住まい

物件見学のポイント!細かくて見落としがちなので要チェックですよ

こんにちは、不動です。

私は賃貸の営業マンなのでお客様を連れて物件見学に行きます。

なかには「これは使い勝手悪いだろうな」という物件もあって、契約がどうしても欲しい時は正直そういった箇所は自分から触れたくありません。

それでも私は後々のクレームが嫌なので説明しますよ。

でも、営業マンによっては「そんなの部屋みたんですから分かって契約したんですよね」と開き直る人もいます。

賃貸物件を見学しても「あれ?これが無いの!」ということも意外と気が付かずに、実際に住んでみてから不便さが分かることが多々あります。

なので今からお話する内容は「細かいポイント」なんですけどね。

というわけで、今回は「物件見学で確認したい見落としがちなチェックポイント」をご紹介していきます。

 

 

「エアコン」でチェックしたいポイント!

まずは「エアコン」で物件見学の際に確認したいポイントを見ていきましょう。

ちなみに以下紹介するのは「すべて実際に入居後にクレームになった」ことがあるので、是非とも参考にしてください。

 

備え付けのエアコンが古過ぎる!?

「エアコンが部屋に付いている」という物件も最近は珍しくありませんが、なかにはかなりの旧型エアコンが設置されているケースもあります。

その場合は「あまり冷えない」「電気代が高い」などのデメリットも考えられます。

入居してから「交換して欲しい」というのは難しいかもしれませんので、物件見学の時に「新しくエアコンを変えてくれるなら決めます」と条件を出してみましょう。

管理会社が相談の上、大家さんが新しいエアコンをつけてくれるかもしれませんよ。

 

エアコンの室外機が置けない!?

部屋の中でエアコンの設置が出来るか確認したけど、入居してみたら「室外機を置くスペースが無かった」というクレームがありました。

大家さんに確認したところ配管を屋上からグルリと回して逆のベランダまで伸ばすのだとか。

確かにそれでもエアコンの使用は可能ですが、費用はそれなりに掛かります。

当然、その際の費用は入居者さんの負担ですからエアコンの設置と合わせて「室外機をどこに置くのか?」も要チェックポイントです!

 


 

あとは基本的なことですが「エアコンも取り付け出来ない部屋」はあるので注意して下さい。

実際に「エアコンはどこでも付けられると思った」とクレームになることもあります。

エアコンを設置するには、以下が必要です。

  • コンセント
  • 室外機を置くスペース
  • 配管を通す穴(スリーブ)

エアコンの取り付けが出来るかどうか心配な場合は、見学に連れて来てくれた営業マンに聞きましょう。

実際にクレームになることもあるのでチェックしてくださいね。

 

 

「給湯器」でチェックしたいポイント!

私も賃貸の営業マンを始めた頃「つい見落としていた」のが給湯器です。

実際に契約を決めた部屋で「キッチンの給湯器が無い」ことがあったのは焦りました。

 

台所と洗面所に給湯設備が無い!?

私も思い込んでいたのですが、今だと蛇口を捻れば「当たり前のようにお湯が出る」と思っていませんか?

じつは賃貸物件だと「キッチンや洗面台からお湯が出ない」ということもあります。

これは、キッチンやお風呂などの給湯器がそれぞれ別となっているからです。

その場合はお風呂に風呂釜が付いているケースが多いので、風呂釜付きのお風呂だったら他の給湯設備がどうなっているのか確認が必要です。

 

「洗濯置き場」でチェックしたいポイント!

次に「洗濯置き場」に関するチェックポイントを見ていきましょう。

寸法などのチェックもそうなんですが、洗濯置き場が以外な場所だったこともあります。

 

「洗濯機置き場」がベランダにある!?

「洗濯置き場は部屋の中にある」と思っているかもしれませんが、物件によってはベランダということもあります。

「洗濯置き場がベランダなの?」というと、営業マンに「洗濯物をすぐに干せて逆に便利」と言われたりします。

それも分からなくもないですが、雨の日は洗濯出来ないし、夜間は音が気になります。

とくに仕事から帰ってくるのが深夜という方は、洗濯機を回そうものなら必ずクレームになりそうですから考えものですね。

ドラム式洗濯機が置けない!?

