小一時間程度です。

出来る限りスムーズに終わらせたいなら「簡単な掃除」くらいはした置いた方が良いでしょう。

 

退去立会いにベストな時間帯ってあるの?

退去立会いで気になるのはやはり「退去清算に掛かる費用」でしょう。

出来れば敷金は多く返ってきて欲しいですし、払うのであれば安く済ませたいもの。

であれば、退去立会いは夜をおすすめします。

通常の立合いは日中に行われるものが多いですが、単純に暗い時間だと細かい部分まで目が行きにくいです。

もちろん退去の立合いでは照明を点けて室内を明るくしますが、それでも太陽光に比べれば照明の明るさは微々たるもの。

しかも照明が届かない部分のチェックはかなり難しく、また立会い業者(担当)も「出来れば早く帰りたい」のでササっと済ませてしまいたい(切実)

ですから、時間の都合が自由なのであれば、あえて退去の立合いの時間に夜を選択するのもありだと思います。

 

ちなみに退去立会いの電気って誰負担なの?

暗い時間やタイミングで退去の立合いを行う際は当然「部屋の照明」を使います。

しかし、退去の際には電気やガス・水道も解約しているのが一般的です。

その場合、電気は基本的に「不動産会社の負担」になるので気にする必要はありません。

ですから退去の立合いでの電気は気にせず使いましょう。

 

退去立会いに必要なものは?

退去立会いに必要な物は「なし」でも構わないのですが、スムーズに進めるために

  • 契約書
  • 入居時に撮影した「写真」

があると良いです。

 

仮にこれから退去する部屋の入居時の写真が無くても、次の新居も賃貸なのであれば今度は必ず入居直後に部屋の写真をくまなく撮影しましょう。

特に傷や汚れがある部分は入念に撮影です。

これがあれば、退去の立合いの際に、その部分を問われても「初めからあった不具合」という証拠になります

もちろん入居時に撮影した写真と現状が明らかに劣化しているとわかるものは逆に示さないのもコツです。

立ち会う方も、入居直後の状態までわかっていません。

入居時に撮影した写真は「都合の良いもの」のみを使いましょう(笑)

 

退去立会い前の掃除について

退去立会いの前に掃除をしておくと退去清算の費用が変わるか?

というと、契約時に「クリーニング代」の請求が含まれているかどうかで変わります。

クリーニングは必須とあれば掃除してもしなくても、クリーニング代は請求されるので変わりません。

ですが、やはりあまり部屋が汚いと「全体的に悪く」見えますから、余計な補修費が含まれる可能性も無いとは言い切れません。

 

また私は「部屋も綺麗に使ってもらってたみたいだからちょっとオマケしとくね」と退去清算を少し安くしてもらったこともあるので、掃除しておくと良いことがあるかもしれません。

掃除については、綺麗な部屋だと退去立会いもスムーズに終わるので軽くやっておいて損はないかなと思います。

 

 

退去立会いなしはトラブルの可能性も!?

最近は退去立会いなしを勧める業者もありますが、退去の立合いは必ず賃借人本人が行うことをお勧めします。

実際退去立会いなしでも正当な請求を行う会社も最近は増えているのですが、それでも未だに退去請求で何十万円ということを行う会社もあるのが不動産業界です。

立会いがないので業者が勝手に好き勝手判断してしまい、フタを開けてみれば高額な費用だったという話も残念ながらよく耳にします。

 

また自分が行けないからと代理を立てるのもお勧めできません。

「この傷は補修費に含めますね」と言われても、代理の方だと入居前の傷なのかわかりませんから不具合について反論ができません。

そのため不動産業者の言いなりになってしまいがち。

さらに退去立会いで確認のサインをするので、後でクレームを付けても書類があるの一点張りとなるでしょう。

退去立会いは出来るだけ入居されていた本人が行うべきです。

退去立会いで「絶対に知っておきたい」注意ポイント!

退去の立合いで注意したいポイントは、経年劣化による傷や汚れもそのほとんどが修繕の費用請求の対象にはならないということ。

業者によっては汚れや傷の原因を聞かずに修繕の請求をしてきますが、故意に破損したり汚したりしない限り、経年劣化による傷や汚れの請求は民法の規定でできません。

カレンダーなどを設置する際の画鋲のあとも対象外ですし、家具を置いたことによってできた床のへこみも対象外です。

ですから短期間での退去でない限り、本来修繕の費用請求対象はほとんどありません。

このことを理解しているだけでも「退去の立合いをより有利に進めるポイント」になりますよ。

 

退去立会いでは「明細」を貰いましょう!

また退去の立合後は、修繕内容の「明細・内訳」を必ずもらいましょう。

その明細を請求する際も「拾いと単価を明記、一式は不可。」と付け加えると先方の業者も下手なことはできません。

というのは「この人やたら詳しいな」と思うからです(笑)

実際に修繕を行うリフォーム会社は、対象面積を「拾い」そこに材料や工事の「単価」を積して工事費を算出します。

しかし、金額提示の際に「一式」と書き換えられている場合、よくあるのはそこに不動産会社(管理会社)の利益が上乗せされているケース。

明細で「一式」と書いてあったら利益が上乗せされていると判断してもいいでしょう。

その業者のごまかしを正す意味でも、退去の立合いでは「明細・内訳」を請求し、その際に「拾いと単価を明記、一式は不可」と明言しましょう!

 

 

おわりに

いかがでしたか?

今回は「退去立会いについて」解説してきました。

退去立会いは「はっきり言って面倒くさい」というイメージがあると思います。

ですが、やることは業者さんが部屋をくるっと見て、損傷や汚れのひどい所をチェック。

時間で言えば小一時間で完了ですから出来るだけ自分で退去立会いは行って、ひとつの目安として10万円を超えるような請求であればとりあえず明細を貰って「別のリフォーム業者などに適正価格か相談して」不明点を説明してもらうようにしましょう。

だいたい高い請求をしていれば、すぐに値段下げてきますよ。

以上「退去立会いの時間はどれくらい?面倒でも自分で行わないと損かもよ!」でした。

 



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