あとは賃貸の場合「ドラム式洗濯機は設置が出来なかった」という話はよく聞きます。

寸法に問題が無くても、

  • 床面から給水栓までの高さ(洗濯機を置いて蛇口が隠れないか)
  • 防水フロアーの形状・サイズ
  • 壁面からの奥行(ドアを全開出来るか)
  • 搬入経路

などから設置が出来ないケースもあるようです。

賃貸は何にしても標準サイズを採用しますから、家電は普通のタイプを選ぶのが間違いありません。

 

「洗面所」や「お風呂場」でチェックしたいポイント!

個人的には「洗面所」の有無もポイントです。

また、それに応じてお風呂の使い勝手も変わってきますから、とくに女性の方は注意しておくポイントだと思いますよ。

 

洗面台が無い(1Rにありがち)

1Rや1Kであれば「洗面台が無い」物件はよくあるというか、むしろ多いくらいです。

トイレとお風呂が一緒になっているユニットバスであれば、まず洗面台はありません。

実際に無くても困らないかというと、思いのほか不便です。

なにせお風呂に入ってしまうと、歯磨きするにも床の濡れたお風呂で行うかキッチンになります。

個人的には洗面所は欲しいですね。

 

脱衣所に扉が無い!?

「脱衣所に扉が無いのでリビングから丸見え」という物件も何件も見かけたことがあります。

あまり見学の時は気にならないのですが、住んでみてから「そういえば扉が無い」と気が付くことが多いです。

これは私も入居者さんに言われて「あ!そういえば」と思った本当に見逃しやすいケースです。

ただ今はパイプなどで簡易カーテンも作れるので「なんとかなる」んですけどね。

 

お風呂に鏡が無い!?

男性だとお風呂場でシェービングをする人もいますが、そういった時に鏡がないと不便ですよね。

私はあまり気にならないのですが、何度か「お風呂場に鏡が無いとクレームが入った」ことがあるので意外と気にされる方は多いのだと思います。

でも、お風呂場に鏡がない物件は結構ありますからね。

鏡が必要な方はチェックを忘れずに!

 

 

その他のチェックポイント!

あとは今までの経験から「この点も注意して!」という所を上げていきます。

とにかく「当然あるもの」だと思っていると、大きなものでも気が付かないことが多々あります。

物件見学の時は、ゆっくりと色々なところを見るのが大切ですよ。

 

階段に手すりが無い!?

4階建てくらいのRC造の物件だとエレベーターが無くて外階段だったりします。

また、玄関から階段になっているメゾネット物件でも「階段に手すりが無い」ということがあります。

若くて元気な方であれば手すりが無くても構わないかもしれませんが、若くても妊婦さんであれば階段の上り下りも気を付けたいところです。

とくに勾配の急な階段なんかであれば手すりは必須ですね。

 

ベランダが無くて布団が干せない!?

1Rであればベランダが無い物件も多くあります。

その場合「布団が干せない」というのは、なかなかのデメリットです。

「すのこベッドで部屋の中で干す」という手もありますが、出来れば直射日光を存分に当てたい。

そんな方にはベランダは欲しいですね。

 

終わりに

いかがでしたか?

今回は「物件見学で気が付きにくいけど確認しておきたいポイントを10個」紹介しました。

部屋を借りる時に「何を見ていいか分からないから」とサラッと見て決めたり「何回も賃貸で部屋借りてるから大体分かる」と、見ないで決める人に限って後からクレームになること多いです。

物件見学では「自分が生活しているイメージ」を十分に沸かすことが重要です。

1つ1つ歩きながら流れを再現させるくらいで、ようやく「あ、そういえばコレがない!」と気が付きます。

入居してから後悔しないためにも物件見学は慎重に。

以上「物件見学のポイント!細かくて見落としがちなので要チェックですよ」でした。

 



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